直近の業績に不安感があり、株価下落&見た目高配当となっている株式。そういう銘柄は買いにくいというのが本当のところですが、中には減配の時に涙のナンピンをしながら、その後大復活を遂げた[7518]ネットワンシステムズのような例もあるので、一概にダメとは言い切れないのが難しいところですよね。
そういう銘柄への投資として、今年失敗したものの代表格が今回の記事でご紹介する[7201]日産自動車ではないかと思います。日産には今年やられた!という方は少なくないのではないでしょうか。普段、お世話になっているうちの税理士の先生も[7201]日産自動車でやられていたはずです。もう損切りしてるかもしれませんけどね。
目次
[7201]日産自動車 2019年3月期以降の受取配当金
保有株数 | 1株配当(円) | 今回の税引後配当金(円) | 税引後の累計配当金(円) | |
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2023年3月期 期末 | 300 | 10 | 2,541 | 15,859 |
2022年3月期 期末 | 300 | 5 | 1,271 | 13,318 |
2020年3月期 中間 | 300(+100) | 10 | 2,391 | 12,047 |
2019年3月期 期末 | 200 | 28.5 | 4,828 | 9,656 |
2019年3月期 中間 | 200 | 28.5 | 4,828 | 4,828 |
[7201]日産自動車 2020年3月期中間配当金
- 保有株数:300株
- 1株配当:10円
- 税引後受取配当金:2,391円
[7201]日産自動車 総額10,000円相当の紹介特典制度
さて、今回の[7201]日産自動車の中間報告書からのネタとしては、同社の株主様向けの日産自動車紹介制度をご紹介することにします。
この制度は、2019年10月1日から2020年3月31日までの間に、株主が紹介した人で新規の新車の制約があると、
- 株主:5,000円相当のギフトカード
- 紹介された人:5,000円相当のカタログギフト
がいただけるというものです。上の画像の紙の裏側が「紹介票」となっていまして、そこには最初から株主の名前、住所、株主番号などが印刷されています。その下に購入する人の名前、住所、電話番号などを書く欄がありますので、そこに必要情報を記入して日産の販売店に持って行ってもらうというものです。
この仕組み自体はまあまあ面白いかなと思うのですが、車というのは単価が高いものなのに、紹介報酬が2人合わせて1万円というのは少し少ないような気がします。せめて新車購入価格の1%くらいはほしいところですね。
[7201]日産自動車 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 7.40倍 |
PBR | 0.45倍 |
ROE | 4.6% |
予想配当利回り | 2.52% |
最終データ更新日 | 2023年7月3日 |
EPS(円) | 配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
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2024年3月期(予想) | 80.4 | 15 | - |
2023年3月期 | 43.4→56.7 | 5→10 | 2.00 |
2022年3月期 | 55.1 | 5 | 0.91 |
2021年3月期 | -114.7 | 0 | - |
2020年3月期 | 43.4→28.1→-171.5 | 40→18 | 5.05 |
2019年3月期 | 126.6→81.6 | 57 | 6.28 |
2018年3月期 | 191.0 | 53 | 4.80 |
2017年3月期 | 165.9 | 48 | 4.47 |
2016年3月期 | 125.0 | 42 | 4.03 |
2015年3月期 | 109.2 | 33 | 2.70 |
2014年3月期 | 92.8 | 30 | 3.26 |
2013年3月期 | 81.7 | 25 | 2.76 |
2012年3月期 | 81.7 | 20 | 2.27 |