リベレステ[8887]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

8887リベレステ銘柄紹介

この記事では、首都圏にて分譲マンションの販売などを手がけている小型・高配当企業である[8887]リベレステのひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。




[8887]リベレステ 事業内容の紹介

8887リベレステトップページ画像

上記の画像は[8887]リベレステのトップページから引用

リベレステ[8887]は、首都圏で分譲マンションの開発・販売などを行なっている不動産系の会社です。メインとするブランドの1つは「ベルドゥムール」なのですが、私の住んでいる地域では見かけない会社なので、実際にどういう物件かはみたことがありません。皆様のお住まいの地域によっては、おなじみのブランドだと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、同社の特徴の1つとしては同社はもともと「建設業」を祖業として始まっている会社だということなんですよね。つまり、自社の分譲マンションは自社で開発することもできるということなのです。

読者代表
自社で建築まで抱えちゃうよりも、外に投げちゃった方が楽ではないですか?
たっちゃん
自分が社長であればそうしちゃいそうですけれども、それはそれとして、自社で施工部門を抱えることによって、外に投げる不動産販売会社よりはコスト面の優位性があると思われます。外に建築を投げると、どうしても建築請負業者の利益までのってきてしまいますからね。

また、最近は分譲マンションではなく「ホテルの建築」も手がけています。2018年1月にいただいた同社の事業報告書によると、埼玉県の越谷市というところで、ホテルサンクローバー越谷駅前の建築を手がけていますね。どういうホテルか気になるという方は、下記の情報も合わせてご覧いただければと思います。

最近力を入れていたビジネスホテル販売事業は、今の状況をふまえ、直近のホテル開発は停止しているとのことですが、中長期的にはまだまだビジネスホテル需要は高いと思っています。いずれは開発を再開してほしいところですね。

[8887]リベレステ 事業別の売上高の構成

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[8887]リベレステ ひとくちコメントとQ&A

リベレステ[8887]のような分譲マンション開発系の会社は、もともと配当金生活のポートフォリオで多く投資している「リート」と業界が被っていることから、本当であればあまり投資しない業界となっています。ただ、同社は過去の業績がイマイチだった時でも「減配をしたことがない(特別配当分を除く)」ことを誇りにしていたんですよね。

読者代表
過去に減配をしたことがない、というのは素晴らしいと思うのですが、そういうのに気づいた時が最後、即減配ってのがたっちゃんさんのパターンじゃないですか?
たっちゃん
うう・・確かに読者代表さんのおっしゃるとおりかもしれません。私は個別銘柄の選択では度々ミスをしているということは確かなのですが、[8887]リベレステは過去に配当性向100%を超える時でも前年度比で配当横ばいを続けてくれているので、これからもよほど苦しくならない限りは減配なしでイケるものと期待しています。
読者代表
と思ったら、2021年5月期はいきなり減配じゃないですか、やっぱり上のコメント(2020年2月時点)はフラグだったんですね。
たっちゃん
そうですね。2020年5月期に40→45円に増配を行なった[8887]リベレステでしたが、2021年5月期は45円→40円への減配となりました。自分は、これくらいの減配幅なら良心的な方ではないかと思い、買い増ししましたが、20年減配なしとはいえ業績が荒れるとあっさり撤回というのは今まで何度か見てきた光景です。そういう記録を過信しないようにしたいですね。
読者代表
2019年5月期には台湾で投資を行ったと聞きました。
たっちゃん
そうですね。同社のIR資料によると、2018年12月にオープンした台湾の台中市にある三井アウトレットモールにある観覧車に投資を行っています。同社らしく「建物」に投資を行うのではなく、「観覧車」に投資を行っているというのはちょっと興味深いですよね。どれくらいの投資利回りがあるものなんでしょうね。




[8887]リベレステ たっちゃん独自レーティング

★★☆☆☆(2021年9月29日現在)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[8887]リベレステの購入単価は792円となっています。以前は単価882円で購入していたのですが、2019年7月に799円、2020年に728円で涙のナンピンを行い、購入単価を下げています。

[8887]リベレステ 過去1年間&10年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

下でご紹介している10年チャートをみると、2018年までは概ね上昇基調だったと思いますが、それ以降は業績推移がややいまいちなことと、2021年5月期に45→40への減配を行ったことが響いてか、ややイマイチな推移となっていますね。中期的に40円の配当をキープできるのであれば、再度の株価4桁の目もあるかもしれませんね。

[8887]リベレステ 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

PER12.83倍
PBR0.72倍
ROE7.5%
予想配当利回り5.16%
最終データ更新日2023年2月6日
 EPS(円)配当金(円)期末配当利回り(%)
2023年5月期(予想)60.440-
2022年5月期52.9→78.9405.28
2021年5月期59.0→52.9→41.8405.05
2020年5月期73.8→40.040→456.18
2019年5月期101.3→86.6405.06
2018年5月期85.1→75.5404.23
2017年5月期72.6404.66
2016年5月期69.0354.53
2015年5月期130.440 特4.64
2014年5月期25.5304.70

[8887]リベレステ 過去の受取配当金 まとめ

 保有株数1株配当(円)今回の税引後配当金(円)税引後の累計配当金(円)
2023年5月期 中間7002011,85688,076
2022年5月期 期末7002011,85676,220
2022年5月期 中間7002011,85664,364
2021年5月期 期末7002011,85652,508
2021年5月期 中間700(+300)2011,85640,652
2020年5月期 期末400206,77528,796
2020年5月期 中間400(+200)258,46922,021
2019年5月期 期末200203,38813,552
2019年5月期 中間200203,38810,164
2018年5月期 期末200203,3886,776
2018年5月期 中間200203,3883,388
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最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。