今回の記事では、ルマンド・アルフォートなどのビスケット系のお菓子に強い[2208]ブルボンをご紹介します。それ以外にもスナック菓子、チョコレート系の商品に、最近はルマンドアイスのヒットでも記憶に新しい銘柄ですね。
ルマンドアイスのヒットもあってか、2018年の初め頃にかけて急上昇していた[2208]ブルボンの株価。しかし、その後は反落傾向となり、2020年1月時点では2年前の半分程度の株価で推移しています。今中間期はまさかの赤字決算でしたが、下半期で株価・業績を挽回させることはできるでしょうか?
目次
[2208]ブルボン 2018年3月期以降の受取配当金
保有株数 | 1株配当(円) | 今回の税引後配当金(円) | 税引後の累計配当金(円) | |
---|---|---|---|---|
2020年3月期 中間 | 100 | 11 | 877 | 1,754 |
2019年3月期 期末 | 100 | 11 | 877 | 877 |
[2208]ブルボン 2020年3月期中間配当金
- 保有株数:100株
- 1株配当:11円
- 税引後受取配当金:877円
[2208]ブルボン ルマンドアイスの販売がイマイチでした
さて、今回は[2208]ブルボンの中間報告書から、同社のサブ事業である「飲料・食品・冷菓・その他事業」について、ご紹介することにしたいと思います。
2020年3月期・中間決算でまさかの営業赤字に転落してしまった[2208]ブルボン。その要因としては、2019年3月期に発覚した金属片混入の影響もあったでしょうし、2019年の夏が冷夏だったことによる、ルマンドアイスの販売不振もありました。
さらに、営業損益とは関係ありませんが、為替差損が1.31億円も発生してしまい、その結果として営業赤字に比べて、経常赤字がより大きくなる結果となってしまいました。
こんな感じで、中間決算時点では厳しい状況となってしまっている[2208]ブルボンですが、期末には営業利益ベースで前年度比△26%の着地を見込んでいます。前年度比減益だとしても、これくらいで着地できれば御の字と言えるでしょうね。
[2208]ブルボン 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 20.80倍 |
PBR | 0.93倍 |
ROE | 6.9% |
予想配当利回り | 1.30% |
最終データ更新日 | 2020年3月6日 |
EPS(円) | 配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
---|---|---|---|
2020年3月期(予想) | 137.4→85.3 | 23 記 | - |
2019年3月期 | 129.8 | 22 | 1.17 |
2018年3月期 | 152.3 | 21 | 0.69 |
2017年3月期 | 152.0 | 19 記 | 0.72 |
2016年3月期 | 107.9 | 17 | 1.00 |
2015年3月期 | 81.1 | 16 | 1.03 |