この記事は、九州内で鉄道事業などを営んでおり、九州エリアを代表する企業の1つとして超有名である[9142]九州旅客鉄道(JR九州)の過去の受取配当金・事業報告書のまとめ記事です。2018年3月期以降の受取配当の報告、ならびに、過去の事業報告書で気になったネタを時系列でご紹介したいと思います。
なお、[9142]九州旅客鉄道の銘柄紹介は記事の長さの関係で別ページとしています。興味のある方は、合わせてご覧いただければと思います。株主優待制度についても下記ページにてご紹介しています。
目次
[9142]九州旅客鉄道 過去の受け取り配当金 まとめ
保有株数 | 1株配当(円) | 今回の税引後配当金(円) | 税引後の累計配当金(円) | |
---|---|---|---|---|
2018年3月期 期末 | 200 | 44 | 7,234 | 13,840 |
2018年3月期 中間 | 200 | 39 | 6,606 | 6,606 |
[9142]九州旅客鉄道 配当金受領報告と事業報告書
九州内で経営する鉄道事業をメインとしている[9142]九州旅客鉄道。本州の鉄道3社とは違い、2016年に上場したばかりなので、上場企業としては新人企業ということになりますね。
すでに決算発表があった2017年3月期、そして今2018年3月期、そして来期の2019年3月期とびっくりするくらいヨコヨコ〜微増の推移が予想される同社。景気の良い今にあっては、ヨコヨコくらいでは魅力に欠けるかもしれませんが、自分としてはこれくらいの業績推移の会社の方が落ち着きますね。
[9142]九州旅客鉄道 2018年3月期中間 期末配当金
- 保有株数:200株(2名義 100+100株)
- 1株配当:44円
- 税引後受取配当金:7,234円
[9142]九州旅客鉄道 2018年3月期中間 中間配当金と中間報告書
- 保有株数:200株(2名義 100+100株)
- 1株配当:39円
- 税引後受取配当金:6,606円
九州旅客鉄道[9142]というくらいだから、その事業のメインは鉄道事業であることは明らかですよね。ただ、その割合は全体の46%程度にとどまっています。東海道新幹線の売り上げの多い[9022]東海旅客鉄道で80%近く、[9021]西日本旅客鉄道でも60%台が鉄道事業での売り上げであることを思うと、鉄道以外の売り上げが相対的に多いと言えますね。
2018年3月にはびっくりするほどの大減便を伴うダイヤ改正で、全国の鉄道ファンを驚かせた同社。鉄道事業の利益率を高めるためだとは思うのですが、現状でも運輸サービスの営業利益率は20%程度なんですよね。営業利益率40%台の[9022]東海旅客鉄道には負けますが、10%台の[9021]西日本旅客鉄道は上回っています。個人的には十分な利益だとは思うのですが、上場していると色々な声があるでしょうし、減便もやむなしだったのでしょうか。
[9142]九州旅客鉄道 銘柄解説ページ
[9142]九州旅客鉄道 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 11.27倍 |
PBR | 1.42倍 |
ROE | 13.6% |
予想配当利回り | 2.48% |
最終データ更新日 | 2018年7月4日 |
EPS(円) | 配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
---|---|---|---|
2017年3月期 | 279.7 | 38.5 | 1.12 |
2018年3月期 | 281.3→300.6→315.1 | 78→83 | 2.51 |
2019年3月期(予想) | 296.9 | 83 |