キヤノン[7751]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

7751キヤノン銘柄紹介

この記事ではカメラや事務用機器の分野では世界的な会社である[7751]キヤノンのひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。




[7751]キヤノン 事業内容の紹介

7751キヤノントップページ

上記の画像は[7751]キヤノンのトップページから引用

どちらも世界的な規模であるカメラと事務用機器の2つをメインの事業とする[7751]キヤノン。国内の売上も大きいとは思いますが、同社は海外売上高が8割にも達していますので、為替の変動を受けやすい銘柄ではありますね。また、最近は特に個人ユーザー向けのカメラ分野が先細り感があるためか、新規事業の買収にも積極的ですよね。

2016年12月には東芝系の医療機器メーカーであった東芝メディカルシステムズを買収しました。そして、2017年12月期から、下記事業別の売り上げ構成にメディカルビジネス部門が新たに登場していますね。売上高は全社の10%台となっています。

[7751]キヤノン 事業別の売上高の構成

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[7751]キヤノン ひとくちコメントとQ&A

2010年代の前半には[7751]キヤノンの1株利益は200円前後で推移しており、その時の配当は1株120~150円程度水準でした。その後、2016年12月期は1株利益が138円に大きく減速してしまいます。

2017年以降は、一時1株利益が200円台に回復するも、2019年12月期にまた業績が大コケに。2019年12月期はもちろん、2020年12月期においても配当性向が100%を超えてしまいました。

読者代表
そういう状況の中、やっぱり減配になってしまいましたね。
たっちゃん
そうですね。2020年12月期は、1株あたりのEPSが79.4円まで減速し、配当も160→80円に減配となってしまいました。とはいえ、予想EPSは期中は40円台だったので、考えようによってはかなり健闘していると言えるかもしれません。なお、2021年12月期は80→90に増配となっているものの、160円配当への復帰はまだまだ先の話なんでしょうね。




[7751]キヤノン たっちゃん独自レーティング

★★★★☆(2021年9月30日現在)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[7751]キヤノンの購入単価は1,680円となっています。もともとの購入単価は2,000円台だったのですが、昨年の損だし銘柄として使ってしまい、取得原価が一気に下がってしまいました。本当は含み損ですが、機械的に判断すると★★★★☆評価です。

[7751]キヤノン 過去1年間&10年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

高配当銘柄ではあり続けるものの、その業績推移は驚くほどイマイチな[7751]キヤノン。そんな同社なので、リーマンショック前の7,000円台の高値は遥か遠くとなってしまっていますね。日経平均株価などの主要指数と比較すると、その出遅れっぷりは際立つのではないかと思います。

[7751]キヤノン 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

PER12.17倍
PBR1.09倍
ROE8.1%
予想配当利回り3.89%
最終データ更新日2023年9月2日
 EPS(円)配当金(円)期末配当利回り(%)
2023年12月期(予想)265.9120-
2022年12月期234.3→254.3→236.7100→1204.20
2021年12月期110.0→192.2→205.480→90→1003.57
2020年12月期153.0→41.1→79.4160→804.04
2019年12月期222.3→150.4→116.91605.36
2018年12月期209.9→234.11605.33
2017年12月期164.9→222.9160 記3.81
2016年12月期138.01504.55
2015年12月期201.71504.08
2014年12月期229.01503.91
2013年12月期200.81303.90
2012年12月期191.31303.89

[7751]キヤノン 過去の受取配当金 まとめ

 保有株数1株配当(円)今回の税引後配当金(円)税引後の累計配当金(円)
2023年12月期 中間3007017,784223,999
2022年12月期 期末3006015,244206,215
2022年12月期 中間3006015,244190,971
2021年12月期 期末3005513,974175,727
2021年12月期 中間3004511,433161,753
2020年12月期 期末300(-200)4010,163150,320
2020年12月期 中間500(+100)4016,937140,157
2019年12月期 期末4008027,100123,220
2019年12月期 中間4008027,10096,120
2018年12月期 期末400(+100)8027,10069,020
2018年12月期 中間3008020,32541,920
2017年12月期 期末30085 記21,59521,595
名称各ネット証券のおすすめポイント
最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。