上場インデックスファンド海外債券[1677]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

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この記事では、先進国を中心とする世界債券のインデックスである『シティ世界国債インデックス(除く日本)』に連動する投資成果を目指している日興アセットマネジメント社のETFである、[1677]上場インデックスファンド海外債券の特徴とひとくちコメント並びに投資口価格推移、分配金の推移をご紹介することにしたいと思います。




[1677]上場インデックスファンド海外債券 特徴

上場インデックスファンド海外債券[1677]はその名前が示している通り、世界各国の国債に幅広く分散投資するインデックスである『シティ世界国債インデックス(除く日本)』に連動した投資成果が得られる事を目標としている商品です。

なお、このインデックスにはメキシコやマレーシア、南アフリカなどの新興国も入っているのですが、その割合は合計で数%である事から、自分のポートフォリオ内では[1566]上場インデックスファンド新興国債券と対比して『先進国債券もの』として扱っています。

[1677]上場インデックスファンド海外債券 主要データ(2017年3月時点)

  1. 投資対象:主に先進国通貨建ての国債
  2. 参考指数:シティ世界国債インデックス(除く日本)
  3. 決算日:毎月
  4. 信託報酬:0.27%
  5. 分配利回り:3.0%(2017年4月26日時点)
読者代表
[1677]上場インデックスファンド海外債券は先進国債券ものなのに分配利回り3%というのはちょっと高くないですか?
たっちゃん
確かに[1677]上場インデックスファンド海外債券の保有している債券をザッとみてみると利回りが3%もあるのは高すぎるという印象は受けます。ただ、あくまでこの分配は法定の準備金の範囲内で支払われている事から、投資信託にありがちなたこ足配当を行っている訳ではありません。また、保有している個別の債券を見てみると購入時期が昔で、クーポンが3~4%台というのは意外に多いんですよね。分配利回りの高さはそういう理由もあるのかもしれませんね。
読者代表
[1677]上場インデックスファンド海外債券の魅力を教えてください。
たっちゃん
国内運用会社が組成する貴重な海外債券のETFの1つである[1677]上場インデックスファンド海外債券。信託報酬は0.27%と比較的安いというのが魅力的ですよね。商品自体の構成も悪くはないと思うのですが、下の欠点があるため、自分以外の投資家の方にはあまりオススメできません。
読者代表
となると、[1677]上場インデックスファンド海外債券に欠点があると見るのですか?
たっちゃん
そうですね。まず、[1677]上場インデックスファンド海外債券の最大の欠点は投資最低単位が10口で約50万円もしてしまうことです。配当金生活のブログでも度々述べている事なのですが、個人投資家に最低単位で50万円要求するETFというのは困ったものですよね。また、これに派生してダメな点として日々の出来高があまりに薄すぎるという事が挙げられます。例えば、この記事を書いている2017年3月30日の出来高は50口です。つまり、今日の売買は5回しか成立していないようなんですよね。これでは安心して投資ができないと思います。

シティ世界国債インデックス 国別投資割合(2016年7月)

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[1677]上場インデックスファンド海外債券 ひとくちコメントとQ&A

上場インデックスファンド海外債券[1677]は『シティ世界国債インデックス』に連動した低コストの商品を東証で買えるようにするという理念自体は素晴らしいと思うのですが、現状ではちょっとやる気がないようにも感じられてしまいます。出来高が細っているのをずっと野放しにしている訳ですからね。とはいえ、せっかくの国内ETFですので、私自身は適度な金額でこれからも投資し続けたいと思っています。

普通の個人投資家の方で、海外債券に投資してみたいと思うのであれば[1677]上場インデックスファンド海外債券よりも、分配のないインデックスファンドの方が良いのではないかと思います。また、分配があってアメリカだけも構わないという方であれば、下の米国上場ETFが最適であると言えるでしょう。

iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF[AGG]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

2017.03.20
読者代表
オススメの世界国債ETFはないのですか?
たっちゃん
予算が多い方であれば[1677]上場インデックスファンド海外債券も悪くはないと思うのですが、予算がそれほど多くないか、または、世界のiシェアーズシリーズの方が安心できるという方であれば、[IGOV]iシェアーズ 世界国債(除く米国)ETFという商品が良いと思います。信託報酬は0.35%とやや高めですが、この商品と[AGG]iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETFもしくは米国債系のETFを半々で買えば、世界債券インデックスと同等の効果が得られますね。

[1677]上場インデックスファンド海外債券 たっちゃん独自レーティング

★★☆☆☆(2017年4月26日現在)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[1677]上場インデックスファンド海外債券の購入単価は50,055円となっています。円安が進む場面では一時60,000円台にのせる場面もあったのですが、昨年の円高の進む場面では一時48,800円まで下がりました。2017年4月下旬時点では何とかギリギリで★★☆☆☆水準となっています。

[1677]上場インデックスファンド海外債券 過去5年間の株価推移

※ 上記の株価チャートはヤフーファイナンスから引用

債券もののETFなので債券自体の値動きの影響もあるのですが、それ以上に円安・円高の影響が大きいように思えるのが[1677]上場インデックスファンド海外債券の値動きですね。普段であれば、円=米ドルばかりを気にしている方が多いと思うのですが、シティ世界国債インデックスはユーロの構成比率も高いので円=ユーロも気にする必要がありますね。その点はご注意ください。

[1677]上場インデックスファンド海外債券 1口あたり分配金の推移

 分配金(円)期末分配利回り(%)
2012年1~12月分1,6803.68
2013年1~12月分1,6443.07
2014年1~12月分1,6352.67
2015年1~12月分1,6762.94
2016年1~12月分1,6653.17
本当は毎月分配型の商品です
本当は毎月分配型の[1677]上場インデックスファンド海外債券ですが、1月毎に表を1行使っているとめちゃくちゃ縦に長い表になってしまいますので、敢えて1年分毎の分配をまとめて表示しています。日興アセットマネジメントのETFらしく、一貫して安定した分配水準となっていますね。2017年3月期は珍しく先月比-10円の分配水準となりましたが、2017年4月期はまた先月比+10円の分配予定とスグに元に戻りました。なんだったんでしょうね?

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起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。