朝日ネット[3834]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

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この記事では、インターネットサービスプロバイダーの大手で、ネット接続サービスのASAHIネットを運営している[3834]朝日ネットのひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。私は、以前は別のインターネットサービスプロバイダーを使っていた事もあったのですが、同社の株式を保有するようになってからは、インターネット接続業者を同社に乗り換えています。株主なら使って応援せざるを得ないですよね。




[3834]朝日ネット 事業内容の紹介

3834朝日ネットトップページ画像

上記の画像は[3834]朝日ネットのトップページから引用

朝日ネット[3834]は、前述の通り接続サービスのASAHIネットを運営する会社です。独立系のインターネット接続サービスとしては大手でありまして、同社の事業報告書によると国内津々浦々インターネットが行き渡ったように思える最近でも、地味なペースで加入者を増やしているようです。また、それ以外の事業としては大学向けの教育支援システムやSNS事業も展開しています。こちらは、自分自身が大学には通っていないので、どういうサービスかを把握するのは少し難しいですね。

[3834]朝日ネット 事業別の売上高の構成

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[3834]朝日ネット ひとくちコメントとQ&A

朝日ネット[3834]のメイン事業である『インターネット接続サービス』はこの記事を読んでいる方の多くが『いまさら?』と感じてしまうのではないでしょうか。しかしながら、私としてはそういう今更感のある事業こそ金のなる木だと思っています。金のなる木という言葉は経営学では時々耳にする言葉ですね。もう少し詳しく知りたい方は、下の補足の部分も合わせて読んでいただければと思います。

金のなる木とは?
経営学の用語としての『金のなる木』とは既に市場成長力が小さくなってしまった事業のことを言います。あれ?それなら儲からないんじゃないの?と思ってしまう方もいらっしゃると思うのですが、この段階にある事業では、既に生き残っている会社の数も減って来ており、生き残っている会社はそれほど多くない投資で効率よくキャッシュが回収できると言われています。
読者代表
[3834]朝日ネットは本当に金のなる木の事業を抱えていると言えるのでしょうか?
たっちゃん
個人的には、[3834]朝日ネットのインターネット接続サービス事業は金のなる木だと思っていたのですが、実は最近は同社の業績は減速して来てしまっています。会員数が増えれば安定して稼げそうな事業であり、実際に売上高は地味なペースで伸びているのですが、金のなる木の定義にある『投資が少なくてすむ』というのが当てはまらないようなんですよね。特に、2018年3月期には「ネイティブ方式のIPv6対応」に結構お金がかかってしまい、業績が大減速となってしまいました。2019年3月期は2017年3月期と同じ程度の業績予想となっているので「ネイティブ方式のIPv6対応」は一時的な投資だったのかもしれませんね。




[3834]朝日ネット たっちゃん独自レーティング

★★★★★(2021年8月5日時点)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[3834]朝日ネットの購入単価は403円となっています。2018年まではパッとしない成績でしたが、2020年に突如大ブレイク。その後、株価は落ち着きを取り戻していますが、それでも購入時よりはかなり高い水準となっています。

[3834]朝日ネット 過去1年間&10年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

2015年3月期までは連続増配を続けていた[3834]朝日ネット。それまでは業績自体も安定的に推移しており、派手なペースではないものの、株価は基本的に右肩上がりの傾向にありました。

連続増配がストップしてからは株価は一進一退の戦い・・となっていたのですが、2019年3月期の業績が急に良くなったことから、株価が急騰。さらに、2020年3月期もテレワーク推進の流れにのってさらに急騰。配当利回りは一時1%台まで低下しました。

[3834]朝日ネット 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

PER12.51倍
PBR1.48倍
ROE11.1%
予想配当利回り3.64%
最終データ更新日2023年7月5日
 EPS(円)配当金(円)期末配当利回り(%)
2024年3月期(予想)50.523-
2023年3月期46.4→45.922→22.53.81
2022年3月期49.0→44.920→213.57
2021年3月期45.1→57.3→46.719→19.52.41
2020年3月期43.1→40.918→18.52.59
2019年3月期26.3→32.2183.31
2018年3月期21.9→19.5183.56
2017年3月期32.1183.64
2016年3月期29.5183.70
2015年3月期29.2183.40
2014年3月期29.1173.48
2013年3月期17.2163.64
2012年3月期31.7154.05

[3834]朝日ネット 過去の受け取り配当金 まとめ

 保有株数1株配当(円)今回の税引後配当金(円)税引後の累計配当金(円)
2023年3月期 期末20011.51,94831,339
2023年3月期 中間200111,86429,391
2022年3月期 期末200111,86427,527
2022年3月期 中間200101,69425,663
2021年3月期 期末200101,69423,969
2021年3月期 中間2009.51,61022,275
2020年3月期 期末2009.51,61020,665
2020年3月期 中間50093,81119,055
2019年3月期 期末50093,81115,244
2019年3月期 中間50093,81111,433
2018年3月期 期末50093,8117,622
2018年3月期 中間50093,8113,811
名称各ネット証券のおすすめポイント
最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。