この記事では2018年10月から始まった「楽天証券&楽天カードで投資信託の積立」についてご紹介します。投資信託の積立で、投資信託購入金額の1%の楽天ポイントが貯まるという画期的なサービスです。インデックス投資がしたいという方にとっては、2019年現在最善の選択肢と言えるのではないでしょうか。
目次
楽天証券&楽天カードで投資信託の積立ができるようになりました
さて、私がもともとネット通販の店長だったということもあり、今でもかなり贔屓にしている[4755]楽天グループの楽天カード。その楽天カードで2018年の10月から投資信託の積立でポイントが貯まるようになりました。
投資信託の積立でポイントが貯まるのですか?それってお得なんでしょうか?
楽天証券以外のネット証券・対面証券ともに、定期的に個人向け国債をはじめとする大盤振る舞いのキャッシュバックキャンペーンを実施しているのは見かけますが、個人向け国債のキャンペーンで1,000万円も購入した時に0.4%というのが最大級のキャンペーンです。それも、一気に1,000万円投資する必要があるため、かなり敷居が高いと思うんですよね。
1,000万円も一気に投資するというのは確かにキツイですよね。
たっちゃんさんの話を聞くと、すぐにでも楽天証券で積立をしたくなってきましたが、デメリットはあるのですか?
今のところ思いつくデメリットとしては、下記が挙げられると思います。
- 積立金額が月額5万円までに限られている
- 引き落とし日が毎月27日、指定日が翌月1日(ついたち)限定となり、楽天証券の魅力の1つである毎日積立が使えない
積立が毎月50,000円までとはいえ、これを1年間続けると月500ポイント、年間で6,000ポイント貯まるのですね。
そうですね。年間6,000ポイントもあれば、ポイントの使い道は色々ありますし、さらにそのたまったポイントをさらに投資に回すということも可能です。ポイントの使い方は人それぞれ色々とありそうですね。
なお、楽天証券で積立を行う際は、無料の楽天カードを持っていないとお得になりません。楽天カードについては、別の記事で詳しく紹介してありますので、興味のある方はそちらも合わせてご覧いただければと思います。まだ、カードを持っていないという方は、楽天証券の申し込みの手続きに合わせて楽天カードにも準備しておきましょう。
たっちゃんのつみたてNISA&通常の口座で積立中の投資信託13選
ちなみに、最大投資期間20年の長期資産形成に使える「つみたてNISA」で投資信託の積立をする時も楽天カードを利用しての投資信託の積立が可能です。今のところ「今が高値つかみかも・・」というデメリットと上記のデメリット以外はあまり思いつきませんので、私も2019年3月1日の積立分から楽天証券にて楽天カードを使った投資信託の積立を始めます。
つみたてNISA口座で積立中の投資信託(月額3,703円積立)
投資信託の名称 | 信託報酬(%) |
---|---|
最終更新日 | 2019年1月30日 |
ニッセイ 外国株式インデックスファンド | 0.11772 |
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) | 0.17172 |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 0.11772 |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 0.17172 |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 0.15336 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.1728 |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 0.20412 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 0.1696 |
SBI・全世界株式インデックス・ファンド | 0.15 |
通常の口座で積立中の投資信託(月額4,168円積立)
投資信託の名称 | 信託報酬(%) |
---|---|
最終更新日 | 2019年1月30日 |
たわらノーロード 先進国債券 | 0.1836 |
iFree 新興国債券インデックス | 0.2376 |
ニッセイJリートインデックスファンド | 0.27 |
Smart-i 先進国リートインデックス | 0.216 |
楽天証券の投資信託 資産クラス別の積立状況
Powered by TSBA.mobi GoogleGraph Wordpress plugin
つみたてNISAと通常の口座で積立を分けているのはなぜなのですか?
これは、月額の積立限度額の制限によるものです。楽天カードを利用した積立は月額5万円まで可能なのですが、つみたてNISAは年間40万円(月額33,333円)という制限があるため、つみたてNISAだけでは月額5万円の枠を使いきれないんですよね。そのため、通常の口座でも別途4つの投資信託を積み立てています。
つみたてNISAの方で購入している投資信託は、株式系の投資信託ばかりじゃないですか?
そうですね。つみたてNISAは20年の長期にわたる積立を行うものであることから、長期投資に向いているとされる「株式」に投資するのが基本とされています。つみたてNISAは、通常のNISA口座と違って要件がかなり厳しくなっており、「株式型」「バランス型」の投資信託しか取り扱いがされていないんですよね。
なるほど。それで、つみたてNISAではない口座の方で債券やリートの投資信託を買っているんですね。
そうですね。じっくり腰を据えた長期投資をするのであれば、本来は株式オンリーでも良いような気がするのですが、できるだけ分散するというのが私の投資の基本方針ですので、楽天証券での投資信託の積立についてもこの基本線は維持することにしました。
それにしても、海外株式が55.6%とは配当金生活のポートフォリオと随分違いますね。
そうですね。配当金生活のポートフォリオの方は元本自体の成長にはあまり期待しておらず、安定した配当を受け取ることを重視しているので、情報の入りやすい国内株式を海外株式と同じ投資比率としています。こちらのポートフォリオの方は、長期的な資産成長に期待しているので、日本よりは長期的に成長しそうな米国を中心とする株式をメインとすることにしました。
楽天証券 インデックス投信 現在の保有銘柄一覧と個別成績
投資信託の名称 | 購入金額(円) | 時価(円) | 騰落率(%) |
---|---|---|---|
最終更新日 | 2021年10月1日 | ||
Smart-i 先進国リートインデックス | 129,208 | 159,070 | +23.11 |
たわらノーロード 先進国債券 | 129,208 | 135.947 | +5.21 |
SBI・全世界株式インデックス・ファンド | 114,793 | 153,304 | +33.54 |
ニッセイJリートインデックスファンド | 129,208 | 148,096 | +14.59 |
ニッセイ外国株式インデックスファンド | 114,793 | 156,600 | +36.41 |
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) | 114,793 | 133,823 | +16.57 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 114,793 | 161,905 | +41.04 |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 114,793 | 156,631 | +36.44 |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 114,793 | 133,604 | +16.38 |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 114,793 | 138,362 | +20.53 |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 114,793 | 154,003 | +34.15 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 114,793 | 160,753 | +40.03 |
iFree 新興国債券インデックス | 129,208 | 133,762 | +3.52 |
楽天証券 インデックス投信ポートフォリオ 投資成績
最終更新日 | 2021年10月1日 |
---|---|
投資元本 | 1,550,000円 |
保有銘柄の時価 | 1,925,860円 |
評価損益 | +375,860円 |
評価損益率 | +24.24% |
参考情報:楽天ポイントがリアルの店舗で使えるようになっています
そう言われても、楽天ポイントを大量にゲットしたところで、使い道がないんですけど・・・
楽天市場の中でも魅力的なお店は色々あると思うのですが、それでも通販をほとんど利用したことがないという方には楽天市場のお店というのはちょっとハードルが高いかもしれませんね。しかしながら、最近は楽天カードに最初から楽天ポイントカードとしての機能が備わっており、そのポイントを街中で利用できるようになっています。以下は、私たっちゃんが実際に楽天ポイントを街中で使った例となっています。
リアル店舗での楽天ポイント消化事例 [2702]日本マクドナルド
リアル店舗での楽天ポイント消化事例 [4665]ダスキン ミスタードーナツ
マクドナルドやミスタードーナツならうちの近くにあります。逆に5,000円分も食べるのが大変そうですよね。
そうですね。我が家は普段から楽天市場でお買い物をしまくっているので、楽天ポイントが余りまくっています。そのポイントは、マクドナルドとミスタードーナツで使ったり、楽天市場に出店している食べ物系のお店で使ったりしています。