日本アコモデーションファンド投資法人[3226]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

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この記事では、国内を代表する不動産企業の1つである[8801]三井不動産系のリートで『住宅』を投資対象としている銘柄である[3226]日本アコモデーションファンド投資法人のひとくちコメント並びに投資口価格推移、事業内容、業績推移、分配金の推移をご紹介することにしたいと思います。




[3226]日本アコモデーションファンド投資法人 特徴

3226日本アコモデーションファンド トップページ画像

上記の画像は[3226]日本アコモデーションファンド投資法人のトップページから引用

天下の[8801]三井不動産系の住宅リートである[3226]日本アコモデーションファンド投資法人。国内の住宅リート市場全体を見てみると、先行銘柄である[8001]伊藤忠商事系の[3269]アドバンス・レジデンス投資法人には時価総額では及びませんが、分配利回りでは互角の争いとなっています。不動産という観点から見ると[3226]日本アコモデーションファンドの方に軍配を上げる方が多いかもしれませんが、私は両銘柄ともにポートフォリオ内の住宅リートのエースとして等しく期待しています。

アドバンス・レジデンス投資法人[3269]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

2021.05.05

[3226]日本アコモデーションファンド投資法人 地域別の投資割合(2021年2月現在)

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読者代表
[3226]日本アコモデーションファンド投資法人のエリア別表示の「都心3区」とは具体的にどこですか?
たっちゃん
私のように東京にあまり詳しくない人間だと、都心3区と言われてもすぐには思いつきませんね。同社の事業報告書によると、東京港区・中央区・千代田区の3つが都心3区なんだそうです。めっちゃ都会のイメージがある新宿区、渋谷区は都心3区という区切りだと入らないんですね。

[3226]日本アコモデーションファンド投資法人 カテゴリー別の投資割合(2021年2月現在)

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読者代表
[3226]日本アコモデーションファンド投資法人は東京23区集中型の銘柄なのですね。
たっちゃん
単純に分配利回りという観点から考えれば適度に地方をミックスしてくれた方が良いのですが、[3226]日本アコモデーションファンド投資法人の場合は、東京23区集中投資という方針を打ち出していますので、これからもこの比率は大きく変わることはないと思います。東京23区の物件は地方物件に比べて、分配利回りは控えめになってしまいます。ただ、国内でこれからも10年20年と元気な地域は東京だけかもと考える方は、こういう銘柄をチョイスした方が良さそうですね。

[3226]日本アコモデーションファンド投資法人 上位の投資物件

  1. 大川端賃貸棟
  2. パークアクシス豊洲
  3. パークアクシス御茶ノ水ステージ
  4. パークキューブ目黒タワー
  5. パークキューブ愛宕山タワー

[3226]日本アコモデーションファンド投資法人 大川端賃貸棟はここにあります

日本アコモデーションファンド投資法人の投資額トップとなっている物件である大川端リバーシティ21(大川端賃貸棟)はこんな感じで川に挟まれたエリアにありますね。最寄り駅の月島駅まで徒歩6分くらいということなのですが、東京駅まで路線バスで10分くらいで行けるということなので、自分が住むとすればバスがメインということになるかもしれません。

[3226]日本アコモデーションファンド投資法人 ひとくちコメントとQ&A

国内上場の住宅リートとしてはトップクラスの評価となっている[3226]日本アコモデーションファンド投資法人。そのこと自体は非常に喜ばしいことではあるのですが、株価(投資口価格)の方も同じく評価されてしまっているので、ここから新規で買うのはちょっと気が引ける水準となってきてしまっていますね。

読者代表
たっちゃんさんは最近[3226]日本アコモデーションファンド投資法人の保有額を減らしているんですね。
たっちゃん
そうですね。2017年にポートフォリオの利益確定水準に達した時に、国内リートで売却する銘柄の1つに[3226]日本アコモデーションファンド投資法人を選択し、保有口数が4から2に減少しました。私がこの銘柄を評価しているというのは事実ではあるのですが、それでも分配利回り3%台の前半というのはちょっと評価されすぎだと思うんですよね。せめて4%はほしい所だと思います。




[3226]日本アコモデーションファンド投資法人 たっちゃん独自レーティング

★★★★★(2021年5月23日時点)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[3226]日本アコモデーションファンド投資法人の購入単価は241,166円となっています。2021年15月時点では、購入単価から2.5倍程度に上昇しておりまして、堂々の★★★★★評価ですね。

[3226]日本アコモデーションファンド投資法人 過去1年間&10年間の投資口価格推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

リーマンショックの前後でもその分配水準はほとんど変動がなかった[3226]日本アコモデーションファンド投資法人でしたが、それでも投資口価格は一時6割程度も下落してしまいました。その後は、投資口価格水準を徐々に切り上げています。2007年の不動産ミニバブルの時の上場来高値までは・・と思っていたのですが、2018年にはあっさりその水準を突破してしまいました。現在も、まあまあ好調な投資口価格推移が続いています。

[3226]日本アコモデーションファンド投資法人 1口あたり分配金の推移

 分配金(円)期末分配利回り(%)
2023年8月期(予想)10,3303.17(5/22現在)
2023年2月期10,510→10,7783.55
2022年8月期10,010→10,2993.02
2022年2月期10,350→10,4853.47
2021年8月期9,750→10,0353.04
2021年2月期10,0803.39
2020年8月期9,780→10,1083.10
2020年2月期9,850→10,0423.04
2019年8月期9,600→10,4493.13
2019年2月期9,350→9,7063.50
2018年8月期8,900→9,1613.63
2018年2月期8,750→9,1793.92
2017年8月期8,4973.81
2017年2月期8,4283.46
2016年8月期8,1303.67
2016年2月期8,0363.89
2015年8月期7,6883.80
2015年2月期7,9843.49
2014年8月期7,6724.06
2014年2月期7,4444.24
2013年8月期6,8584.27
2013年2月期7,4454.38

[3226]日本アコモデーションファンド投資法人 過去の受け取り配当金 まとめ

 保有口数1口分配(円)今回の税引後分配金(円)税引後の累計分配金(円)
2023年2月期210,77818,255194,631
2022年8月期210,29917,444176,376
2022年2月期210,48517,759158,932
2021年8月期210,03516,997141,173
2021年2月期210,08017,073124,176
2020年8月期210,10817,120107,103
2020年2月期210,04217,00989,983
2019年8月期210,44917,69872,974
2019年2月期29,70616,44055,276
2018年8月期2(-1)9,16115,51638,836
2018年2月期39,17923,32023,320
名称各ネット証券のおすすめポイント
最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。