GCA[2174]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

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この記事では、日本・米国・欧州をはじめとして20以上の拠点を持ち、主に国境をまたいだM&Aの案件の取り扱いを得意としている高配当株式[2174]GCAのひとくちコメントおよび株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。

2021年8月4日の売買(8銘柄) M&Aの[2174]GCAがTOBで上場廃止。ダメダメ電力株コレクションを追加します。

2021.08.04

ちなみに、同社は先月8月にTOBによる上場廃止を発表しています。良い銘柄だとは思っていたのですが、そういう銘柄であるがゆえにTOBのターゲットとなってしまうんですよね。そのため、同社の株式は上記の通り2021年8月4日に売却してしまっています。




[2174]GCA 事業内容の紹介

2006年に、M&A事業者としては国内では初となる東京証券取引所上場を果たした[2174]GCA。その後、米国や欧州の同業と経営統合し、2021年現在は世界20以上の拠点で事業を展開するM&Aアドバイザリー会社となっています。

そんな同社だからか代表取締役・取締役計9名のうち、6名は外国籍の方となっています。国内外の頭脳が集まって、積極的に国境をまたぐM&Aの案件と取り仕切っていくんでしょうね。

[2174]GCA 事業別の売上高

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[2174]GCA 国内外の売上高

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[2174]GCA ひとくちコメントとQ&A

前述のように世界各国で国境をまたぐM&Aを取り扱っている[2174]GCA。実際、国境をまたぐ大型M&Aのニュースは経済新聞でもよく見られるネタであり、今後も日本企業による海外企業・事業の買収や、海外企業同士の買収にも多く携わっていくのではないでしょうか。

読者代表
国際的なM&Aに強いことはわかりましたが、今の経済状況を思うと事業には痛手ではないでしょうか?
たっちゃん
確かに、2021年2月現在は新型コロナウイルスの影響により、日本をはじめ米国・欧州の経済活動に大きな打撃となってしまっていますね。また、経済活動も収縮していることから、M&Aにお金を使うよりも手元資金を厚く・・なんて考えている企業が増えてしまうかもしれません。しかしながら、2020年12月期の下半期だけを見ると、2019年12月期よりも業績は向上しています。同社にとっては、コロナ禍はそこまで心配することではないのかもしれませんね。




[2174]GCA たっちゃん独自レーティング

★★★★★(2021年9月9日現在)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[2174]GCAの購入単価は711円となっています。自分としてはまあまあ安いところで買えたと自負していたのですが、2020年3月のコロナウイルス相場には勝てず含み損に転落。ただ、TOBによる上場廃止決定後は株価高騰となり、最終的には★★★★★評価でお別れとなりました。

[2174]GCA おまけの優待?

2174GCA2020年12月権利確定分クオカード

[2174]GCA 2020年12月期議決権行使お礼 1,000円分のクオカード

なんと、2020年12月期の[2174]GCAの株主総会における議決権を行使したところ、そのお礼として1,000円分のクオカードが届きました。Twitterで情報収拾したところ、おそらく今回ははじめてのクオカードのおまけだと思います。来年以降の株主総会でも継続されればラッキーですね。

[2174]GCA 過去1年間&10年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

マネーがダイナミックに動くM&Aの案件を色々と取り扱う[2174]GCA。同社自身は業績も株価もダイナミックに変動する傾向にありまして、過去10年を振り返ってみると2011年と2015年に株価2,000円台の大台に乗ることがありました。

そんな同社ではあるのですが、配当の方は比較的手堅い推移となっており、2016年12月期の記念配当を除くと、2015年12月期以降35円の配当水準が続いています。前期、2020年12月期もコロナ禍で業績減速の中でも何とか35円配当を維持できました。そんな優良銘柄が上場廃止だというのは少し残念ですね。

[2174]GCA 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

PER17.88倍
PBR2.44倍
ROE3.9%
予想配当利回り1.27%
最終データ更新日2021年9月9日
 EPS(円)配当金(円)期末配当利回り(%)
2021年12月期(予想)48.1→77.035→17.5-
2020年12月期32.1→11.4→20.1354.76
2019年12月期59.9353.49
2018年12月期64.2355.29
2017年12月期2.3353.10
2016年12月期43.145記5.47
2015年12月期60.0352.81
2014年12月期85.8322.77

[2174]GCA 過去の受取配当金のまとめ

 保有株数1株配当(円)今回の税引後配当金(円)税引後の累計配当金(円)
2021年12月期 中間30017.54,44617,784
2020年12月期 期末30017.54,44613,338
2020年12月期 中間30017.54,4468,892
2019年12月期 期末30017.54,4464,446
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最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。