この記事は、石油化学プラントや製油所などの日常的なメンテナンスをメインの事業としている高配当株式の[6379]新興プランテックの過去の受取配当金・事業報告書のまとめ記事です。2018年3月期以降の受取配当の報告、ならびに、過去の事業報告書で気になったネタを時系列でご紹介したいと思います。
なお、[6379]新興プランテックの銘柄紹介は記事の長さの関係で別ページとしています。興味のある方は、合わせてご覧いただければと思います。
目次
[6379]新興プランテック 過去の受け取り配当金 まとめ
保有株数 | 1株配当(円) | 今回の税引後配当金(円) | 税引後の累計配当金(円) | |
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2019年3月期 期末 | 400 | 46 | 15,583 | 28,794 |
2018年3月期 期末 | 400 | 39 | 13,211 | 13,211 |
[6379]新興プランテック 配当金受領報告と事業報告書
石油化学プラントの分野に限らず、大規模な施設にとって、修繕工事などの日常的なメンテナンスというのは欠かせないものではないでしょうか。[6379]新興プランテックのメインとする事業は、その日常的なメンテナンス工事となっています。
こういうタイプの企業の場合、業績が急にブレイクすることはないものの、ある程度の量の工事の受注が維持できる事が期待されるのではないでしょうか。つまりは、業績は急成長することはなさそうですが、ある程度安定はしそうというイメージですよね。今のところは、思ったように業績が推移しているので保有を継続しています。
[6379]新興プランテック 2019年3月期期末 期末配当金
- 保有株数:400株
- 1株配当:48円
- 税引後受取配当金:15,583円
[6379]新興プランテック 2019年3月期中間 中間報告書
さて、今回の[6379]新興プランテックの事業報告書からは、同社の同業である[5020]JXTGホールディングス系の会社であるJXエンジニアリングの経営統合の話題をご紹介したいと思います。
国内の石油元売り首位である[5020]JXTGホールディングス系のJXエンジニアリング。そんな会社と合併されるわけですから、[6379]新興プランテックが吸収される側なのかと思いきや、[6379]新興プランテックの方が売上高が倍程度大きいため、[6379]新興プランテックが吸収する側でした。ということで、上場廃止などはないようですね。
この合併により、[6379]新興プランテックの売上高は1.5倍程度の水準となりまる。その伸びに応じて営業利益も伸びると信じたいですよね。統合すると必ず収益性が高まるとは言い切れないところだとは思うのですが、株主としてはこの経営統合が成功することを信じたいところですね。
[6379]新興プランテック 2018年3月期期末 期末配当金と期末報告書
- 保有株数:400株
- 1株配当:39円
- 税引後受取配当金:13,211円
[6379]新興プランテック 配当性向は40%が目標です
さて、今回の[6379]新興プランテックの事業報告書からは、同社の配当性向に関する記述をご紹介することにしたいと思います。
配当金の初期の頃から長く保有している[6379]新興プランテックの株式。同社はかつては配当性向30%程度となっていたのですが、実際は業績不振で「30円配当はなんとか維持」というルールが適用される年が多かったですね。
ただ、最近になって配当性向の目標が「40%以上」に引き上げられまして、2018年3月期は期首の30円配当予想に対し、結果として39円配当で着地しています。2019年3月期は期首に33円配当予想を立てているので、あっさりと減配してしまう可能性が高いのですが、おそらくは30円を下限としてくれそうなので、株価が大きく崩れる場面では買いやすい銘柄と言えるかもしれませんね。
[6379]新興プランテック 2018年3月期中間 中間報告書
さて、今回の事業報告書によると[6379]新興プランテックは、大阪の柏原市にある「田坂鉄鋼建設株式会社」のタンク関係の事業を承継しています。
同社のウェブサイトを見ると、社員数は20名程度とそこまで大きくない会社なのですが、タンクの製造・建設などの工事の受注の実績は豊富にあるようです。9月1日([6379]新興プランテックが事業を承継した日)にウェブサイトをリニューアルしているのは、やはり上場企業の子会社としてきちんと情報発信を行うためなんでしょうね。
[6379]新興プランテック 銘柄解説ページ
[6379]新興プランテック 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 14.27倍 |
PBR | 1.24倍 |
ROE | 11.4% |
予想配当利回り | 3.16% |
最終データ更新日 | 2019年6月28日 |
EPS(円) | 配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
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2020年3月期(予想) | 88.6 | 40 | - |
2019年3月期 | 77.7→103.8→113.0 | 32→42→46 | 4.07 |
2018年3月期 | 64.8→75.6→96.3 | 30→39 | 4.08 |
2017年3月期 | 102.7 | 42 特 | 4.96 |
2016年3月期 | 84.3 | 30 | 3.50 |
2015年3月期 | 65.0 | 30 | 3.39 |
2014年3月期 | 55.0 | 30 | 3.75 |
2013年3月期 | 63.8 | 30 | 4.09 |
2012年3月期 | 90.7 | 25 | 3.55 |