バンガード・米国トータル債券市場ETF[BND]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

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この記事では、アメリカの投資適格債券市場にまとめて投資する米国上場のETFで、ETFの世界では超大手のバンガード社が運尿する商品である、[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETFの特徴とひとくちコメント並びに投資口価格推移、分配金の推移をご紹介することにしたいと思います。




[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETF 特徴

バンガード・米国トータル債券市場ETF[BND]はアメリカの格付が高い投資適格債券市場全体にまとめて投資するETFで『ブルームバーグ・バークレイズ米国総合浮動調整インデックス』という指数に連動するように構成されている商品です。

この指数は、アメリカ国内のおける残存期間が1年以上の投資適格債券市場のパフォーマンスを測定するように作られています。なお、この債券には米国債、社債、モーゲージ債、米国以外の発行体の米ドル建て債券が含まれています。

[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETF 主要データ(2017年3月)

  1. 投資対象:米国の投資適格債券全般
  2. 保有銘柄数:8,770
  3. 信託報酬:0.06%
  4. ベータ値:-0.04
  5. 分配利回り:約2.5%
読者代表
[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETFの魅力を教えてください。
たっちゃん
こちらも米国のETFでは定番の理由になってしまうのですが、やはり保有するコストがビックリするほど低いというのが、魅力の1つではないかと思います。信託報酬は年率0.06%と低く、これくらいであればタダと考えても差し支えないほどですものね。これくらい信託報酬が低いと、毎月分配される時の源泉徴収税の方が結果的に高コストになってしまいます。配当金生活派には分配は欠かせませんが、資産を育てるのがメインという方にはちょっともったいないですね。
読者代表
[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETFのライバルを教えてください。
たっちゃん
[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETFのライバルといえば、やはりETFの業界で世界最大手の[AGG]iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETFでしょうね。信託報酬はお互いを意識して値下げ合戦となっており、2017年3月現在では0.05%の後者に軍配があがります。個人的にはウェブサイトが分かりやすいAGGの方が好みですが、どちらも米国債券に投資する場合には、これ1本で良いと思えるほどの良商品ですね。

iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF[AGG]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

2017.03.20

[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETF 業種別投資割合(2017年3月)

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読者代表
公的な債券が大部分と思いきや、意外に少ないものですね。
たっちゃん
上のグラフをパッとみると『財務省・政府機関』の42.2%だけが政府系の債券に思えてしまいますが、実は『政府モーゲージ担保証券』というのも政府系の債券であると考えられます。これは、米国の住宅ローンを証券化したものなのですが、基本的に政府の保証がついているものなので、政府系債券に準じるものと考えるべきなんですよね。

[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETF 格付別データ(2017年3月)

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読者代表
格付別データと言っているのに、政府って何ですか?
たっちゃん
政府は文字通り米国債などの公的な債券となります。2011年に米国債のS&P格付がAA+に降格した事を記憶している方も多いと思いますが、実はムーディーズなどの他社はAAAを維持しています。バンガード社としては政府系の債券を別格と考えているのか、格付別データでも別建てで表示することにしているのでしょうね。
投資適格の債券とは?
バンガード・米国トータル債券市場ETF[BND]は『投資適格債券』に投資を行う事になっています。この投資適格債券は格付でいうとBBB格以上のものとなります。バンガード・米国トータル債券市場ETF[BND]は投資適格債券に投資を行う商品ですので、当然にこの条件を満たしている事になりますね。

[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETF ひとくちコメントとQ&A

個人的に一推しの債券ETFであるiシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF[AGG]とほぼ等しい効果が得られる商品であると考えられる[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETF。似たような商品が2つあるとどちらに投資するか迷うところだと思います。

そういう時、うちのようなサイトこそがきちんと分析して『こちらに投資しましょう!』と断言すべきかもしれませんが、過去のデータで将来が分かる訳でもないですし、面倒でなければ2つで迷った時は半分ずつ投資する事をお勧めします。そうすれば、少なくともちょうど平均の投資成果が得られますからね。

読者代表
[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETFの信託報酬はもっと下がると思いますか?
たっちゃん
可能性はあると思います。米国のETF市場では、人気商品の残高は拡大する傾向にあり、その一方トップ業者同士の争いは激しい事から、信託報酬の値下げ合戦となっているんですよね。それでも十分な利益を得られるほどの残高があるからでしょうけれども、ユーザーとしてはうれしい限りです。[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETFのようなベタな商品であれば、いずれは夢の0.01%も期待できるかもしれませんね。

[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETF たっちゃん独自レーティング

★☆☆☆☆

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETFの購入単価は82.95$となっています。債券価格は利回りの変動でほとんど決まってしまいますので、今のように利回りが上昇傾向にあるときは、投資口価格が下落してしまうのは、致し方ない事ですね。2017年3月現在は含み損となっていますので★☆☆☆☆は仕方ない事でしょう。

[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETF 過去5年間の株価推移

BND株価チャート

上記の株価チャートはグーグルファイナンスから引用 2017年5月18日記録

値動きはある商品とはいえ、あくまで債券もののETFですので[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETFの値動きはそれほど大きくはありません。ただ、短期で米国債券市場が1%以上動く場合はそれなりの変動を覚悟しておく必要がありますね。バンガード社の公式データから計算すると、債券利回りの1%変動で価格は投資口価格6%前後動く可能性があります。

[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETF 1口あたり分配金の推移

 分配金($)期末分配利回り(%)
2012年1~12月分1.9502.32
2013年1~12月分2.2282.78
2014年1~12月分2.2942.78
2015年1~12月分2.0782.57
2016年1~12月分1.8592.30
本当は毎月分配型の商品です
本当は毎月分配型の[BND]バンガード・米国トータル債券市場ETFですが、1月毎に表を1行使っているとめちゃくちゃ縦に長い表になってしまいますので、敢えて1年分毎の分配をまとめて表示しています。

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起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。