みずほフィナンシャルグループ[8411]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

8411みずほFGアイキャッチ画像

この記事では、国内3大メガバンクの一角としておなじみで、さらに個人投資家に人気の高配当銘柄としても知られている[8411]みずほフィナンシャルグループのひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。




[8411]みずほフィナンシャルグループ 事業内容の紹介

8411みずほFGトップページ画像

上記の画像は[8411]みずほFGのトップページから引用

国内3大メガバンクの一角として知られている[8411]みずほフィナンシャルグループ。その傘下には、銀行をはじめ信託、証券その他色々な子会社を持つ一大金融グループとなっています。その総資産は200兆円弱となっており、国内貸出金残高は2018年9月時点で50兆円を超えています。また、海外の貸出金残高は2018年9月時点で2,000億$を超える水準となっていますね。なお、その国内個人顧客数は2,400万となっており、国内の5人に1人が同社の口座を保有しているという事になります。

[8411]みずほフィナンシャルグループ 主な傘下の企業一覧(2019年1月現在)

  • みずほ銀行
  • みずほ信託銀行
  • みずほ証券
  • 資産管理サービス信託銀行
  • アセットマネジメントone
  • みずほ総合研究所
  • みずほ情報総研
  • みずほプライベートウェルスマネジメント
  • 米州みずほ

[8411]みずほフィナンシャルグループ 保有資産の内訳

Powered by TSBA.mobi GoogleGraph Wordpress plugin

[8411]みずほフィナンシャルグループ ひとくちコメントとQ&A

みずほフィナンシャルグループ[8411]のような銀行業は、景気の変動の影響を受けやすいというイメージのある私でしたが、金融危機後の日本の金融業は比較的安定した業績推移となっていますね。最近の経常利益・純利益の推移を見ていると、これはまるで公共事業株ではないかと思うような業績の推移となっています。ただ、現状がそうだからといって将来も公益企業なみの安定感だとは思えませんので、やはりPF内ではディフェンシブ株に比べると投資優先順位は劣後する事になりますね。

読者代表
最近の[8411]みずほFGは、金利に頼らない収益構造を目指しているんですね。
たっちゃん
そうですね。[8411]みずのFGの中期経営計画によると「安定的な収益構造と強固な財務基盤を目指す」とあります。この目標を達成するための指標として、高い自己資本なども挙げられているのですが、自分が一番注目しているのは「金利によらない収益の割合の増加」なのです。2015年度は全体の54%程度だったのですが、2018年度は60%の目標になっていますね。低金利で金利収入に頼れない時代なので、結果的に上がっているのでは?という意見もあろうかと思いますけどね。
読者代表
最近の[8411]みずほFGは、企業統治(コーポレート・ガバナンス)に力を入れていますね。
たっちゃん
最近の一部の銀行の不祥事で話題となっている銀行の企業統治(コーポレート・ガバナンス)問題。そういう時期だからか、2018年3月期の事業報告書ではコーポレート・ガバナンスの解説に多くのスペースが割かれていました。一般的には大企業の取締役は社外取締役を増やしていこう、というのがトレンドですよね。同社も役員などを選定する指名委員会、役員報酬の決定などを行う報酬委員会はその構成員の全員が社外取締役になっているということです。




[8411]みずほフィナンシャルグループ たっちゃん独自レーティング

★★☆☆☆(2021年6月10日現在)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[8411]みずほフィナンシャルグループの購入単価は1,588円となっています。2020年の株価下落局面で泣きながらナンピンし、まさかの含み益に浮上しました。

[8411]みずほフィナンシャルグループ 過去1年間&10年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

世界的に見て銀行株は似たような値動きとなっているのですが、[8411]みずほフィナンシャルグループも10年単位で株価の推移を見てみると、かなりイマイチな推移となってしまっています。2020年には、一時配当利回りが6%台に突入する場面がありました。ただ、6%台の配当はさすがに高すぎる水準だったのか、2021年に入って株価を大きく戻していますね。といっても、10年単位で見ると、まだまだイマイチですけどね。

[8411]みずほフィナンシャルグループ 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

PER8.94倍
PBR0.60倍
ROE6.1%
予想配当利回り4.41%
最終データ更新日2023年6月22日
 EPS(円)配当金(円)期末配当利回り(%)
2024年3月期(予想)240.795-
2023年3月期213.1→219.280→854.53
2022年3月期201.3→209.375→805.11
2021年3月期126→138→188.8754.69
2020年3月期177756.07
2019年3月期38.0754.38
2018年3月期227753.92
2017年3月期239753.68
2016年3月期269754.46
2015年3月期249753.55
2014年3月期282653.19
2013年3月期230603.02

[8411]みずほフィナンシャルグループ 過去の受け取り配当金 まとめ

 保有株数1株配当(円)今回の税引後配当金(円)税引後の累計配当金(円)
2023年3月期 期末40042.514,397125,763
2023年3月期 中間40042.514,397111,366
2022年3月期 期末4004013,55096,969
2022年3月期 中間4004013,55083,419
2021年3月期 期末40037.512,70369,869
2021年3月期 中間40037.512,70357,166
2020年3月期 期末400(+200)37.512,70344,463
2020年3月期 中間20037.56,35231,760
2019年3月期 期末20037.56,35225,408
2019年3月期 中間20037.56,35219,056
2018年3月期 期末20037.56,35212,704
2018年3月期 中間20037.56,3526,352
名称各ネット証券のおすすめポイント
最終更新日2021年1月27日
SBI証券ネット証券口座開設数No.1。口座数は500万を突破。法人口座ではメインの証券会社として利用しています。
楽天証券楽天ポイントとの連携が魅力。なんと楽天カードで投資信託が買え、ポイントも貯まるので、新規ならイチ押し。
マネックス証券ネット証券業界No.1の米国株銘柄数が魅力。個人的には1株単位で国内株を購入できるワン株サービスがお気に入りです。

ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。