ハードオフコーポレーション[2674]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

ハードオフコーポレーションアイキャッチ

この記事では、個人的には好んで投資する傾向にある『地方本社』である高配当銘柄[2674]ハードオフコーポレーションのひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。地方本社の銘柄ではありますが『ハードオフ』などの主力ブランドは全国各地に展開しておりまして、そのお店を見た事がある、もしくは、利用した事があるという方は意外に多いのではないでしょうか。



[2674]ハードオフコーポレーション 事業内容の紹介

ハードオフトップページ画像

上記の画像は[2674]ハードオフコーポレーションのトップページから引用

ハードオフコーポレーション[2914]の事業のメインは総合リサイクル店の『ハードオフ』業態になるのですが、最近は衣料を中心に取り扱う『オフハウス』の業態の出店が増えておりまして、売上高ベースで見ると『オフハウス』業態がNo.1に躍り出ています。

最近の新しい業態としては、お酒の買取も行ってくれる『リカーオフ』という業態を2021年3月現在、試験的に5店舗展開しています。個人的には、飲料の売買なんて成り立つの?と疑問におもえてならないのですが、お店が増えているという事はそれなりに成功している新業態ということなんでしょうね。

なお、近年順調に業績を伸ばし続けて来た同社は、2017年3月期~2020年3月期と連続減益決算となってしまいました。それに先駆けて株価は下落していたので、ここ最近の業績苦戦は予想されていたんでしょうね。そして、2021年3月期はついに40→35に減配。減配は残念なことですが、当初の40→20への減配予想と比べるとかなりマシな着地となりました。

[2674]ハードオフコーポレーション 事業別の売上高の構成

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[2674]ハードオフコーポレーション 事業別の店舗数の構成

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ブックオフホールディングス[9278]の株主優待制度・業績と配当金推移

2021.09.08

なお、似たような会社でロゴも良く似ている[9278]ブックオフコーポレーションという会社もおなじみだと思います。配当金生活のポートフォリオでは、両方ともの株主となっていますので、[9278]ブックオフコーポレーションの方が気になるという方は、上記の記事も合わせてご覧いただければと思います。両社はあくまで別の会社ですが、資本提携関係にもある仲良しさんですね。

[2674]ハードオフコーポレーション ひとくちコメントとQ&A

ハードオフコーポレーション[2674]は配当金生活のポートフォリオの中でその高配当に着目して保有している銘柄です。2008年以降、業績の伸張で株価は4倍程度になったのですが、配当の方はそこまでは伸びていない事から、2015年には配当利回りが2%台に突入してしまっていました。2016年以降は業績の伸び悩み傾向で、株価も一休み状態となり、再び高配当株式となっています。なお、個人的には同社の『有利子負債0』という点も気に入っているポイントです。

読者代表
[2674]ハードオフコーポレーションの株式を購入した理由は何でしょうか?
たっちゃん
高配当であるというのも当然なのですが、それ以外の理由の1つに[2674]ハードオフコーポレーションの掲げる『エコ』の概念に共鳴としているという点があります。地球の資源が限られているというのは、おそらく多くの方に同意していただけると思います。[2674]ハードオフコーポレーションは中古品業界で高いシェアを誇っており、いずれ『エコ』関連で注目を集めるはずだと思っているんですよね。
読者代表
一本調子に上がっていた株価が反落してしまうと心配になってしまいます。
たっちゃん
株価は業績の先読みをすると言われています。2016年の春以降、秋にかけて4割程度も株価が下落してしまったのは、2017年3月期以降の業績が減速するという読みからだったんでしょうね。その後、株価は3桁まで下落し、配当利回りは久しぶりに4%台に突入することが多くなってきています。
読者代表
最近は[4385]メルカリの時代という感があります。旧来の中古品ビジネスは大丈夫でしょうか?
たっちゃん
この記事をご覧の方の中で、[4385]メルカリという会社をご存知ないという方は少なくなっていると思います。2018年を代表する新規上場銘柄の1つですしね。実際、この[4385]メルカリのC to Cの販売システムはびっくりするほどよくできており、自分としてももう中古品はお店で売買する時代ではないような気がしてきました。それだけに、業績の良し悪しに関係なく[2674]ハードオフコーポレーションの株価は今後も低迷してしまいそうな気がしますね。



[2674]ハードオフコーポレーション たっちゃん独自レーティング

★★☆☆☆(2021年7月5日現在)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[2674]ハードオフコーポレーションの購入単価は691円となっています。業績の急減速とともに、株価は超調整してしまっておりレーティングも★★☆☆☆に下がってしまいました。まさか、同社の株式が含み損になる日が来るとは思いませんでしたね。

[2674]ハードオフコーポレーション 過去1年間&10年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

昔は業績がそれなりに堅調な割には、その地味な業態が嫌がられてなのか、万年割安株として放置されていましたが、2015年にかけては成長株として評価されたのか、株価は一気に駆け上がりました。その時に、配当利回り2%台の所で一部を利益確定しています。

2020年に入って、配当利回り6%台のところで再び買い増ししましたが、2021年3月期はついに45→40に減配。とはいえ、過去の配当政策は比較的良心的だったと思える同社なので、ここで損切りすることなく、じっとこらえるまたは敢えての買い増しで臨んでいます。

[2674]ハードオフコーポレーション 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

PER11.71倍
PBR1.30倍
ROE11.4%
予想配当利回り4.33%
最終データ更新日2023年6月28日
 EPS(円)配当金(円)期末配当利回り(%)
2024年3月期(予想)122.362-
2023年3月期79.3→119.140→604.66
2022年3月期50.4→75.135→40記5.17
2021年3月期22.7→25.620→354.20
2020年3月期50.4→28.9406.23
2019年3月期60.9→36.6405.06
2018年3月期75.2→42.0403.70
2017年3月期67.6403.58
2016年3月期98.8402.63
2015年3月期97.8353.08
2014年3月期89.2303.66
2013年3月期58.9253.91
2012年3月期91.2304.48

[2674]ハードオフコーポレーション 過去の受け取り配当金 まとめ

 保有株数1株配当(円)今回の税引後配当金(円)税引後の累計配当金(円)
2023年3月期 期末6006030,487116,021
2022年3月期 期末6004020,32585,534
2021年3月期 期末6003517,78465,209
2020年3月期 期末600(+200)4020,32547,425
2019年3月期 期末4004013,55027,100
2018年3月期 期末4004013,55013,550
名称各ネット証券のおすすめポイント
最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。