今回の記事では、国内に上場しているJR4社のうちの1社としておなじみのJR西日本こと、[9021]西日本旅客鉄道をご紹介します。
もともとは株主優待も魅力的な、高配当株式として投資していた同社の株式。同社の配当水準は8年で2倍強まで上昇するのですが、その間に株価が3倍程度まで上昇したので、かつてのように配当利回りが3%を超えるようなことはなくなってしまいました。
JR東海やJR東日本に比べると収益力に欠けると思っていた同社ですが、それでも最近はインバウンドの追い風も受けて、増益傾向&連続増配が続いています。私は持株整理で2019年に売ってしまったのですが、これからも同社には期待できそうですね。
目次
[9021]西日本旅客鉄道 2018年3月期以降の受取配当金
保有株数 | 1株配当(円) | 今回の税引後配当金(円) | 税引後の累計配当金(円) | |
---|---|---|---|---|
2020年3月期 中間 | 100 | 95 | 8,046 | 29,641 |
2019年3月期 期末 | 100 | 87.5 | 7,410 | 21,595 |
2019年3月期 中間 | 100 | 87.5 | 7,410 | 14,185 |
2018年3月期 期末 | 100 | 80 | 6,775 | 6,775 |
[9021]西日本旅客鉄道 2020年3月期中間配当金
- 保有株数:100株
- 1株配当:95円
- 税引後受取配当金:8,046円
[9021]西日本旅客鉄道 新型の観光特急が来年春に登場します
さて、今回も[9021]西日本旅客鉄道の中間報告書からネタとして、2020年の春に京阪神エリアと山陰エリア・山陽エリアを結ぶ特急として誕生予定となっている「WEST EXPRESS 銀河」をご紹介することにしたいと思います。
「銀河」という単語を聞いて思い浮かぶことは人それぞれだと思いますが、私が「銀河」と聞いて思い浮かぶのは、かつて東京と大阪の間を走っていた寝台急行の「銀河」です。
この急行は2008年の3月まで走っておりまして、東京=大阪の移動をする時に夜行バスを除くと一番遅くまで現地に居られることから、私は年に何回かこの「銀河」を愛用していました。
それはともかくとして、今回登場する「WEST EXPRESS 銀河」は、2020年5月にデビューする予定となっている特急電車です。常に決まった路線を運行するというわけではなく、2020年の5月から9月の間は京都・大阪〜出雲市の間を夜行特急として、それ以降2021年3月までは大阪〜下関を昼行特急として走ることになっています。一度は乗ってみたいですが、通常の特急の値段と同じという良心的な設定のため、しばらくはなかなか乗れなさそうですね。
[9021]西日本旅客鉄道 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 15.18倍 |
PBR | 1.61倍 |
ROE | 9.8% |
予想配当利回り | 1.99% |
最終データ更新日 | 2019年12月27日 |
EPS(円) | 配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
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2020年3月期(予想) | 627.6 | 190 | - |
2019年3月期 | 587.9→496.5→533.3 | 175 | 2.10 |
2018年3月期 | 562.6→593.6→570.7 | 160 | 2.15 |
2017年3月期 | 471.5 | 140 | 1.93 |
2016年3月期 | 443.5 | 135 | 1.94 |
2015年3月期 | 344.6 | 125 | 1.98 |
2014年3月期 | 339.0 | 115 | 2.73 |
2013年3月期 | 310.9 | 110 | 2.44 |
2012年3月期 | 152.3 | 90 | 2.71 |