この記事は、ケーキ屋さんの不二家の展開と、ミルキーなどの製菓事業で有名な[2211]不二家の過去の受取配当金・事業報告書のまとめ記事です。2017年12月期以降の受取配当の報告、ならびに、過去の事業報告書で気になったネタを時系列でご紹介したいと思います。
なお、[2211]不二家の銘柄紹介は記事の長さの関係で別ページとしています。興味のある方は、合わせてご覧いただければと思います。
目次
[2211]不二家 過去の受け取り配当金 まとめ
保有株数 | 1株配当(円) | 今回の税引後配当金(円) | 税引後の累計配当金(円) | |
---|---|---|---|---|
2017年12月期 期末 | 200 | 15 | 2.467 | 2,467 |
[2211]不二家 配当金受領報告と事業報告書
ケーキなどの洋菓子の製造・販売で知られている[2211]不二家。第一印象としてはケーキ屋さんの不二家を思い浮かべる方が多いと思うのですが、実は同社の洋菓子部門は全体の足を引っ張ってしまっており、実際は売上高の6割程度を占める製菓事業が同社の稼ぎ頭となっています。言われてみると、スーパーマーケットなどでも同社のお菓子はよく見かけますよね。
また、株主優待銘柄としても知られる[2211]不二家。しかしながら、その優待利回りは2018年3月現在1.2%程度でありまして、優待目当てで同社に投資するというのは美味しくはありません。その売れ行きが景気に変動しにくそうな商品群なので、ディフェンシブ(?)株の一角として買うのは悪くないかもしれませんね。
[2211]不二家 2018年12月期期末 期末配当金
- 保有株数:200株(2名義)
- 1株配当:15円
- 税引後受取配当金:2,467円
[2211]不二家 2017年12月期期末 期末配当金と事業報告書
- 保有株数:200株(2名義)
- 1株配当:15円
- 税引後受取配当金:2,467円
さて、今回の事業報告書からのネタとしては17世紀から続くフランスの名門洋菓子屋さんである「ダロワイヨ」をご紹介したいと思います。マカロンやオペラというケーキで有名な同社。私もフランス旅行に行った時にわざわざ食べに行ったんですよね。
国内でもちょくちょく見かけるダロワイヨのお店。実は1982年に[2211]不二家がダロワイヨ社とライセンス契約を結んで、日本に引っ張ってきたブランドなのです。それから36年。今年1月付で国内における商標権・ノウハウ使用権などを[2211]不二家が取得しました。今までよりも[2211]不二家に国内での展開を任せるということなのでしょう。これを機に、国内でもっとダロワイヨのお店を見かける機会が増えるのかもしれませんね。
参考商品:ダロワイヨのマカロン詰め合わせ
[2211]不二家 銘柄解説ページ
[2211]不二家 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 33.46倍 |
PBR | 0.88倍 |
ROE | 2.6% |
予想配当利回り | 0.92% |
最終データ更新日 | 2020年3月16日 |
EPS(円) | 配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
---|---|---|---|
2012年12月期 | 84.0 | 20 | 1.03 |
2013年12月期 | 36.0 | 15 | 0.75 |
2014年12月期 | -4.0 | 0 | 0 |
2015年12月期 | 6.0 | 0 | 0 |
2016年12月期 | 50.0 | 10 | 0.47 |
2017年12月期 | 631.8 | 15 | 0.57 |
2018年12月期(予想) | 50.4 | 15 |