バンガード・米国中期社債ETF[VCIT]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

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この記事では、アメリカの償還までの期間が5~10年程度の投資適格社債市場にまとめて投資する米国上場のETFで、ETFの世界では超大手のバンガード社が運用する商品である、[VCIT]バンガード・米国中期社債ETFの特徴とひとくちコメント並びに投資口価格推移、分配金の推移をご紹介することにしたいと思います。




[VCIT]バンガード・米国中期社債ETF 特徴

バンガード・米国中期社債ETF[VCIT]はアメリカの格付が高い投資適格債券市場全体にまとめて投資するETFで『ブルームバーグ・バークレイズ米国社債(5-10年)インデックス』という指数に連動するように構成されている商品です。ブルームバーグ・バークレイズ系のインデックスはバンガード社のETFではよく登場する定番のものですね。

[VCIT]バンガード・米国中期社債ETF 主要データ(2017年5月)

  1. 投資対象:米国の投資適格中期社債全般
  2. 保有銘柄数:約1,800
  3. 信託報酬:0.07%
  4. ベータ値:0.04
  5. 分配利回り:約3.2%
読者代表
[VCIT]バンガード・米国中期社債ETFの魅力を教えてください。
たっちゃん
バンガード社のETFであればどれでもそうなのですが、やはり保有するための毎年のコストが非常に低いことが挙げられますね。期間が中期の社債というと、決してメジャーな投資対象ではないと思うのですが、こういう投資商品であったとしても信託報酬が0.07%でしかないというのが同社の魅力の1つでしょう。

[VCIT]バンガード・米国中期社債ETF 業種別投資割合(2017年5月)

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読者代表
あれ?過去の記事で見たiシェアーズのETFに比べると分類が少なくないですか?
たっちゃん
それはおっしゃる通りですね。ライバルのブラックロック社が運用するiシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF[LQD]の銘柄紹介のページを見ていただくと、もう少し業種別の区分が細かくなっていることがわかりますよね。投資するにあたっては不必要な情報かもしれませんが、もう少し業種の区分は細かくしてほしいところですね。

iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF[LQD]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

2017.03.21

[VCIT]バンガード・米国中期社債ETF 格付別データ(2017年5月)

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投資適格の債券とは?
バンガード・米国中期社債ETF[VCIT]は『投資適格社債』に投資を行う事になっています。この投資適格債券は格付でいうとBBB格以上のものとなります。[VCIT]バンガード・米国中期社債ETFは投資適格社債に投資を行う商品ですので、当然にこの条件を満たしている事になりますね。

[VCIT]バンガード・米国中期社債ETF ひとくちコメントとQ&A

政府系の債券の保有割合が高い『総合系』の債券ETFに比べると、やや高い利回りが期待できる[VCIT]バンガード・米国中期社債ETF。高い利回りが期待できるのは確かではあるのですが、といっても、同じくバンガード社のベタな債券ETFである[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETFとの利回り差は2017年5月現在で0.7%程度です。

政府系の債券への投資比率が高い[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETFも、[VCIT]バンガード・米国中期社債ETFもどちらも投資適格債券に投資しているわけなので、格付け面では信頼度の高い商品ではあります。

ただ、手堅さを求めるという方であれば、政府系債券の占める割合が高い[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETFの方が無難でしょうね。また、0.7%の差を積極的に取りに行きたいというのであれば[VCIT]バンガード・米国中期社債ETFに注力するのも良いでしょう。ちなみに、私自身はその折衷案ということで、両者バランスよく保有するようにしています。

バンガード・米国トータル債券市場ETF[BND]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

2017.03.22
読者代表
[VCIT]バンガード・米国中期社債ETF以外の社債ETFを教えてください。
たっちゃん
記事の前半にも登場しましたが、私の保有銘柄の中には、バンガードのライバルのブラックロック社の[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETFという商品もあります。ただ、LQDの方は信託報酬が0.15%なんですよね。ウェブサイトが見やすいことから私としてはバンガード社よりもブラックロック社の[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETFの方を推していますが、細かいコストにこだわるという方であれば、バンガード社の商品の方が良いのかもしれませんね。

iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF[LQD]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

2017.03.21

[VCIT]バンガード・米国中期社債ETF たっちゃん独自レーティング

★★☆☆☆(2017年5月31日現在)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[VCIT]バンガード・米国中期社債ETFの購入単価は87.67$となっています。債券系の商品は米ドルベースでは大きな値動きはなく、購入時の単価と時価はそれほど大きな違いはありません。機械的に判断すると★★☆☆☆ですね。

[VCIT]バンガード・米国中期社債ETF 過去5年間の株価推移

VCIT投資口価格チャート

上記の株価チャートはグーグルファイナンスより 2017年5月31日記録

値動きはある商品とはいえ、あくまで債券もののETFですので[VCIT]バンガード・米国中期社債ETFの値動きはそれほど大きくはありません。過去5年間の値動きを振り返ると82~90$程度の間の値動きとなっていますね。上下で1割程度は動いてしまってはいますが、これは金融商品である以上は仕方ないことですね。

[VCIT]バンガード・米国中期社債ETF 1口あたり分配金の推移

 分配金($)期末分配利回り(%)
2012年1~12月分3.2723.73
2013年1~12月分3.3114.00
2014年1~12月分2.8803.34
2015年1~12月分2.5813.07
2016年1~12月分2.8173.29
本当は毎月分配型の商品です
本当は毎月分配型の[VCIT]バンガード・米国中期社債ETFですが、1月毎に表を1行使っているとめちゃくちゃ縦に長い表になってしまいますので、敢えて1年分毎の分配をまとめて表示しています。

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起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。