いちごグリーンインフラ投資法人[9282]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

この記事では、国内では2016年からその制度がスタートしている『インフラファンド』の銘柄の１つである[9282]いちごグリーンインフラ投資法人のひとくちコメント並びに投資口価格推移、事業内容、業績推移、分配金の推移をご紹介することにしたいと思います。

[9282]いちごグリーンインフラ投資法人 特徴

上記の画像は[9282]いちごグリーンインフラ投資法人のトップページから引用

会社名をはじめて聞くと『？』という記号が頭の中を駆け巡ってしまいそうな[2337]いちご株式会社。同社が中心スポンサーとなって2016年12月に上場したのが[9282]いちごグリーンインフラ投資法人です。この記事を執筆している段階では、上場してからまだ4年が経過していない銘柄なのですが、そもそも制度として新しい『インフラファンド市場』においては、2番目に上場した銘柄ということになりますね。

普通のリートの投資にあたっては、やたらとスポンサーを気にしているたっちゃんさんですが、[2337]いちご株式会社というのはどうなのでしょう？

いちご株式会社[2337]は、会社名だけを聞くと謎の会社に思えてならない、という方もいらっしゃると思うのですが、同社はリートなどの運用でおなじみの投資ファンド系の会社でありまして、その名前自体はこの10年ほどよく見かける会社ですね。大手不動産系に比べると、スポンサー力に欠けると私は考えておりまして、そのため、利回り面で魅力が高くても、通常のリートの方では同社系列のものには投資していないのですが、インフラファンドはまだ選択肢が少ないので同社にも投資を行っています。ただ、投資金額は60万円程度と少なめです。

[9282]いちごグリーンインフラ投資法人 地域別の分散状況

[9282]いちごグリーンインフラ投資法人 上位の投資物件

1. いちご名護二見ECO発電所
2. いちご高松国分寺新居ECO発電所
3. いちご山口佐山ECO発電所
4. いちご中標津緑ヶ丘ECO発電所
5. いちご山口秋穂西ECO発電所

[9282]いちごグリーンインフラ投資法人 いちご名護二見ECO発電所はここにあります

いちごグリーンインフラ投資法人[9282]の投資額1位となっている発電所は沖縄県名護市にあるいちご名護二見ECO発電所ですね。この1物件だけで現状のPFの3割程度を占めています。なお、この発電所の近くに『二見そば』という沖縄そばの名店があるのですが、このお店、今年の家族の沖縄旅行の時に訪れているものでした。どうでも良い情報ですけどね。

[9282]いちごグリーンインフラ投資法人 ひとくちコメントとQ&A

いちごグリーンインフラ投資法人[9282]の特徴の1つは『利益超過分配金』を積極的に実施してくれる事です。この分配金は、会計上の利益とキャッシュフローの差額が生じることにより行う事ができるものなのですが、保守的な私としては『そこまでキャッシュを出してしまって良いものなの？』とちょっと疑念的に思っています。

[9282]いちごグリーンインフラ投資法人の高い利回りはその利益超過分配金のおかげなんですよね。

そうですね。この記事を執筆している時点で[9282]いちごグリーンインフラ投資法人の予想分配利回りは約7%となっているのですが、実は今季の予想分配のうち6割程度が利益超過分配金となっておりまして、その分がないと仮定すれば、分配利回り3%程度でしかない銘柄となります。そう思うと、私個人としてはあまり好まない『利益超過分配金』もやむなしと言えるのかもしれませんね。

[9282]いちごグリーンインフラ投資法人 たっちゃん独自レーティング

★★★★☆(2021年9月24日時点)

[9282]いちごグリーンインフラ投資法人 過去1年間&10年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

ここで[9282]いちごグリーンインフラ投資法人の過去1年間(上)と過去10年間(下)の株価チャートをみておきたいと思います。2016年12月に上場してまだ日の浅い同社。あれ？まだ10年チャートっていらないんじゃないの？というツッコミもあろうかと思いますが、テンプレートとして将来のためにすでに配置しています。

[9282]いちごグリーンインフラ投資法人 １口あたり分配金の推移

いちごグリーンインフラ投資法人[9282] 分配金受領日記と資産運用報告書のまとめ

2018.09.23

[9282]いちごグリーンインフラ投資法人 過去の受取分配金

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最終更新日	2021年1月27日
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