大和ハウスリート投資法人[8984]の特徴と投資口価格と分配金・分配利回りの推移

8984大和ハウスリート投資法人

この記事では、大手不動産の一角である[1925]大和ハウス工業系のリート銘柄で、住宅・物流施設・商業施設を主な投資対象としている総合リートである[8984]大和ハウスリート投資法人のひとくちコメント並びに投資口価格推移、事業内容、業績推移、分配金の推移をご紹介することにしたいと思います。




[8984]大和ハウスリート投資法人 特徴

8984大和ハウスリート投資法人トップページ画像

上記の画像は[8984]大和ハウスリート投資法人のトップページから引用

大手不動産の[1925]大和ハウス工業系のリートである[8984]大和ハウスリート投資法人。元々は、全然違う名前であって今となっては懐かしい『ビ・ライフ投資法人』をルーツにしており、後から[1925]大和ハウス工業がスポンサー入りして、最終的に現在の総合リートに化けたという過去をもっています。

2018年時点では国内リートの歴史で唯一破綻してしまった銘柄である『ニューシティ・レジデンス投資法人』を合併していたり、大和ハウス系のリート同士の合併も行っていたりと、何かと合併に縁のある銘柄ですね。

[8984]大和ハウスリート投資法人 沿革

  • 2006年:旧ビ・ライフが上場
  • 2010年:旧ニューシティ・レジデンスと合併
  • 2012年:旧大和ハウスレジデンシャル投資法人に名称変更
  • 2013年:旧大和ハウスリート投資法人が上場
  • 2016年:旧大和ハウス系リート2社が合併し新生大和ハウスリート投資法人へ

[8984]大和ハウスリート投資法人 地域別の投資割合(2021年3月現在)

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[8984]大和ハウスリート投資法人 用途別の投資割合(2021年3月現在)

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[8984]大和ハウスリート投資法人 上位の投資物件

  1. イーアスつくば
  2. Dプロジェクト流山I
  3. Dプロジェクト浦安Ⅱ
  4. DPL三郷
  5. Dプロジェクト八王子

[8984]大和ハウスリート投資法人 Dプロジェクト浦安Ⅱはここにあります

住宅に比べると物流施設の方が1つ1つの物件が大型ですので、[8984]大和ハウスリート投資法人の上位の投資物件という観点から物件を見てみると上記のように上位が物流だらけというのは仕方ないことでしょうね。Dプロジェクト浦安Ⅱは地図を見てみると、東京ディズニーリゾートのスグ近くにある物流施設のようですね。



[8984]大和ハウスリート投資法人 ひとくちコメントとQ&A

国内上場のリートの中では時価総額ベースで4位争いとなっている[8984]大和ハウスリート投資法人。私の推し資産である『住宅』への投資比率がまあまあ高い銘柄ですし、今後も個人的には贔屓していきたいと思っています。

読者代表
[8984]大和ハウスリート投資法人は住宅と物流施設が中心なのですね。
たっちゃん
合併する前の2社が元々『住宅中心』『物流中心+おまけで商業』という投資方針だったので、合併後の2社の投資資産の中心が上記のようになっているのは当然の結果ですね。今後は、住宅・物流・商業・ホテルを中核資産と位置づけ、これらの4資産で80%以上を投資する方針で取り組むようです。つまり、チャンスがあればオフィスやヘルスケア施設も組み入れて行くということなんでしょうね。

[8984]大和ハウスリート投資法人 たっちゃん独自レーティング

★★★★★(2021年5月17日時点)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[8984]大和ハウスリート投資法人の購入単価は141,431円となっています。2021年5月時点では、購入単価と比べると投資口価格は大きく上昇しており、★★★★★評価です。

[8984]大和ハウスリート投資法人 過去1年間&10年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

元々、旧[8984]大和ハウスレジデンシャル投資法人を引き継いでいますので、合併以前の投資口価格は同社のものとなります。2016年に新生[8984]大和ハウスリート投資法人となってからは、2020年3月以降の波乱相場期を除くと、投資口価格はまったりと推移しています。これは、本来のリートにあるべき姿になってきていると言えるのかもしれません。

[8984]大和ハウスリート投資法人 投資主優待

8984大和ハウスリート投資法人 投資主優待

[8984]大和ハウスリート投資法人 2017年8月権利確定分 投資主優待 期限約半年

大和ハウスリート投資法人[8984]は、リートの世界では珍しい投資主優待を実施している銘柄です。その内容は、同社系列のホテルである全国27ヶ所のダイワロイヤルホテルズにちょっとお得に宿泊できるというものです。1泊朝食付きで1人8,310円〜、1泊2食付きなら1人13,150円〜となっていますね。めっちゃお得という訳ではないように思いますが、使い方次第ではお得に旅行できる時もあるのではないかと思います。

[8984]大和ハウスリート投資法人 投資主優待が使えるホテルの一例 ロイヤルホテル 沖縄残波岬

大和ハウスリート投資法人の投資主優待が使えるホテルの一例として、沖縄県にあるリゾートホテルであるロイヤルホテル 沖縄残波岬をご紹介したいと思います。オフピークに旅行できるという方にはそこまでお得とは言えない投資主優待ですが、こういうホテルはピーク時にはかなりのお値段になってしまうので、同社の優待が役にたつ場面と言えると思いますね。

[8984]大和ハウスリート投資法人 1口あたり分配金の推移

 分配金(円)期末分配利回り(%)
2023年8月期(予想)5,6003.80(5/22現在)
2023年2月期5,600→5,6494.02
2022年8月期5,600→5,6173.49
2022年2月期5,750→5,8223.74
2021年8月期6,050→6,1183.76
2021年2月期5,550→5,8564.19
2020年8月期5,350→5,4273.92
2020年2月期6,0404.49
2019年8月期5,170→5,7734.12
2019年2月期5,300→5,4274.37
2018年8月期4,950→5,0463.92
2018年2月期5,050→5,1944.04
2017年8月期4,800→4,9643.69
2017年2月期4,8003.29
2016年8月期4,5373.11
2016年2月期4,5013.83
2015年8月期4,4803.96
2015年2月期4,3463.22
2014年8月期4,3433.62
2014年2月期4,3444.16
2013年8月期4,1504.58
2013年2月期4,2374.35

[8984]大和ハウスリート投資法人 過去の受け取り配当金 まとめ

 保有口数1口分配(円)今回の税引後分配金(円)税引後の累計分配金(円)
2023年2月期35,64914,352185,317
2022年8月期35,61714,279170,965
2022年2月期35,82214,792156,686
2021年8月期36,11815,544141,894
2021年2月期3(-1)5,85614,878126,350
2020年8月期45,42718,384111,472
2020年2月期46,04020,46093,088
2019年8月期45,77319,55672,628
2019年2月期45,42718,38453,072
2018年8月期45,04617,09334,688
2018年2月期45,19417,59517,595
名称各ネット証券のおすすめポイント
最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。