iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF[LQD]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

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この記事では、アメリカの投資適格社債市場にまとめて投資する米国上場のETFで、ETFの世界では世界トップの大手であるブラックロックが運用するETFのiシェアーズシリーズの中から、[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETFの特徴とひとくちコメント並びに投資口価格推移、分配金の推移をご紹介することにしたいと思います。



[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF 特徴

iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF[LQD]はアメリカの格付が高い投資適格社債にまとめて投資するETFで『iBoxx®米ドル建てリキッド・投資適格指数』という指数に連動するように構成されている商品です。

社債はいくら投資適格であっても、政府系の債券に比べるとやや信頼性に劣りそうというイメージが否めないですが、その分利回りは高くなっているので、私は投資を行っています。保守的にいくのであれば、別の記事でご紹介している[AGG]iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETFだけでも良いとは思うんですけどね。

iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF[AGG]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

2017.03.20

[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF 主要データ(2017年10月)

  1. 投資対象:米国の投資適格社債全般
  2. 保有銘柄数:1,832
  3. 信託報酬:0.15%
  4. ベータ値:0.05
  5. 分配利回り:約3.2%
読者代表
[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETFの魅力を教えてください。
たっちゃん
米国ETFの場合は、魅力がほとんど同じ理由になってしまう感があるのですが、この商品もやはり低コストであることが魅力の1つだと思います。別の記事でご紹介している[AGG]iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETFの信託報酬0.05%には及びませんが、0.15%の信託報酬というのも長期運用していても気にしないで良い水準ではあると思うんですよね。
読者代表
[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETFに欠点はあると思いますか?
たっちゃん
これも、他の債券系のETFと似た回答になってしまうのですが、社債系ETFは時価の変動があるということに注意が必要です。これは、生で社債を買ったとしても同じ事なのですが、生の社債は基本的には中途売却が手数料の関係で不利になるため、ほとんどの方が償還まで持つ事になるのではないでしょうか。一方、[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETFはおそらくよほどの事がなければ償還される事がない訳なので、もし換金したくなったとしたら時価でということになってしまいますね。

[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF 業種別投資割合(2017年10月)

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読者代表
銀行の占める割合が以外に高いんですね。
たっちゃん
私自身は、金融業の存在自体は資本主義経済では重要だとは思いつつ、株式投資先として銀行はあまり好まない傾向にあります。ただ、[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETFの投資先は4分の1強が銀行業となってしまっているんですよね。社債やその他に優先株式などの金融商品を積極的に発行するのは、銀行系が最も多いというのは致し方ない事だとは思うんですけどね。

[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF 格付別データ(2017年10月)

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投資適格の債券とは?
iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF[LQD]は『投資適格の債券』に投資を行う事になっていますが、その投資適格の定義とは、一般的にBBB以上であるとされています。繰り返しのご紹介になってしまいますが、政府系の債券が中心のiシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF[AGG]と一番異なっているのは、ここの格付の部分だと思うんですよね。興味のある方は、下記記事の格付データの所と見比べていただければと思います。

iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF[AGG]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

2017.03.20

[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF 上位の保有発行体

  1. [JPM]JPモルガン
  2. [T]AT&T
  3. [VZ]ベライゾン・コミュニケーションズ
  4. [BAC]バンク・オブ・アメリカ
  5. [GS]ゴールドマン・サックス
[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETFの上位発行体は、上記のように金融系が3社、通信系が2社となっています。通信系の2社については別の記事で株式の紹介も行っていますので、興味のある方は合わせてご覧いただければと思います。

AT&T[T]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

2017.03.18

ベライゾン・コミュニケーションズ[VZ]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

2017.03.13

[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF ひとくちコメントとQ&A

個人的に一推しの債券ETFであるiシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF[AGG]よりは、やや経費率の高い[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF。ただ、その分分配利回りも[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETFの方が高くなっていますので、どちらに投資するかは迷う所だと思います。そもそもiシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF[AGG]にも社債は含まれていますので、バランス良く投資するのであればAGG:LQD=6:4くらいがちょうど良いように思いますね。

読者代表
たっちゃんは保守的な割には[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETFも保有しているんですね。
たっちゃん
配当金・分配金で生活する私なので、やはり少しでも分配水準をアップさせたいという思いから保有しています。ただ、リーマンショックの時を振り返ると[AGG]iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETFの方は鉄壁の値動きでしたが、[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETFは一時2割近くも投資口価格が下がる場面がありました。そのため、今後ああいう危機があるかもと考える方は[AGG]iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETFの方が無難ですね。

[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF たっちゃん独自レーティング

★★☆☆☆(2017年10月9日現在)

[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF 格上げ銘柄です
前回、2017年6月に記事を更新した際は★☆☆☆☆評価でしたが、その後債券利回りの低下のおかげで投資口価格が少し上昇したため、2017年7月現在は★★☆☆☆水準となっています。
独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETFの購入単価は120.10$となっています。こちらも他の米国ETFと同様、元々は個人口座でもう少し安い単価(=高い利回り)で購入していたのですが、ポートフォリオ運用の途中でリスク資産はできるたけ個人→法人へ移動させることとしたため、その時に購入単価が切り替わってしまいました。

[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF 過去5年間の株価推移

LQD投資口価格チャート

上記の株価チャートはグーグルファイナンスから引用 2017年10月9日記録

社債ではあるものの、基本的に手堅い投資適格のものが中心なので、[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETFの動きは安定の傾向にあります。ただ、利回り商品なので債券市場の動向によってある程度の上下がある事は仕方ない事ですよね。計算上は債券の利回りが1%変動すると、投資口価格は8%程度下落する事になっています。ということで、自分としては16%程度の下落は予め覚悟しておきたいと思いますね。

[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF 1口あたり分配金の推移

 分配金($)期末分配利回り(%)
2012年1~12月分4.6433.84
2013年1~12月分4.3813.84
2014年1~12月分4.0543.40
2015年1~12月分3.9663.48
2016年1~12月分3.9173.34
本当は毎月分配型の商品です
本当は毎月分配型の[LQD]iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETFですが、1月毎に表を1行使っているとめちゃくちゃ縦に長い表になってしまいますので、敢えて1年分毎の分配をまとめて表示しています。

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起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。