日本プライムリアルティ投資法人[8955]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

8955日本プライムリアルティJPR心斎橋ビル

この記事では、国内上場のリートのうち、基本的には『総合型のリート』という位置づけではあるものの、どちらかというと東京都心のオフィスビルを中心としている銘柄である[8955]日本プライムリアルティ投資法人のひとくちコメント並びに投資口価格推移、事業内容、業績推移、分配金の推移をご紹介することにしたいと思います。




[8955]日本プライムリアルティ投資法人 特徴

8955日本プライムリアルティトップページ画像

上記の画像は[8955]日本プライムリアルティのトップページから引用

日本プライムリアルティ投資法人[8955]は東京都心のオフィスを中心に投資するものの、タイプとしては地域分散型・用途分散型(オフィス+商業施設)のリートとなっています。

読者代表
[8955]日本プライムリアルティ投資法人のスポンサー企業を教えてください。
たっちゃん
私がリートに投資する上で重視している事の1つに、スポンサー企業の信頼度があります。[8955]日本プライムリアルティのスポンサー企業は、大手不動産の東京建物を中心として、安田不動産・大成建設・損害保険ジャパン日本興亜・明治安田生命保険の5社となっていますね。これだけ大手がズラリと並べば私としては安心できるリートの投資先と言えそうです。
読者代表
[8955]日本プライムリアルティ投資法人の地方への投資比率は下がっているのですね。
たっちゃん
そうですね。[8955]日本プライムリアルティは、上場初期の頃は東京以外への投資比率が4割を超えており、地方物件好きの私の性格にあったリートだったのですが、その後の増資を伴う規模の拡大の中で、東京エリアの物件をどんどん取得し、2021年6月現在では地域別の投資比率は下記の円グラフのようになってしまいました。不動産市況の推移を見るに悪くはない選択だったと思うのですが、地方好きの私としては少し残念ですね。

[8955]日本プライムリアルティ投資法人 地域別の投資割合

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[8955]日本プライムリアルティ投資法人 用途別の投資割合

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[8955]日本プライムリアルティ投資法人 上位の投資物件

  1. 大手町タワー(底地のみ保有)
  2. オリナスタワー
  3. 新宿センタービル
  4. 東京スクエアガーデン
  5. 兼松ビル

[8955]日本プライムリアルティ投資法人 大手町タワーはここにあります

[8955]日本プライムリアルティ投資法人 ひとくちコメントとQ&A

国内リートの中では5番目の上場銘柄と、かなりの古参の銘柄である[8955]日本プライムリアルティ投資法人。先行して上場していた大手オフィスリートの2銘柄に比べるとやや分配利回りが高い傾向にあったので、初期の頃から2大オフィスリートに比べると力を入れて投資してきた銘柄です、リーマンショックの後は一時期分配水準が落ち込んでしまう事もあったのですが、2017年6月期以降はついにリーマンショック前の分配水準を超えてきました。

読者代表
[8955]日本プライムリアルティ投資法人の魅力を教えてください
たっちゃん
[8955]日本プライムリアルティ投資法人は、上記でも述べたように基本的には東京都心のオフィスに力を入れている銘柄なのですが、それをカバーする形で一定量の商業施設を組み入れているのが魅力だと感じています。2大オフィスリートに比べて、リーマンショック後の落ち込みが小さく、回復が早いのは商業施設の組み入れのおかげなのかもしれませんね。

[8955]日本プライムリアルティ投資法人 たっちゃん独自レーティング

★★★★☆(2021年9月13日現在)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[8955]日本プライムリアルティ投資法人の購入単価243,667円となっています。2020年春の波乱相場で久しぶりに買い増し。2021年9月現在は★★★★☆評価です。

[8955]日本プライムリアルティ投資法人 過去1年間&10年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

日本プライムリアルティの株価といえば、リーマンショック後は長らく200,000円前後で推移していたため、今となっても未だに200,000円の株価というイメージが抜け切らないのですが、2019年夏には久しぶりに投資口価格50万円に到達しています。

その後、直近の分配金は連続で過去最高水準を更新しており、上場来高値である564,000円も視野に入ってくる可能性がありそうですね。なんて言っていたらコロナショックで投資口価格は大暴落。2021年9月現在は400,000円前後で推移しています。

[8955]日本プライムリアルティ投資法人 1口あたり分配金の推移

 分配金(円)期末分配利回り(%)
2023年12月期(予想)7,6004.12(9/13現在)
2023年6月期7,6004.36
2022年12月期7,7504.18
2022年6月期7,750→7,8003.91
2021年12月期7,5503.78
2021年6月期7,550→7,6573.52
2020年12月期7,720→7,7504.53
2020年6月期7,590→7,5954.81
2019年12月期7,430→7,4933.15
2019年6月期7,350→7,3803.16
2018年12月期7,280→7,3263.51
2018年6月期7,2433.60
2017年12月期7,2234.04
2017年6月期7,2133.70
2016年12月期7,0483.06
2016年6月期6,7562.98
2015年12月期6,5883.19
2015年6月期6,4193.37
2014年12月期6,3513.04
2014年6月期6,1503.38
2013年12月期6,0063.56
2013年6月期6,0313.97

[8955]日本プライムリアルティ投資法人 過去の受け取り配当金 まとめ

 保有口数1口分配(円)今回の税引後分配金(円)税引後の累計分配金(円)
2023年6月期4(+1)7,60025,745204,978
2022年12月期37,75019,690179,233
2022年6月期37,80019,817159,543
2021年12月期37,55019,182139,726
2021年6月期37,65719,453120,544
2020年12月期37,75019,690101,091
2020年6月期3(+1)7,59519,29681,401
2019年12月期27,49312,69162,105
2019年6月期27,38012,50049,414
2018年12月期27,32612,40936,914
2018年6月期27,24512,27124,505
2017年12月期27,22312,23412,234
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最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。