上場インデックスファンド新興国債券[1566]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

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この記事では、新興国の現地建て通貨の債券のインデックスである『ブルームバーグ・バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス』に連動する投資成果を目指している日興アセットマネジメント社のETFである、[1566]上場インデックスファンド新興国債券の特徴とひとくちコメント並びに投資口価格推移、分配金の推移をご紹介することにしたいと思います。




[1566]上場インデックスファンド新興国債券 特徴

上場インデックスファンド新興国債券[1566]はその名前が示している通り、新興国の債券に満遍なく投資しているETFです。2017年現在では先進国の国債はその利回りが3%を超えている事は珍しくなってしまっていますが、[1566]上場インデックスファンド新興国債券は最近でもその分配利回りが6%ほどと比較的高い水準を保っています。

[1566]上場インデックスファンド新興国債券 主要データ(2017年6月時点)

  1. 投資対象:新興国通貨建ての債券
  2. 参考指数:バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス
  3. 決算日:年6回(1,3,5,7,9,11月)
  4. 信託報酬:0.486%
  5. 分配利回り:5.8%(2017年6月28日時点)
読者代表
[1566]上場インデックスファンド新興国債券の魅力を教えてください。
たっちゃん
新興国債券の魅力と言えば、何と言ってもその高めの利回りだと思います。以前は新興国債券人気で分配利回りが4%台まで下がっていた事がありましたが、2017年6月現在では投資口価格の値動きがイマイチであることから、その分配利回りは6%前後での攻防となっていますね。これくらいであれば、一定量はPFに加えてみるのも悪い事ではないと思います。
読者代表
[1566]上場インデックスファンド新興国債券に欠点はあると思いますか?
たっちゃん
やはり、新興国債券の値動きは先進国債券の値動きに比べると激しい事が欠点であると思います。一般的に、債券の値動き自体も、為替の値動き自体も米国債などに比べるとドカンと動いてしまう傾向にあるんですよね。ただ、下記でご紹介している過去5年間の値動きを見ると、新興国債券は先進国債券に大敗しており、逆張り精神を大切にするのであればここは敢えて新興国債券という考えもアリかもしれません。

新興国債券(青線)と先進国債券(赤線)の過去1年間&5年間の値動きの違い

※ 上記の株価チャートはヤフーファイナンスから引用

※ 上記の株価チャートはヤフーファイナンスから引用

[1566]上場インデックスファンド新興国債券 国別投資割合(2016年7月)

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[1566]上場インデックスファンド新興国債券 ひとくちコメントとQ&A

自分としては、本当は新興国債券はPFに必要なく、海外債券クラスは下記でご紹介している米投資適格債券1本でも良いと思っているのですが、少しでも利回りを向上させたいという思いと、もしかすると新興国債券が大勝ちする事もあるかもしれないと思い、海外債券クラスの10%程度を目処に新興国債券を保有する事にしています。

信託報酬の0.45%というのは先進国債券に慣れた身からすると、ちょっと割高に思えますが、インデックスファンドでも同程度、もしくはもう少し高めの信託報酬である所が多い事から、1口5万円台を一気に投資できるという方であれば、新興国債券への投資は[1566]上場インデックスファンド新興国債券中心で良いのかもしれませんね。ただ、分配利回りが高いので分配による税金がもったいないと考える方は、分配のないインデックスファンドの方が良いでしょう。

iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF[AGG]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

2017.03.20
読者代表
6%も分配利回りがあると思うと罠に思えてならなのですが、本当に大丈夫ですか?
たっちゃん
新興国ではないのですが、債券で痛い目にあったといえば私の場合はギリシャ国債の例がありました。新興国の場合、ギリシャ国債と同じような状況になる国が今後出て来る可能性は0とは言えません。ただ、先進国であってもギリシャのような事はあり得ます。また、バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックスというインデックスが単一国への投資割合を10%を超えないように調整する指数である事から、単一の国の問題であれば壊滅的な打撃を受ける事はなさそうですね。

たっちゃんのギリシャ国債投資日記

[1566]上場インデックスファンド新興国債券 たっちゃん独自レーティング

★★☆☆☆(2017年6月28日現在)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[1566]上場インデックスファンド新興国債券の購入単価は50,135円となっています。昨年の年初来安値は上場来の安値であり、47,350円を付ける場面がありました。ちなみに上場来高値が73,000円です。最近は、必死のナンピンの結果以前よりは安い単価まで下げる事ができていると思います。評価としては★★☆☆☆ですね。

[1566]上場インデックスファンド新興国債券 過去1年間&5年間の株価推移

※ 上記の株価チャートはヤフーファイナンスから引用

※ 上記の株価チャートはヤフーファイナンスから引用

2013年には一時的に大ブームとなった事もある[1566]上場インデックスファンド新興国債券。かと思えば、2015年以降の下げはホルダーであれば目を覆いたくなるような惨状でした。債券なのに相場の上下で一喜一憂できてしまうのが、[1566]上場インデックスファンド新興国債券の魅力であり、恐ろしさであると言えるでしょうね。私は後者であると捉えています。

[1566]上場インデックスファンド新興国債券 1口あたり分配金の推移

 分配金(円)期末分配利回り(%)
2013年1~12月分3,0344.83
2014年1~12月分3,0194.57
2015年1~12月分3,0685.55
2016年1~12月分3,0835.89
本当は隔月分配型の商品です
本当は隔月分配型の[1566]上場インデックスファンド新興国債券ですが、2月毎に表を1行使っているとめちゃくちゃ縦に長い表になってしまいますので、敢えて1年分毎の分配をまとめて表示しています。日興アセットマネジメントのETFらしく、一貫して安定した分配水準となっていますね。

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起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。