積水ハウス・リート投資法人[3309]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

8973積水ハウスレジデンシャルアイキャッチ画像

この記事では、以前は住宅を専門に投資するリートだった積水ハウス・レジデンシャル投資法人と、オフィスに投資するリートだった旧積水ハウス・リート投資法人が2018年5月に合併して誕生した銘柄である、新生[3309]積水ハウス・リート投資法人のひとくちコメント並びに投資口価格推移、事業内容、業績推移、分配金の推移をご紹介することにしたいと思います。




[3309]積水ハウス・リート投資法人 特徴

3309積水ハウスリート投資法人トップページ画像

上記の画像は[3309]積水ハウス・リート投資法人のトップページから引用

リートの名称のとおり、[1928]積水ハウスがメインのスポンサーとなっている[3309]積水ハウス・リート投資法人。この名前のリートとしては2014年から上場しているのですが、冒頭で述べた同じ[1928]積水ハウス系のリートと合併したことにより、2018年5月からイメチェンして再スタートを切っています。

読者代表
たっちゃんさんは[1928]積水ハウスの強い「住宅」に良さを感じて旧[8973]積水ハウス・レジデンシャル投資法人に投資していたのに、総合リートになっちゃったのですね。
たっちゃん
そうですね。[3309]積水ハウス・リート投資法人は、前述のように住宅を専門に投資するリートだった積水ハウス・レジデンシャル投資法人と、オフィスに投資するリートだった旧積水ハウス・リート投資法人の2つのリートが合併してイメチェンした銘柄となります。総合リートは住宅リートに比べると好まない私ですが、私が個人的に贔屓にしている[1928]積水ハウス系なので、持ち高を少し減らして保有を継続することにしました。

[3309]積水ハウス・リート投資法人 地域別の投資割合

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[3309]積水ハウス・リート投資法人 用途別の投資割合

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[3309]積水ハウス・リート投資法人 上位の投資物件

  1. ガーデンシティ品川御殿山
  2. 本町ガーデンシティ(オフィスビル部分)
  3. 御殿山SHビル
  4. 本町南ガーデンシティ
  5. 赤坂ガーデンシティ
たっちゃん
投資割合でいうとオフィスと住居は互角の戦いとなっていますが、オフィスは大型の物件が多いため、上位の投資物件はほとんどがオフィス物件となっていますね。

[3309]積水ハウス・リート投資法人 神戸女子学生会館はここにあります

普段のこのコーナーでは、保有物件の1位のものをご紹介することが多いのですが、今回はかつて上位の投資物件に入っていた地元兵庫県の物件である神戸女子学生会館をご紹介します。

神戸市内ではのどかながらちょっと不便とされている人工島の六甲アイランドにある物件で、各大学からは遠いように思えるのですが、地元関西では強い神戸大学など、神戸市内のいろいろな大学に送迎バスを運行してくれていますね。マンションの周りには遊ぶ場所も食べる場所もあまりありませんが、その一方で朝食・夕食付きの施設です。本人はあまり楽しくないかもしれませんが、学業には打ち込める施設なのかもしれませんね。

[3309]積水ハウス・リート投資法人 ひとくちコメントとQ&A

もともと投資していた旧積水ハウス・レジデンシャル投資法人[8973]のような住宅リートは、オフィスなどを投資対象とするリートと比べるとその分配水準が安定しているという特徴があります。オフィスなどは景気の変動に応じて需要が増減するのが通常なのですが、住宅については多少景気が変動したとしても、それに応じて引っ越しを・・というのはオフィスに比べて少ないというのは自然に思い浮かぶことではないでしょうか。

読者代表
オフィス物件には良さはないのですか?
たっちゃん
そうですね。オフィス物件については、景気の変動に応じて需要が増減し、賃料の変動も住宅に比べて激しいのですが、逆に考えると景気拡大局面では上昇の余地が大きいということになります。景気が良くても悪くてもそれなりの業績の銘柄を好む私の性格には合わないのですが、こういう性格を知って投資するのであればオフィス物件も面白いのではないでしょうか。




[3309]積水ハウス・リート投資法人 たっちゃん独自レーティング

★★★★☆(2021年7月25日時点)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[3309]積水ハウス・リート投資法人の購入単価は56,237円となっています。以前は4万円台の購入単価だったのですが、2020年春のナンピン時点の投資口価格はそれよりは高かったため、購入単価が5万円台に上昇しました。

[3309]積水ハウス・リート投資法人 過去1年間&10年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

ここで[3309]積水ハウス・リート投資法人の過去1年間と過去10年間の株価チャートをみておきたいと思います。

チャートの記録が残っている2015年以降は比較的まったりとした投資口価格推移が続いているように思います。2019年のリート大躍進相場で一旦10万円に到達し、その後2020年3月には5万円を切る場面がありました。2021年に入ってからの投資口価格推移は絶好調でして、2019年以来の10万円も夢ではない水準となっていますね。

[3309]積水ハウス・リート投資法人 1口あたり分配金の推移

 分配金(円)期末分配利回り(%)
2023年10月期(予想)1,8954.44(7/27現在)
2023年4月期1,714→1,7814.62
2022年10月期1,688→1,7144.28
2022年4月期1,6984.46
2021年10月期1,649→1,8034.18
2021年4月期1,641→1,6753.68
2020年10月期1,664→1,6854.62
2020年4月期1,623→1,6655.05
2019年10月期1,587→1,6313.27
2019年4月期1,537→1,5943.97
2018年10月期1,5544.41
2018年4月期1,3523.84
2017年10月期1,3554.31
2017年4月期1,3323.74
2016年10月期1,2983.66
2016年4月期1,2393.93
2015年10月期1,2293.94
2015年4月期8022.26

[3309]積水ハウス・リート投資法人 過去の受け取り配当金 まとめ

 保有株数1株配当(円)今回の税引後配当金(円)税引後の累計配当金(円)
2023年4月期12(+2)1,78118,099190,015
2022年10月期101,71414,516171,916
2022年4月期101,69814,380157,400
2021年10月期101,80315,269143,020
2021年4月期10(-5)1,67514,185127,751
2020年10月期151,68521,405113,566
2020年4月期15(+4)1,66521,15192,161
2019年10月期11(-5)1,63115,19471,010
2019年4月期16(-10)1,59421,59955,816
2018年10月期261,55434,21734,217
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最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。