この記事は、学習参考書や図鑑、学習塾などの子供の教育系のサービスの会社としておなじみの[9470]学研ホールディングスの過去の受取配当金・事業報告書のまとめ記事です。2017年9月期以降の受取配当の報告、ならびに、過去の事業報告書で気になったネタを時系列でご紹介したいと思います。
なお、[9470]学研ホールディングスの銘柄紹介は記事の長さの関係で別ページとしています。興味のある方は、合わせてご覧いただければと思います。
目次
[9470]学研ホールディングス 過去の受け取り配当金 まとめ
保有株数 | 1株配当(円) | 今回の税引後配当金(円) | 税引後の累計配当金(円) | |
---|---|---|---|---|
2018年9月期 中間 | 100 | 35 | 2,964 | 8,046 |
2017年9月期 期末 | 100 | 60 | 5,082 | 5,082 |
[9470]学研ホールディングス 配当金受領報告と事業報告書
子供向けの教育関係のコンテンツをメインの事業としているため、[9470]学研ホールディングスと言えば「子供向けサービスの会社」であると考えている方が多いのではないでしょうか。
実際のところ、こういった事業や学校用品の販売なども含めた広い意味での「子供向けサービス」は、売上高の75%程度を構成していますので、そういった認識は間違いではないのですが、最近は医療福祉サービスの分野が一気に伸びて来ています。前期、2017年9月期の数字をみると、医療福祉サービス事業は売上高が13%増、セグメント利益が2.6倍になっているんですよね。
[9470]学研ホールディングス 2018年9月期中間 中間配当金など
- 保有株数:100株
- 1株配当:35円
- 税引後受取配当金:2,964円
[9470]学研ホールディングス 中学道徳の検定教科書
今回の[9470]学研ホールディングスの事業報告書からは、最近その「教科化」が話題となっている道徳の教科書をご紹介することにしたいと思います。
上記の記事によると、2018年の小学校の道徳の教科化に続き、2019年には中学でも道徳が教科となるようですね。この教科化は賛否が分かれるところなので、私の意見は書かないことにしたいと思いますが、それはそれとして、[9470]学研ホールディングスもその新しくなった中学の道徳の教科書を作成しています。表紙の絵が今風という感じですね。多くの中学校で採用されるように願いたいところです。
[9470]学研ホールディングス 2017年9月期期末 期末配当金など
- 保有株数:100株
- 1株配当:60円
- 税引後受取配当金:5,082円
[9470]学研ホールディングス 最近力を入れている社会福祉事業
国内では、これからは超少子高齢化社会というのは避けられなさそうな状況となっていますね。そういう社会に対応してか、前述のように最近の[9470]学研ホールディングスは社会福祉関連事業に力を入れています。
そのうちの1つは上記の画像でご紹介している「学研 大人の教室」や、「在宅高齢者向けの配食サービス」です。こういった事業に力を入れるのは、同業の[9783]ベネッセホールディングスでもみられることですよね。将来的には競争が激しくなりそうな分野ですが、[9470]学研HDのこの分野の事業は好調のようですし、しばらくは成長するビジネスだと思いますので、将来に期待しつつその成長を見守りたいと思います。
[9470]学研ホールディングス 銘柄解説ページ
[9470]学研ホールディングス 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 19.25倍 |
PBR | 1.15倍 |
ROE | 9.8% |
予想配当利回り | 1.48% |
最終データ更新日 | 2018年7月4日 |
EPS(円) | 配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
---|---|---|---|
2012年9月期 | 176.0 | 50 | 2.45 |
2013年9月期 | 202.0 | 50 | 1.65 |
2014年9月期 | 4.0 | 50 | 1.81 |
2015年9月期 | 29.0 | 50 | 2.16 |
2016年9月期 | 149.0 | 60 記 | 1.94 |
2017年9月期 | 193.5→365.5 | 60 | 1.86 |
2018年9月期(予想) | 245.4 | 70 | - |