岡部[5959]の株主優待制度・業績と配当金推移

この記事では、建設関係の資材で有名で、やや高配当株式でありながら、さらにオマケとして年2回のオリジナル・クオカードもいただける銘柄である[5959]岡部のひとくちコメント並びに株主優待、株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。

[5959]岡部 事業内容の紹介

上記の画像は[5959]岡部のトップページから引用

建設資材の分野で有名な[5959]岡部。事業報告書によると、2019年12月期が第76期ということですが、創業してからの年数を計算すると既に100周年という老舗の会社ですね。

もともと、同社は副業としてホテル事業も手がけていたのですが、その事業は2016年の9月に譲渡を行なっています。譲渡を行なった最後の年でも9ヶ月で営業利益が5億円程度出ているので、ちょっともったいない感もありますが、ホテル好況の間に、事業ごと売ってしまうというのは悪くはない選択肢だったように思えますね。

[5959]岡部 業種別の売り上げの内訳

[5959]岡部 ひとくちコメントとQ&A

ここ数年は同社の2大事業である、建設関連製品・自動車関連製品がともに底堅く、その業績はヨコヨコ程度ながら悪くはない推移であると言えると思います。2017年12月期の中間報告書をみると、NEXT100という中期3カ年計画が提示されておりまして、2019年度は2016年度に対して営業利益ベースで+25%の目標を掲げていました。

ところが、実際の2019年12月期の営業利益は約53億円と、2016年12月期の55億円に比べてむしろ微減となってしまいました。微減とはいえ、これくらいの推移ならむしろ手堅い方だとは思うのですが、この3年の業績推移としては物足りない水準なのか、[5959]岡部の株価推移は国内保有銘柄の中ではややイマイチでした。

2017年12月期は100周年記念配当が出ましたね。

そうですね。[5959]岡部の2017年12月期は前年度比で6円の増配の30円配当でした。ただ、このうち6円は創業100周年記念の記念配当だということなので、実質の配当は前年度比ヨコヨコの24円配当ということになりますね。なお、2018年12月期は26円の配当、2019年12月期は28円の配当、2020年12月期は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け14円の減配予想となっています。

[5959]岡部 たっちゃん独自レーティング

★★☆☆☆(2020年9月17日現在)

[5959]岡部 過去1年間＆10年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

ここでは[5959]岡部の1年チャート(上)と10年チャート(下)をご紹介します。アベノミクス相場以前は、概ね株価500円弱程度、その後2014年にかけて一時は1,500円に乗せるなど、ちょっと忙しい値動きとなっていますね。2020年3月の株価暴落局面では一時592円まで株価を下げる場面がありました。

[5959]岡部 株主優待制度(年2回6,12月)

[5959]岡部 2020年6月権利確定分 500円分のオリジナル・クオカード

[5959]岡部 2019年12月権利確定分 500円分のオリジナル・クオカード

[5959]岡部 2019年6月権利確定分 500円分のオリジナル・クオカード

[5959]岡部 2018年6月権利確定分 500円分のオリジナル・クオカード

[5959]岡部 2017年6月権利確定分 500円分のオリジナル・クオカード

[5959]岡部の優待利回りと配当利回りはどの程度でしょうか？

2020年9月時点では、100株保有を仮定した場合の優待利回りは1.4%前後となっています。配当利回りは4%前後・・だと思っていたら、2020年12月期に配当が半減となってしまったので利回りは1.8%前後に。将来の28円配当復活を視野に入れるのであればまあまあの利回りですね。

[5959]岡部 １株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

[5959]岡部 過去の受け取り配当金 まとめ

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最終更新日	2021年1月27日
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