デクセリアルズ[4980]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

4980デクセリアルズアイキャッチ画像

この記事では、かつてはソニーケミカルという会社名だったのですが、その後紆余曲折を経て今の会社名に生まれ変わった上で2015年に再上場した高配当銘柄である[4980]デクセリアルズのひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介します。




[4980]デクセリアルズ 事業内容の紹介

4980デクセリアルズトップページ画像

上記の画像は[4980]デクセリアルズのトップページから引用

デクセリアルズ[4980]は、かつての名前を『ソニーケミカル』と呼んだ事からもわかるように、基本的には化学系の会社となっています。ウェブサイトを見ると、商品紹介のページでトップに紹介されている商品が『異方性導電膜』となっており、この業界に詳しくない私としては?マークの連発ですが、調べてみるとこの素材は液晶ディスプレイに用いられる商品のようですね。そういう訳で、[4980]デクセリアルズはスマホ関連の銘柄と呼ばれている訳ですね。

[4980]デクセリアルズ 事業別の売上高の構成

Powered by TSBA.mobi GoogleGraph Wordpress plugin

[4980]デクセリアルズ ひとくちコメントとQ&A

世界を代表する著名投資家であるウォーレン・バフェットさんの『自分の分からない事業には投資するな』と言う名言が有名ですよね。この名言に従うのであれば、[4980]デクセリアルズには私は投資してはいけないことになってしまいますが、とりあえずはスマホ市場やタブレット市場の動向に左右されるらしいという事だけ知っておけば、そう問題はないような気がします。私の場合は、個別には大コケとなってしまう銘柄があったとしても、銘柄数自体が多いので1銘柄あたりのダメージは小さいため、過度には気にしていないんですよね。

読者代表
2019年3月期まで3期連続で減配だったのに、2021年3月期はついに増配なんですね。
たっちゃん
そうですね。2016年3月期から2019年3月期までの配当推移は60→55→40→34と、配当投資家としては買ってはならない銘柄を掴んでしまった感のある[4980]デクセリアルズ。しかしながら、減配ペースが急とは言えないことから、配当還元の意志はあると見て、損切りするどころか200→500にヤケの買い増しを行いました。すると、2021年3月期に急に業績が回復し34→44に増配。22年3月期も58円への増配を予定しており、株価も保有国内株でトップクラスの好成績となっています。




[4980]デクセリアルズ たっちゃん独自レーティング

★★★★★(2021年6月22日時点)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[4980]デクセリアルズの購入単価は723円となっています。当初は1,000円を超える購入単価だったのですが、強引なナンピンで購入単価下落。2021年6月時点はそのナンピンが功を奏し、★★★★★まで評価が回復しています。

[4980]デクセリアルズ 過去1年間&5年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

2015年7月の上場からまだ5年しか経過していない[4980]デクセリアルズ。記事の前半でもご紹介したように、一時は配当利回り8%という信じられない水準まで株価が叩き売られていましたが、その後、業績の復調傾向が注目され2018年初頭にかけて株価は回復します。その後も減配・業績回復など色々なドラマがあり、かなり激しい値動きの銘柄となっていますね。

[4980]デクセリアルズ 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

PER11.42倍
PBR3.58倍
ROE28.5%
予想配当利回り1.71%
最終データ更新日2021年12月6日
 EPS(円)配当金(円)期末配当利回り(%)
2023年3月期(予想)333.665記-
2022年3月期114.9→216.0→274.658→601.79
2021年3月期11.5→41.1→87.634→442.33
2020年3月期40.4→57.6→45.1344.87
2019年3月期69.3→43.2→37.740→344.63
2018年3月期69.4→56.9403.62
2017年3月期15.9555.00
2016年3月期73.260記5.40
2015年3月期170.20未上場
2014年3月期127.70未上場
[4980]デクセリアルズ ついに減配ストップです
2016年3月期以降の配当推移は60→55→40→34→34と、まさかの連続減配銘柄となってしまっていた[4980]デクセリアルズ。一旦2020年3月期に連続減配はストップするも、2021年3月期は途中までEPS11円予想でして、またまた減配復活か?と思っていたのですが、結果的にEPS88円で着地。配当も34→44へ増配となりました。また、2022年3月期も引き続き58円への増配を予定しています。

[4980]デクセリアルズ 過去の受け取り配当金 まとめ

 保有株数1株配当(円)今回の税引後配当金(円)税引後の累計配当金(円)
2022年3月期 期末5003011,95364,134
2022年3月期 中間5003011,95352,181
2021年3月期 期末5002710,75840,228
2021年3月期 中間500176,77429,470
2020年3月期 期末500176,77422,696
2020年3月期 中間500(+300)176,77415,922
2019年3月期 期末200142,3729,148
2019年3月期 中間200203,3886,776
2018年3月期 期末200203,3883,388
名称各ネット証券のおすすめポイント
最終更新日2021年1月27日
SBI証券ネット証券口座開設数No.1。口座数は500万を突破。法人口座ではメインの証券会社として利用しています。
楽天証券楽天ポイントとの連携が魅力。なんと楽天カードで投資信託が買え、ポイントも貯まるので、新規ならイチ押し。
マネックス証券ネット証券業界No.1の米国株銘柄数が魅力。個人的には1株単位で国内株を購入できるワン株サービスがお気に入りです。

ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。