今回の記事では、大手証券会社の一角である[8601]大和証券をメインスポンサーとしており、有料老人ホームなどのヘルスケア施設に投資する銘柄である[3308]日本ヘルスケア投資法人をご紹介することにしたいと思います。
ちなみに、この[3308]日本ヘルスケア投資法人は合併により、2020年3月30日で上場廃止となる見込みです。そのため、同法人のご紹介はおそらくはこれで最後です。国内で時価総額の一番小さいリートとして、個人的には通な銘柄としてお気に入りだったのですが、それが無くなってしまうのは残念ですね。
目次
[3308]日本ヘルスケア投資法人 2018年4月期以降の受取配当金
保有口数 | 1口分配(円) | 今回の税引後分配金(円) | 税引後の累計分配金(円) | |
---|---|---|---|---|
2019年10月期 | 4(-2) | 4,279 | 15,034 | 103,182 |
2019年4月期 | 6 | 4,307 | 22,684 | 88,148 |
2018年10月期 | 6 | 4,130 | 21,785 | 65,464 |
2018年4月期 | 6 | 4,163 | 21,943 | 43,679 |
2017年10月期 | 6 | 4,124 | 21,736 | 21,736 |
[3308]日本ヘルスケア投資法人 2019年10月期受取分配金
- 保有株数:4口(-2口)
- 1株配当:4,279円
- 税引後受取配当金:15,034円
[3308]日本ヘルスケア投資法人 2020年3月30日に上場廃止予定です
さて、今回の[3308]日本ヘルスケア投資法人の資産運用報告書からのネタとしては、同法人の2020年3月30日における上場廃止予定についてご紹介することにしたいと思います。
大和証券系の「大和リアル・エステート・アセット・マネジメント」を資産運用会社として運用してきた[3308]日本ヘルスケア投資法人。実は、大和証券系のリートは他にもありまして、そのうちの1つが[8986]日本賃貸住宅投資法人だったのです。
住宅と有料老人ホームという似ているような、似ていないような物件ではありますが、最近時々見られる規模拡大のためなのか、同じ「大和証券系」ということもあり、上記の2リートは2020年4月1日を効力発生日として合併し、大和証券リビング投資法人として再出発することになりました。
ちなみに、[3308]日本ヘルスケア投資法人の投資口はそのまま継続して保有しても良いかな?と思ったのですが、合併比率が1:2.05というのを見て、私の投資口に端数が生じてしまうことから合併前に一旦全部売却し、合併後に利回り面で魅力的であれば再度購入するという方針をとっています。
[3308]日本ヘルスケア投資法人 1口あたり分配金・利回りの推移
分配金(円) | 期末分配利回り(%) | |
---|---|---|
2020年3月期(最終期) | 3,525(5ヶ月分) | 3.85(2/16現在) |
2019年10月期 | 4,230→4,279 | 3.99 |
2019年4月期 | 4,230→4,307 | 5.00 |
2018年10月期 | 4,100→4,130 | 4.82 |
2018年4月期 | 4,100→4,163 | 4.76 |
2017年10月期 | 4,124 | 5.09 |
2017年4月期 | 4,143 | 5.04 |
2016年10月期 | 4,106 | 4.62 |
2016年4月期 | 4,295 | 4.54 |
2015年10月期 | 4,067 | 4.05 |
2015年4月期 | 3,471 | 2.55 |