AT&T[T]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

この記事では、世界最大級の通信会社の１つであり、米国内でもライバルの[VZ]ベライゾン・コミュニケーションズと激しい争いをしつつも、高収益をキープし続ける高配当株式[T]AT&Tのひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。ライバルの[VZ]ベライゾン・コミュニケーションズの方は、別の記事を作成していますので、両方とも興味があるという方は下記の記事をご覧いただければと思います。

ベライゾン・コミュニケーションズ[VZ]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

2021.03.06

1 [T]AT&T 事業内容の紹介
- 1.1 [T]AT&T 国別の売上高の構成
2 [T]AT&T ひとくちコメントとQ&A
- 2.1 [T]AT&T たっちゃん独自レーティング
3 [T]AT&T 過去５年間の株価推移
4 [T]AT&T 過去の受取配当金のまとめ
5 [T]AT&T １株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

[T]AT&T 事業内容の紹介

上記の画像は[T]AT&Tのトップページから引用

AT&T[T]は、配当金生活のブログの方で度々述べているように米国2大通信株の一角です。その事業は米国内が中心とはなっているのですが、３億を超える人口に支えられる形で、業績・時価総額の方でも世界トップクラスの総合通信系の企業となっています。

[T]AT&Tを創業した人は超有名人って本当ですか？

創業というと少し語弊があるかもしれませんが、[T]AT&Tはもとを辿るとグラハム・ベルさんが設立した『ベル電話会社』に由来しています。

グラハム・ベルって言われても知らないんですけれど・・

有名と言えば有名な人だとは思うのですが、やや雑学的な知識ですからね。実はグラハム・ベルさんは実用的な電話を発明した人です。電話の発明は今から１４０年ほど前とされておりまして、そこから脈々と続く会社だと思うと、ロマンがありますよね。

メディア大手のタイム・ワーナーを超高額でしたのですね。

そうですね。[T]AT&Tは、2016年10月にメディア大手のタイム・ワーナーを854億ドル(約10兆円)で買収すると発表しました。この買収については紆余曲折ありましたが、2018年6月に米国連邦地裁が承認を出していますね。超巨額の買収ではありますが、今後の同社の収益に貢献してほしいところです。

[T]AT&T 国別の売上高の構成

[T]AT&T ひとくちコメントとQ&A

AT&T[T]は、ライバルの[VZ]ベライゾン・コミュニケーションズと同じく、最近は新規事業への投資に積極的です。現状、モバイル通信などの高収益の事業を抱えてはいますが、今は当たり前となっているスマホもいずれは技術革新により何かに置き換わるかもしれませんので、その時に備えて色々な事業に手を出しておくのは悪くはない事でしょうね。

[T]AT&Tは連続増配企業なのですね

20年以上の連続増配も珍しくない米国企業ですが、[T]AT&Tは現在36年連続で増配を続けている会社となります。米国株の中には60年以上も連続で増配している会社もあるので、それに比べるとややイマイチに感じられてしまうかもしれませんが、[T]AT&Tの36年でも50位以内には入るので、連続増配の多い米国株の中でもかなり頑張っている方と言えると思います。

と思っていたら、ついに増配記録が切れてしまいそうなんですね。

そうですね。2020年12月に、[T]AT&Tは次回2021年2月に支払い予定の四半期配当が0.52$であることを発表しています。2月の四半期配当の支払いは前年に比べて0.01$の増配が恒例となっていたところ、今回は増配の発表がなされませんでした。年単位で見ると増配の可能性は残されているものの、ここで増配記録が切れてしまう可能性が高そうですね。

[T]AT&T たっちゃん独自レーティング

★★☆☆☆(2021年3月11日現在)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

★★★★★：含み損益上位２０％まで
★★★★☆：含み損益上位４０％まで
★★★☆☆：含み損益上位６０％まで
★★☆☆☆：含み損益上位８０％まで
★☆☆☆☆：含み損益下位２０％

となるように計算したものです。たっちゃんの[T]AT&Tの購入単価は33.34$となっています。最初は個人口座で保有していたのですが、途中で『値動きのリスクの大きい株式は出来るだけ法人口座で保有する』という方針に転換し、大規模な売買を行いました。そのため、購入単価がその時のものに変更となっています。現在のレーティングは★★☆☆☆です。

[T]AT&T 過去５年間の株価推移

上記の株価チャートはヤフーファイナンスから引用

好景気の時でも不景気の時でも、株価指数の値動きなど我関せずという値動きが特徴の[T]AT&T。いつのまにやら、ダウ平均の構成銘柄からは外れてしまいましたので、余計に独自の値動きをするようになるのかもしれませんね。ポートフォリオに加わって以降、一進一退の株価推移が続く同社ですが、過去10年間を振り返ると結局は25$~40$での推移が多いですね。

[T]AT&T 過去の受取配当金のまとめ

	保有株数	1株配当($)	今回の税引後配当金($)	今回の税引後配当金(円)	税引後の累計配当金(円)
2022年2月	439	0.52	174.15	19,977	269,337
2021年11月	439	0.52	174.17	19,856	249,360
2021年8月	439	0.52	174.20	19,046	229,504
2021年5月	439	0.52	174.40	19,068	210,458
2021年2月	439	0.52	174.40	18,084	191,390
2020年11月	439	0.52	174.24	18,040	173,306
2020年8月	439	0.52	174.30	18,490	155,266
2020年5月	439(+134)	0.52	174.20	18,807	136,776
2020年2月	305	0.52	122.70	13,480	117,969
2019年11月	305	0.51	120.48	13,136	104,489
2019年8月	305	0.51	119.91	12,639	91,353
2019年5月	305	0.51	120.10	13,157	78,714
2019年2月	305	0.51	120.44	13,273	65,557
2018年11月	305	0.50	117.97	13,428	52,284
2018年8月	305	0.50	117.93	13,124	38,856
2018年5月	305	0.50	118.06	13,164	25,732
2018年2月	305	0.50	118.04	12,568	12,568

[T]AT&T １株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

PER	10.70倍
PBR	1.19倍
ROE	12.5％
ベータ値	0.75
予想配当利回り	7.70%
最終データ更新日	2021年9月24日

	EPS($)	配当金($)	期末配当利回り(％)
2020年12月期	3.18	2.08	7.36
2019年12月期	3.57	2.05	5.25
2018年12月期	2.85	2.01	7.16
2017年12月期	4.77	1.97	5.13
2016年12月期	2.10	1.93	4.54
2015年12月期	2.37	1.89	5.44
2014年12月期	1.24	1.85	5.51
2013年12月期	3.42	1.81	5.15
2012年12月期	1.25	1.77	5.25
2011年12月期	0.66	1.73	5.72

名称	各ネット証券のおすすめポイント
最終更新日	2021年1月27日
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