ナショナルグリッド[NGG]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

この記事では、イギリスを本社とする公共系の企業で、高配当株式としても知られている電力＋ガス系の企業である[NGG]ナショナルグリッドのひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。

[NGG]ナショナルグリッド 事業内容の紹介

上記の画像は[NGG]ナショナルグリッドのトップページから引用

ナショナルグリッド[NGG]は、イギリスのイングランドに本拠地をおく電力・ガス事業です。同社はもともと、国営企業にあたるCentral Electricity Generating Board（CEGB）という会社の一部だったのですが、この会社は1990年に解体されまして、送電事業を中心とする新生[NGG]ナショナルグリッドが誕生しました。

その後、2000年にはアメリカの電力企業を買収することでアメリカ東海岸に進出、その後もちょくちょく買収を重ねまして、2020年現在では米国やイギリスでガス供給事業も展開するようになっています。

[NGG]ナショナルグリッド ひとくちコメントとQ&A

ナショナルグリッド[NGG]は、その事業の性質上国内ではその知名度はかなり低いのではないかと思います。私自身も、実際のところネット証券のウェブサイトで紹介されるまでは、この企業のことは全く知りませんでした。ただ、同社はイギリスの代表的な株価指数であるFTSE100の構成銘柄ですし、さらに業績・配当・株価（英ポンド建て）も安定の傾向にあります。

あれ？[NGG]ナショナルグリッドの株価って、意外に変動が激しいように見えるのですが。

それは、読者代表さんが米ドル建ての株価を見ているからではないでしょうか？実際、私も米国市場を通じて同社の株式を購入しているので、下の方でご紹介している株価チャートも米国市場のものなんですけどね。それはさておき、最近の英国市場での同社株の値動きに比べて、米国市場での株価の方がブレが大きい米ドル＝英ポンドの為替レートの動きが大きいためでしょう。こればかりは仕方ないことですよね。ちなみに、英国市場の株価の方はイギリスのヤフーファイナンスのページなどでご覧いただけます。

[NGG]ナショナルグリッドには国有化の懸念があるのですか？

そうですね。英国の最大野党である労働党は[NGG]ナショナルグリッドの再国有化を主張しており、2019年の12月に行われた総選挙の結果次第では、同社が国有化へ・・という展開もあり得たと思います。結果として、12月の選挙では与党の保守党が大勝し、野党の労働党が大敗しましたので、今すぐに国有化へという展開はなさそうですね。

[NGG]ナショナルグリッド たっちゃん独自レーティング

★☆☆☆☆(2021年2月16日現在)

[NGG]ナショナルグリッド 過去5年間の株価推移

上記の株価チャートはヤフーファイナンスから引用

前述のとおり[NGG]ナショナルグリッドの過去5年間の株価推移をみてみると、米国市場では2019年の途中までは右肩下がりの値動きになっていることがわかると思います。逆張り好きの自分としては、こういう推移を見ているとついつい買い増ししたくなってしまいます。2019年後半からは株価が回復してきた？と思いきや、コロナショックで一旦暴落。その後はまた定位置の50$台に帰ってきました。

[NGG]ナショナルグリッド 過去の受取配当金まとめ

[NGG]ナショナルグリッド １株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

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最終更新日	2021年1月27日
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