この記事は、イベント企画などの分野で大手であり、連続増配中の高配当株式でもある[4767]テー・オー・ダブリューの過去の受取配当金・事業報告書のまとめ記事です。2018年6月期以降の受取配当の報告、ならびに、過去の事業報告書で気になったネタを時系列でご紹介したいと思います。
なお、[4767]テー・オー・ダブリューの銘柄紹介は記事の長さの関係で別ページとしています。興味のある方は、合わせてご覧いただければと思います。
目次
[4767]テー・オー・ダブリュー 過去の受け取り配当金 まとめ
保有株数 | 1株配当(円) | 今回の税引後配当金(円) | 税引後の累計配当金(円) | |
---|---|---|---|---|
2019年6月期 期末 | 200 | 16 | 2,710 | 9,486 |
2019年6月期 中間 | 200 | 13 | 2,202 | 6,776 |
2018年6月期 期末 | 200 | 14 | 2,372 | 4,574 |
2018年6月期 中間 | 200 | 13 | 2,202 | 2,202 |
[4767]テー・オー・ダブリュー 配当金受領報告と事業報告書
小型株ながら連続増配中の高配当株式である[4767]テー・オー・ダブリュー。広告関係の企業である同社は、景気の変動を受けやすそうに思えるので、本来であれば私の投資の対象とはなりにくい銘柄なのですが、同社の以下の配当方針が良いと思い、ポートフォリオに加わっています。よくよく考えると、下記の条件の場合よほど業績が良くなるか、株価が下がらないと配当利回り4%台以上にはなりにくいんですけどね。
- 配当性向40%
- 株価配当利回り4.5%
上記の(1)と(2)で計算したうち、高い方の金額が最低配当金となります。ただし、内部留保の確保という基本方針に基づき、連結配当性向換算50%を上限とし配当額を決定いたします。
[4767]テー・オー・ダブリュー 2019年6月期中間 期末配当金

[4767]テー・オー・ダブリュー 2019年6月期 期末配当金
- 保有株数:200株
- 1株配当:16円
- 税引後受取配当金:2,710円
[4767]テー・オー・ダブリュー 2019年6月期中間 中間配当金と事業報告書

[4767]テー・オー・ダブリュー 2019年6月期 中間配当金
- 保有株数:200株
- 1株配当:13円
- 税引後受取配当金:2,202円
[4767]テー・オー・ダブリュー オリンピック関係は大チャンスと思いきや?

オリンピックやラグビーW杯関連はチャンスと思いきや?
半年前に執筆した下記「2020年は広告業界に大チャンス?」の段落においては、こういうイベントは同社にとっては稼ぎどきとなるんでしょうね。と書いたのですが、今回の中間報告書を見ると、2019年ラグビーW杯や2020年オリンピック関連の案件は受注しているものの、文化・スポーツセグメントの売上高は前年度比で16.8%の減少となっています。
ここ数年で一番広告企画の需要がありそうな2020東京オリンピック。それに向けた企画を動かすとしては、まだ早いという考え方もあるかもしれませんので、今後2019年6月期下半期〜2020年6月期あたりが稼ぎどころになるのかもしれませんね。下半期の文化・スポーツセグメントの挽回に期待しましょう。
[4767]テー・オー・ダブリュー 2018年6月期期末 期末配当金と事業報告書

[4767]テー・オー・ダブリュー 2018年6月期 期末配当金
- 保有株数:200株
- 1株配当:14円
- 税引後受取配当金:2,372円
[4767]テー・オー・ダブリュー 2020年は広告業界に大チャンス?

やはり、2020東京オリンピックは稼ぎどきなのでしょうか?
さて、今回の[4767]テー・オー・ダブリューの事業報告書からは、同社の成長戦略についてご紹介することにしたいと思います。
この成長戦略を見てみると、2番目に「2020年案件の積極的な取り込み」と書かれていますね。報告書に東京オリンピックという言葉は使いにくいのか「大型イベント」と書かれているのですが、このイベントの1つが東京オリンピックであることは間違いないと思います。やはり、このレベルのイベントとなれば、同社のような会社にとっては絶好の稼ぎ時となるんでしょうね。
[4767]テー・オー・ダブリュー 2018年6月期中間 中間配当金と事業報告書

[4767]テー・オー・ダブリュー 2018年6月期 中間配当金
- 保有株数:200株
- 1株配当:13円
- 税引後受取配当金:2,202円
[4767]テー・オー・ダブリュー メイン事業の販促関連が好調です

今期はメインの販促部門の売り上げが好調です。
さて、[4767]テー・オー・ダブリューの今中間期時点の事業セグメントごとの売上高を見てみると、販促部門が前年度比+22.4%と大きく伸びていますね。事業報告書には「大手携帯メーカーのイベント」や「公営レジャーのプロモーション」などの大型企画のおかげだったそうです。
事業報告書には明記されてはいないのですが、「大手携帯メーカーのイベント」はソニーのXperiaのイベント、「公営レジャーのプロモーション」はJRAのプロモーションではないかと予想されます。ソニーやJRAであれば、1イベントあたりの受注額も大きくなりそうですよね。
[4767]テー・オー・ダブリュー 銘柄解説ページ
[4767]テー・オー・ダブリュー 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 12.60倍 |
PBR | 1.82倍 |
ROE | 14.9% |
予想配当利回り | 3.96% |
最終データ更新日 | 2019年10月19日 |
EPS(円) | 配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
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2020年6月期(予想) | 60.1 | 30 | - |
2019年6月期 | 53.4→59.9 | 27→29 | 3.76 |
2018年6月期 | 53.4→49.0→53.8 | 27 | 3.32 |
2017年6月期 | 53.7 | 26 | 3.14 |
2016年6月期 | 48.4 | 22 | 3.64 |
2015年6月期 | 36.9 | 16.5 | 2.76 |
2014年6月期 | 28.9 | 14 | 4.05 |
2013年6月期 | 18.8 | 14 | 4.65 |