日本電信電話[9432]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

9432NTTアイキャッチ画像

この記事では、国内の通信界の巨人であり、その傘下に東西のNTTや携帯電話の[9437]NTTドコモを持つ会社である[9432]日本電信電話のひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介します。

なお、最近は着実に毎期EPSを伸ばし、連続増配も恒例行事となっている[9432]日本電信電話。2022年3月期も105→110に増配予定となっており、配当水準やEPSは10年前の3倍に達していますね。同社のような昔ながらの企業がここまで伸びるとは、10年前には想像もできませんでした。




[9432]日本電信電話 事業内容の紹介

9432nttトップページ画像

上記の画像は[9432]NTTのトップページから引用

上述の通り、東西のNTTや携帯電話のNTTドコモなどを傘下に有している[9432]日本電信電話。同社は基本的には持ち株会社でありまして、その傘下に各種のグループ企業が連なる形となっています。下記でご紹介している主要な子会社はおなじみのものが多いと思います。ここの説明は今更不要だという方も多いのではないでしょうか?

また、2020年の話題といえば、何と言っても[9437]NTTドコモのTOBではないかと思います。個人的にはちょっと高いお値段でのTOBとなったと思います。ドコモ株主の立場としてはお得なTOBでしたが、NTT株主としては短期的にはマイナスだと思うので、両社に同じくらいの金額を投資していた私にとってはプラスマイナスゼロのTOBだったかもしれませんね。

[9432]日本電信電話 主要な子会社一覧

  • NTT東日本
  • NTT西日本
  • NTTコミュニケーションズ
  • NTTドコモ
  • NTTデータ

[9432]日本電信電話 事業別の売上高

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[9432]日本電信電話 ひとくちコメントとQ&A

最近はほぼ独占状態だった固定電話の契約数は純減が続いている[9432]日本電信電話ですが、その分携帯や光通信の分野は堅調に推移しています。最近は稼ぎ頭の[9437]NTTドコモにおいて、格安通信などのライバルも増えていると思いますが、今の所は事業に影響が出るほどのお客様の流出というほどはなく、2022年3月期は純利益が1兆円を超える見込みとなっています。

読者代表
最近の[9432]日本電信電話は海外事業に力を入れているんですね。
たっちゃん
日本企業の公的系の海外事業というと、失敗で損失というイメージが大きい方もいらっしゃると思いますが、[9432]日本電信電話の海外事業は幸いにも比較的堅調に推移しています。売上高ベースで見ると、未だ全体の16%程度にしか過ぎないのですが、よくよく考えてみると[9432]日本電信電話の売上高は12兆円程度なので、その16%といえども2兆円近い規模となるんですよね。海外事業単独で見てもかなりの規模の会社と言えますよね。



[9432]日本電信電話 たっちゃん独自レーティング

★★★★★(2021年8月2日現在)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[9432]日本電信電話の購入単価は1,311円となっています。2021年7月時点では、購入時から株価が2倍以上となっておりまして、堂々の★★★★★評価となります。一時はPER1桁、PBR0.5倍程度まで評価が下がっていた同社も、指標面ではすっかり普通の会社となってしまいましたね。[9432]日本電信電話の株式はかつては1,600株保有していたこともあったのですが、株価の上昇とともに徐々に利益確定をすすめ、2021年7月時点では500株の保有となっています。

[9432]日本電信電話 過去1年間&10年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

子会社の[9437]NTTドコモがiPhoneを扱いはじめる頃までは業績は堅調なのに、なぜかイマイチな株価が続いていた[9432]日本電信電話。最近は堅調な業績に加え、増配と自社株買いにより株主還元を強化していることから、その株価はかなり上昇しています。2017年12月以降は楽天の携帯電話参入、菅首相のちょっかいなどもあり、一時的には株価を下げることもありましたが、しばらくすると戻していますね。

[9432]日本電信電話 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

PER11.67倍
PBR1.71倍
ROE14.9%
予想配当利回り2.92%
最終データ更新日2023年6月28日
 EPS(円)配当金(円)期末配当利回り(%)
2024年3月期(予想)367.5125-
2023年3月期336.0→345.9→348.01203.03
2022年3月期299.6→306.4→329.3110→1153.24
2021年3月期232.6→248.2100→1053.69
2020年3月期231.2953.69
2019年3月期220.1903.83
2018年3月期227.9753.06
2017年3月期195.5602.53
2016年3月期175.2552.27
2015年3月期118.4452.43
2014年3月期127.342.53.03
2013年3月期108.1403.90
2012年3月期91.7353.73

[9432]日本電信電話 過去の受け取り配当金 まとめ

 保有株数1株配当(円)今回の税引後配当金(円)税引後の累計配当金(円)
2023年3月期 期末4006020,325216,165
2023年3月期 中間4006020,325195,840
2022年3月期 期末4006020,325175,515
2022年3月期 中間400(-100)5518,631155,190
2021年3月期 期末5005523,289136,559
2021年3月期 中間5005021,172113,270
2020年3月期 期末500(+100)47.520,11392,098
2020年3月期 中間40047.516,09171,985
2019年3月期 期末40047.516,09155,894
2019年3月期 中間40042.514,39739,803
2018年3月期 期末40037.512,70325,406
2018年3月期 中間40037.512,70312,703
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最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。