今回の記事では、クリスマスの季節には普段よりも話題になることの多い「ケンタッキーフライドチキン」でおなじみの[9873]日本KFCホールディングスをご紹介します。
個人投資家の皆様はツイッターをしているという方も少なくはないと思うのですが、そんなツイッター上でこの2ヶ月ほど一番見た銘柄がこの[9873]日本KFCホールディングスなのではないかと思います。
それだけ、最近の株価が上昇しているということなのですが、そんな同社が今年の大失敗銘柄の1つというのはどういうことなのでしょうか?本文中でその理由をご紹介しています。
目次
[9873]日本KFCホールディングス 2018年3月期以降の受取配当金
保有株数 | 1株配当(円) | 今回の税引後配当金(円) | 税引後の累計配当金(円) | |
---|---|---|---|---|
2020年3月期 中間 | 300 | 25 | 6,104 | 18,562 |
2019年3月期 期末 | 300(+200) | 25 | 6,104 | 12,458 |
2019年3月期 中間 | 100 | 25 | 2,118 | 6,354 |
2018年3月期 期末 | 100 | 25 | 2,118 | 4,236 |
2018年3月期 中間 | 100 | 25 | 2,118 | 2,118 |
[9873]日本KFCホールディングス 2020年3月期中間配当金
- 保有株数:300株(3名義)
- 1株配当:12.5円
- 税引後受取配当金:6,104円
[9873]日本KFCホールディングス 株価爆上げの初動で売ってしまいました
さて、今回も[9873]日本KFCホールディングスの中間報告書からネタをご紹介しようと思ったのですが、この中間報告書からのネタよりも、やはり同社といえば最近の株価大躍進に触れないわけにはいかないと思いますので、そちらをご紹介することにしたいと思います。
2017年以降は、株価2,000円前後での推移が多かった[9873]日本KFCHD。あまりに株価の変動幅が小さいので、当サイト内やツイッターでも時々ネタとして取り上げたほどでした。
あの三菱商事の系列ということで、配当が50円で安定的に推移する可能性が高く、かといって、業績がパッとしない同社だったので、2,000円前後でのヨコヨコ推移もある意味納得のことでした。
そんな同社は、今年に入ってから「実は業績好調ではないか?」と思わせるようなニュースが流れるようになり、月次決算も好調な数字が続きます。そして、11月13日に発表した中間期決算は前期比で営業利益5倍の大ブレイク。これをきっかけに、少しずつ上昇していた株価は爆上げすることになります。
[9873]日本KFCホールディングス 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 15.12倍 |
PBR | 2.26倍 |
ROE | 9.8% |
予想配当利回り | 2.17% |
最終データ更新日 | 2020年4月5日 |
EPS(円) | 配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
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2020年3月期(予想) | 49.2→152.1 | 50 | - |
2019年3月期 | 44.7→92.0 | 50 | 2.51 |
2018年3月期 | 65.8→60.6→25.8 | 50 | 2.50 |
2017年3月期 | 60.9 | 50 | 2.56 |
2016年3月期 | 32.6 | 50 | 2.54 |
2015年3月期 | -23.4 | 50 | 2.15 |
2014年3月期 | 19.7 | 50 | 2.37 |
2013年3月期 | 53.6 | 50 | 2.38 |