アドバンス・レジデンス投資法人[3269]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

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この記事では、総合商社大手の[8001]伊藤忠商事系の住宅リートであり、国内に上場している住宅専門のリートの中ではNo.1の時価総額の銘柄となっている[3269]アドバンス・レジデンス投資法人のひとくちコメント並びに投資口価格推移、事業内容、業績推移、分配金の推移をご紹介します。




[3269]アドバンス・レジデンス投資法人 特徴

3269アドバンスレジデンス投資法人トップページ画像

上記の画像は[3269]アドバンス・レジデンス投資法人のトップページから引用

アドバンス・レジデンス投資法人[8979]は住宅施設に特化したリートとなっています。国内に上場しているリートのうち『住宅系のリート』と分類されるのは6銘柄あるのですが、[3269]アドバンス・レジデンスは時価総額で2位にかなりの大差をつける銘柄となっています。分配利回りも住宅系のリートの中で3番目の低さ(2021年5月現在)となっており、逆に考えると高い評価を得ていると言えますね。

読者代表
[3269]アドバンス・レジデンス投資法人の物件の稼働率はどうでしょうか?
たっちゃん
住宅リートは管理する戸数が多いため、商業物件のように稼働率100%は目指しにくいですね。概ね稼働率は95%程度あれば良いと考えています。ただ、最近の稼働率はこの水準を上回っておりまして、同社のウェブサイトで確認する限り最新の2021年1月のデータで97.0%となっています。/voice]

[3269]アドバンス・レジデンス投資法人 地域別の投資割合

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[3269]アドバンス・レジデンス投資法人 資産タイプ別の投資割合

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[3269]アドバンス・レジデンス投資法人 上位の投資物件

  1. レジディアタワー目黒不動前
  2. パシフィックロイヤルコートみなとみらい オーシャンタワー
  3. パークタワー芝浦ベイワード アーバンウイング
  4. レジディアタワー上池袋
  5. レジディア西麻布

[3269]アドバンス・レジデンス投資法人 レジディアタワー目黒不動前はここにあります

[3269]アドバンス・レジデンス投資法人 ひとくちコメントとQ&A

住宅リートの世界ではNo.1の[3269]アドバンス・レジデンス投資法人。資産規模では2位の銘柄を大きく上回っておりまして、他の追随を許さない状況となっています。また、住宅リートは他の資産に投資するリートと比べると、その収益が安定する傾向にあります。これからも、分配金の急拡大はないとは思いますが、かといって急に分配金が少なくなってしまうということもないでしょう。

読者代表
住宅リート好きのたっちゃんさんのおすすめ[3269]アドバンス・レジデンス投資法人なので、住宅リートを1つ買うならこの銘柄が良いのですか?
たっちゃん
天下の伊藤忠商事系の住宅リートであり、時価総額は堂々のNo.1です。しかしながら、リートの世界では、その銘柄自体が評価されているという事は、分配利回りが低くなってしまうのが宿命なんですよね。中には、2021年5月現在で4%程度の分配利回りの[8979]スターツプロシード投資法人や4%台の分配利回りの[3459]サムティ・レジデンシャル投資法人(ただし足元は物件売却益で底上げ中)もあります。保守的に投資するのであれば、アドレジ1本でも良さそうですが、もう少し分配利回りを高めたければ1銘柄だけ買うのではなく、他の銘柄と分散して投資するのが良さそうですね。




[3269]アドバンス・レジデンス投資法人 たっちゃん独自レーティング

★★★★★(2021年5月5日時点)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[3269]アドバンス・レジデンス投資法人の購入単価は144,250円となっています。当時、運状況報告会で『この投資口価格は評価が低すぎる!』とおっしゃっていたのが印象に残っていますね。その後、2021年5月時点では順調な投資口価格推移となっており、堂々の★★★★★評価となります。

[3269]アドバンス・レジデンス投資法人 過去1年間&10年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

アドバンス・レジデンス投資法人[3269]の株価は基本的には、合併以降は右肩上がりの傾向となっています。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、投資口価格が大きく崩れるか?という場面がありましたが、2021年5月現在は落ち着きを取り戻していますね。最近の分配利回り3%台というのはちょっと魅力に欠けると思っていますので、最近は投資口数を少し減らしています。

[3269]アドバンス・レジデンス投資法人 1口あたり分配金の推移

 分配金(円)期末分配利回り(%)
2023年7月期(予想)5,7703.33(4/27現在)
2023年1月期5,725→5,8403.68
2022年7月期5,700→5,7863.15
2022年1月期5,600→5,6923.36
2021年7月期5,600→5,6463.02
2021年1月期5,540→5,6003.61
2020年7月期5,600→5,6353.30
2020年1月期5,450→5,6203.29
2019年7月期5,379→5,5043.26
2019年1月期5,349→5,4223.37
2018年7月期5,299→5,4993.78
2018年1月期5,149→5,2853.78
2017年7月期5,1693.84
2017年1月期4,9793.34
2016年7月期4,7743.35
2016年1月期4,5783.51
2015年7月期4,5723.38
2015年1月期5,1303.40
2014年7月期4,5933.74
2014年1月期4,6154.25
2013年7月期4,5974.64
2013年1月期4,5054.74

[3269]アドバンス・レジデンス投資法人 過去の受け取り配当金 まとめ

 保有口数1口分配(円)今回の税引後分配金(円)税引後の累計分配金(円)
2023年1月期35,84014,837183,654
2022年7月期35,78614,700168,817
2022年1月期35,69214,461154,117
2021年7月期35,64614,344139,656
2021年1月期35,60014,228125,312
2020年7月期35,63514,316111,084
2020年1月期35,62014,27896,768
2019年7月期3(-1)5,50413,98482,490
2019年1月期4(-1)5,42218,36768,506
2018年7月期5(-1)5,49923,28550,139
2018年1月期65,28526,85426,854
名称各ネット証券のおすすめポイント
最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。