この記事では、アメリカのリート市場の指数と連動するように組成されている米国上場のETFで、世界トップのETF運用会社であるブラックロック社のiシェアーズシリーズの株式ETFの1つ、[1659]iシェアーズ 米国リート ETFの特徴とひとくちコメント並びに投資口価格推移、分配金の推移をご紹介することにしたいと思います。
目次
[1659]iシェアーズ 米国リート ETF 特徴
iシェアーズ 米国不動産 ETF[1659]は、米国リートで構成されている指数である『FTSE NAREIT Equity REITs インデックス』に連動するように組成されているETFです。米国リートに投資するETFとしては、配当金生活の最も初期のころから投資している[IYR]iシェアーズ 米国不動産 ETFという商品があります。
詳細は下記でご紹介している通りであり、コンセプトとしては大きく変わったものではないのですが、信託報酬が違う(0.44% vs 0.20%)ことと、連動する指数が違う(IYRはダウ・ジョーンズ米国不動産指数)こともあり、パフォーマンスは意外に違っています。どっちを買うか迷ったら、両方を半分買っておくというのは私の投資ではよくある戦略ですね。
[1659]iシェアーズ 米国リート ETF 主要データ(2019年9月)
- 投資対象:米国リート
- 保有銘柄数:1
- 信託報酬:0.20%
- 分配利回り:3.3%
[1659]iシェアーズ 米国リート ETF 上位の保有銘柄(2019年9月)
- [USRT]ISHARES CORE US REIT ETF
[1659]iシェアーズ 米国リート ETF 業種別投資割合(2019年9月)
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[1659]iシェアーズ 米国リート ETF ひとくちコメントとQ&A
最近は世界のリートに投資する信託報酬の低いインデックスファンドが登場しており、iシェアーズ 米国不動産 ETF[1659]は米国リートに投資する最善手とはいえないと思うのですが、私自身は世界のiシェアーズブランドを信頼しており、また、インデックスファンドと違って定期的な分配もありますので、これからも投資の主力としていきたいと思っています。
参考商品:Smart-i 先進国リートインデックス
[1659]iシェアーズ 米国リート ETF たっちゃん独自レーティング
★★☆☆☆(2019年9月17日評価)
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね
- ★★★★★:含み損益上位20%まで
- ★★★★☆:含み損益上位40%まで
- ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
- ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
- ★☆☆☆☆:含み損益下位20%
となるように計算したものです。たっちゃんの[1659]iシェアーズ 米国リート ETFの購入単価は2,151円です。本当はもう少し安い単価で取得していたのですが、個人口座と法人口座の持ち高整理のため、保有名義が変わったので2019年3月の単価に切り替わっています。
[1659]iシェアーズ 米国リート ETF 過去1年間&5年間の株価推移
iシェアーズ 米国リート ETF[1659]の上場してからの値動きを見ておきます。この銘柄が上場した2017年秋はまだ為替も米国リートも絶好調な時でした。その後、2018年春ごろと2018年末には円高・リート安のダブルパンチで軟調に推移する場面がありました。今思うと2018年の2回の急落は買い場だったのかもしれませんね。
[1659]iシェアーズ 米国リート ETF 過去の受取分配金
保有口数 | 1口分配(円) | 今回の税引後分配金(円) | 税引後の累計分配金(円) | |
---|---|---|---|---|
2019年8月 | 570 | 6 | 2,726 | 66,574 |
2019年5月 | 570(-90) | 15 | 6,814 | 63,848 |
2019年2月 | 660(-113) | 6 | 3,354 | 57,034 |
2018年11月 | 773 | 46 | 30,113 | 53,680 |
2018年8月 | 773 | 19 | 12,438 | 23,567 |
2018年5月 | 773 | 14 | 9,165 | 11,129 |
2018年2月 | 773 | 3 | 1,964 | 1,964 |
[1659]iシェアーズ 米国リート ETF 1口あたり分配金の推移
分配金(円) | 期末分配利回り(%) | |
---|---|---|
2018年1~12月分 | 82 | 4.43 |
iシェアーズ 米国リート ETF[1659]は年4回分配のETFです。このETFは2017年の秋に設定された比較的新しいETFであるため、分配実績があまりありません。私は継続保有予定なので、これから順次上の表の行数も増えていくのではないかと思います。