iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)[1482]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

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この記事では、期間が7年から10年までの米国国債で構成される指数である『シティ米国債7-10年セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベース)』に連動する投資成果を目指している、[1482]iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)の特徴とひとくちコメント並びに投資口価格推移、分配金の推移をご紹介することにしたいと思います。




[1482]iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり) 特徴

iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)[1482]はその名前が示している通り、アメリカの期間が7年から10年の国債に満遍なく投資しているETFです。また、為替ヘッジありと買いてあるように米ドルと円との間の為替リスクを低減するような仕組みが取られていますね。

[1482]iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり) 主要データ(2020年2月時点)

  1. 投資対象:米国国債(7年~10年のもの)
  2. 参考指数:シティ米国債7-10年セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベース)
  3. 決算日:年4回(1,4,7,10月)
  4. 信託報酬:0.154%
  5. 分配利回り:1.9%(2020/2/24現在)
読者代表
[1482]iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)の魅力を教えてください。
たっちゃん
米国債に投資するだけなら、野村證券などの大手証券会社でも可能ですが、それらの証券会社では最低投資単位が1,000$となっているところが多いんですよね。その一方で、[1482]iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)は最低投資単位が1口となっており、2020年2月現在の投資口価格が2,000円台であることから、なんとびっくりなことに2,000円台で米国債に投資ができてしまうのです。これは素晴らしいことですよね。

[1482]iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり) ひとくちコメントとQ&A

自分としては、本当は海外債券クラスは下でご紹介している[AGG]米国総合債券ETF一本に投資を絞っても良いと思っているのですが、それだけだと投資生活に面白みがないので、他の債券にも色々と投資しています。私のような専業投資家ならともかくとして、一般の投資家の方が多くの銘柄を持つと何かとややこしくなってしまうので、できれば投資銘柄数は絞った方が良いと思いますね。

読者代表
たっちゃんさん、この銘柄は間違えて買ったと担当税理士さんに聞いたのですが、本当ですか?
たっちゃん
専業投資家失格や!と言われそうですが、本当に間違えて買ったんですよね。本当に買いたいと思っていた商品は[1656]iシェアーズ・コア米国債7-10年ETFという為替ヘッジがない方の商品でした。そもそも、間違えて買ってしまうため、このシリーズの米国債ETFで為替ヘッジのものが上場されていることを知らなかったんですよね。為替ヘッジは余分なコストがかかっているといわれることもありますが、買ってしまったものは仕方ないので、話のタネにと思って両者を保有することとしました。長期に渡って成績を比較していきたいと思っています。

参考:為替ヘッジあり(青線)と為替ヘッジなし(赤線) 過去1年間の値動きの違い

※ 上記の株価チャートはヤフーファイナンスから引用

iシェアーズ・コア米国債7-10年ETF(為替ヘッジなし)[1656]の方が債券価格と為替相場の2つの要因で価格が揺れ動くので、値動きは大きい傾向という印象にあるのですが、この記事を更新している2020年2月から見た過去1年間はそれほど両者の違いはありませんね。ただ、2020年2月に入って円安傾向が強まっているため、これからは差が開く可能性があります。

参考商品:[AGG]米国総合債券ETF

米国債のみに投資する商品というわけではありませんが、米国の投資適格債券全体に幅広く投資したいというのであれば、個人的には米国ETFである[AGG]米国総合債券ETFをオススメしたいと思います。

米国市場の上場商品であるため、米国株口座を開かなければならないというハードルはあり、さらに米国で源泉徴収される外国税額控除を確定申告で取り戻さないともったいないという欠点はありますが、これさえ乗り越えられるのであれば、信託報酬0.05%&抜群の流動性というのはかなりの魅力ではないかと思うんですよね。

iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF[AGG]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

2021.04.17

たっちゃんが口座を開設している 米国株取扱ネット証券はこちら

名称取扱銘柄数取引手数料(税抜)
マネックス証券約3,300銘柄約定代金の0.45%。最低0、上限20$
楽天証券約1,400銘柄約定代金の0.45%。最低0、上限20$
SBI証券約1,400銘柄約定代金の0.45%。最低0、上限20$

参考商品:三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド

また、低コストで世界の株式・債券に投資したいというのであれば、年率の信託報酬がたったの0.2268%である三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンドがオススメです。自分でインデックスファンドを組み合わせてポートフォリオを構成しても、信託報酬自体はこの商品とあまり変わらないと思いますね。




[1482]iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり) たっちゃん独自レーティング

★★☆☆☆(2020年2月24日現在)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[1482]iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)の購入単価は2,292円となっています。2019年に入ってから米10年国債の利回りは3%台から1%台まで下がっており、投資口価格は一時期に比べるとやや回復してきました。レーティングは★★☆☆☆です。

[1482]iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり) 過去1年間&5年間の株価推移

※ 上記の株価チャートはヤフーファイナンスから引用

※ 上記の株価チャートはヤフーファイナンスから引用

2016年に上場したばかりの比較的新しい商品である[1482]iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)。為替ヘッジをしているので、基本的には米国国債の利回りが上昇すればそれだけ株価(投資口価格)が下がります。2019年以降は米国国債の利回りが低下しているので、投資口価格は堅調に推移していますね。

[1482]iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり) 過去の受取分配金

 保有口数1口分配(円)今回の税引後分配金(円)税引後の累計分配金(円)
2020年2月688(-112)116,03154,724
2019年11月800127,65048,693
2019年8月800117,01341,043
2019年5月800(+250)117,01334,030
2019年2月550177,91927,017
2018年11月55094,19219,098
2018年8月55094,19214,906
2018年5月550115,12410,714
2018年2月550125,5905,590

[1482]iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり) 1口あたり分配金の推移

 分配金(円)期末分配利回り(%)
2019年1~12月分512.19
2018年1~12月分411.83
2017年1~12月分411.73
本当は年4回分配型の商品です
本当は3ヶ月に1回分配の[1482]iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)ですが、3月毎に表を1行使っているとめちゃくちゃ縦に長い表になってしまいますので、敢えて1年分毎の分配をまとめて表示しています。
名称各ネット証券のおすすめポイント
最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。