iシェアーズ先進国(除く米国)不動産ETF[IFGL]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

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この記事では、アメリカを除く世界の不動産関連会社の株式とリートなどで構成される指数と連動するように組成されている米国上場のETFで、世界トップのETF運用会社であるブラックロック社のiシェアーズシリーズの株式ETFの1つ、[IFGL]iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETFの特徴とひとくちコメント並びに投資口価格推移、分配金の推移をご紹介することにしたいと思います。




[IFGL]iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETF 特徴

iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETF[IFGL]は、アメリカを除く世界の先進国の不動産企業の株式、リートで構成される指数である『FTSE EPRA/NAREIT 先進国(除く米国)不動産インデックス』に連動するように組成されているETFです。米国の不動産だけに投資するiシェアーズのETFでは、下記の記事でご紹介している[IYR]iシェアーズ米国不動産ETFがありますので、この2商品に投資することで世界の不動産に満遍なく投資することができる、という訳ですね。

iシェアーズ米国不動産ETF[IYR]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

2018.07.17

[IFGL]iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETF 主要データ(2018年7月)

  1. 投資対象:米国以外の世界の不動産系株式とリート
  2. 保有銘柄数:202
  3. 信託報酬:0.48%
  4. ベータ値:0.91
  5. 分配利回り:5.4%

[IFGL]iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETF 国別投資割合(2018年7月)

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読者代表
海外リート・不動産に投資したいと思っているのに、この銘柄を買うともれなく日本の企業がついてくるのですね。
たっちゃん
もともと、この商品は『米国を除く先進国の不動産市場』を対象としている訳なので、日本へ投資しているというのは致し方ないことだと思います。基本的にはアメリカにお住まいの方向けの商品ですからね。確かに、ある程度資産のある方であれば日本の分は個別株・個別のリートで購入すれば信託報酬はかからない訳なので、多少無駄な出費に思えてならないですよね。こういう点が納得がいかない、という方であれば国内で販売している海外リート系のインデックスファンドと、個別の国内リートを買うという選択肢がベターでしょうね。

[IFGL]iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETF 上位の保有銘柄(2018年7月)

  1. [URW]WFD UNIBAIL RODAMCO STAPLED UNITS(イギリス)
  2. [VNA]VONOVIA SE(ドイツ)
  3. [8801]三井不動産
  4. [01113]長江実業集団(香港)
  5. [00016]新鴻基不動産(香港)
読者代表
あれれ?リートに投資したいと思っているのに上位に普通の日本の不動産企業が入っていますよね。
たっちゃん
そうですね。2018年7月現在の組み入れ上位銘柄を見ると[8801]三井不動産が3位に、7位には[8802]三菱地所、10位に[8830]住友不動産が入っています。国内3大不動産株は米国以外の世界と比較するとかなり上位の不動産企業になるので、いずれも10位以内にランクインしているというのは自然なことかもしれませんね。
読者代表
でも、よくよく考えるとそれってリートじゃないですよね。
たっちゃん
私の配当金生活のポートフォリオでは[IFGL]iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETFはリート扱いということにしているのですが、実際は定義にも『不動産関係企業とリート』に投資することになっておりまして、リートだけに投資するとは全く書かれていません。実際のところ、リートへの投資は5割台に留まっていますね。これが気に入らないという方は、前述のように海外リートと国内リートの現物の組み合わせという方が良いでしょうね。

[IFGL]iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETF ひとくちコメントとQ&A

世界有数のETF運用会社であるブラックロック社のiシェアーズシリーズは、全体的に分配推移が安定している銘柄が多いのですが、iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETF[IFGL]はなぜか数年に1回ドカンと分配される傾向にありまして、結果的に分配利回りが年によってまちまちになっているという特徴があります。検索してもその理由は見つけられません。いずれ、どこかで発見したらこの場所に追記するようにしたいと思います。

読者代表
[IFGL]iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETFには実際はどの程度の利回りを期待していますか?
たっちゃん
こればかりは主観の入ることだという前提ではありますが、自分としては概ね3~4%の分配利回りが得られればと思っています。保有銘柄が全てリートであれば、4~5%台というのも可能だと思うのですが、不動産開発系の銘柄は必ずしも配当利回りが高いものばかりではないですからね。半分弱そういう企業が入っている分、利回りが押し下げられることはやむなしであると思っています。



[IFGL]iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETF たっちゃん独自レーティング

★☆☆☆☆(2018年7月16日評価)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[IFGL]iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETFの購入単価は30.51$となっています。前述のように、定期的に豪快な分配が得られるということはうれしい事だと思うのですが、豪快に分配するということは当然その分だけ投資口価格が下がるということになりますので、結果として投資口価格自体はほとんど上がっていません。残念ながら★☆☆☆☆評価ですね。

[IFGL]iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETF 過去5年間の株価推移

ifgl投資口価格チャート

上記の株価チャートはSBI証券から引用 2018年7月16日記録

さて、ここ5年間の株価指数の絶好調さのことを思うと相対的にイマイチとなってしまっている国内外リートの値動き。一見好調だというイメージの米国リートでも過去5年間の投資口価格の上昇は1割強(2018年7月時点)にとどまっています。

iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETF[IFGL]はどうか?というと、なんとびっくりなことにこのご時世、過去5年間ではマイナス(2018年7月時点)での推移となってしまっています。分配をいただいているので、投資成績自体は+なのですが、この5年でマイナスの商品がいずれ来る不景気の波で持ちこたえられるのかちょっと心配ですね。と言いつつも、逆張り大好きの私なので、投資自体はきちんと継続していきたいと思っています。

[IFGL]iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETF 過去の受取分配金

 保有口数1口分配($)今回の税引後受取分配金($)今回の税引後分配金(円)税引後の累計分配金(円)
2018年6月1,8590.407378578.0565,03195,515
2018年3月1,8590.202616288.2630,48430,484

[IFGL]iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETF 1口あたり分配金の推移

 分配金($)期末分配利回り(%)
2012年1~12月分1.9075.76
2013年1~12月分3.60411.68
2014年1~12月分1.0703.56
2015年1~12月分1.0323.70
2016年1~12月分2.0177.68
2017年1~12月分1.4704.95

たっちゃんが口座を開設している 米国株取扱ネット証券はこちら

名称各ネット証券のひとことアピール
最終更新日2018年9月12日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。