この記事では、珍しいタイプの上場企業であると思われる『液卵』の取扱業者である[2924]イフジ産業のひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。優待制度も実施している[2924]イフジ産業。優待の利回り自体はあまり魅力的ではないのですが、たまごギフト券という普段の生活ではあまり見かける事のない面白いギフト券をプレゼントしてくれる会社でもあります。
目次
[2924]イフジ産業 事業内容の紹介
イフジ産業[2924]のメインとなる事業は、前述の通り『液卵の製造販売』事業となります。その売上高の構成比率は9割を超えておりまして、名実共に『たまご屋さん』と言っても過言ではないでしょうね。公式ページを見ると、同社の商品が紹介されているのですが、全卵・卵黄だけ・卵白だけという商品構成はもちろんのこと、殺菌をしているかしていないか、また加糖や加塩をしているかでも商品が別れているようです。意外に細かいものなのですね。
[2924]イフジ産業 事業別の売上高の構成
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[2924]イフジ産業 ひとくちコメントとQ&A
イフジ産業[2924]は配当金生活のポートフォリオの中で元々はメインとしてはその高配当を目当てに保有していた銘柄です。ただ、2016年の終わり頃から後述の理由で急に株価が高騰しはじめまして、この記事を更新している2019年12月時点では高配当株式とまではは呼べなくなってしまいました。ただ、後述する同社の『たまごギフト券』の優待はネタ的には面白いものだと思いますので、最低単位だけは保有を続けています。
[2924]イフジ産業 たっちゃん独自レーティング
★★★☆☆(2019年12月28日現在)
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね
- ★★★★★:含み損益上位20%まで
- ★★★★☆:含み損益上位40%まで
- ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
- ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
- ★☆☆☆☆:含み損益下位20%
となるように計算したものです。たっちゃんの[2924]イフジ産業の購入単価は504円となっています。前述のような『増益なのに減配』事件もあり、同社の株価推移は比較的イマイチだったのですが、2017年からの株価高騰で一気にレーティングは★★★★☆まで躍進しました。直近はやや株価が低下したので★★★☆☆評価です。
[2924]イフジ産業 過去1年間&10年間の株価推移
『液卵の製造販売』という事業には、業績の安定を期待して保有していまして、過去5年間を見てみるとその期待どおり概ね株価は500円強で安定的に推移していました。ただ、この記事内で何度か述べているように、東証1部の指定を材料視した株価急騰でその均衡が崩れてしまいました。2019年12月現在は急騰後の反動で下がっていますが、以前の500円台に比べると高い株価水準での推移となっていますね。
[2924]イフジ産業 株主優待制度(年2回3月9月)
優待内容 | たまごギフト券 |
---|---|
100株以上 | 300円分 |
1,000株以上 | 1,200円分 |
たまごギフト券はどこでも使えるのだろうか?と心配になってしまう方もいらっしゃると思いますが、基本的に全国の主な百貨店・スーパー等で利用することができます。ウェブサイトでも検索できますし、ギフト券をいただく時に利用できる店舗一覧が付いて来ますのでご安心ください。
[2924]イフジ産業 たまごギフト券の使い方・使えるお店のご紹介
[2924]イフジ産業 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 11.38倍 |
PBR | 1.10倍 |
ROE | 10.0% |
予想配当利回り | 2.30% |
最終データ更新日 | 2019年12月28日 |
EPS(円) | 配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
---|---|---|---|
2020年3月期(予想) | 68.8 | 18 | - |
2019年3月期 | 58.8→66.3 | 17 | 2.42 |
2018年3月期 | 53.9→66.7 | 16 | 2.05 |
2017年3月期 | 64.0 | 17 記 | 1.91 |
2016年3月期 | 52.2 | 15 | 2.80 |
2015年3月期 | 46.6 | 11 | 2.03 |
2014年3月期 | 28.3 | 16 | 3.11 |
2013年3月期 | 63.9 | 16.7 | 3.23 |