この記事では、その会社名の通り「ビジネス関係の印刷物」をメインとして取り扱う会社である[3948]光ビジネスフォームのひとくちコメントおよび株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。
目次
[3948]光ビジネスフォーム 事業内容の紹介
全体の4割程度を会社名と同じ「ビジネスフォーム印刷事業」という事業から稼いでいる[3948]光ビジネスフォーム。このビジネスフォームというのは「コンピュータを使って出力する帳票や、手書きによる伝票など、決められたフォーマットを印刷した書類」であり、具体的には振込用紙・注文書・明細書・配送伝票・納品書などが挙げられます。
そして、2大稼ぎ頭の1つとなっている「データプリントサービス事業」は、顧客から受け取った個人情報などのデータを加工・処理して、1人1人にあったダイレクトメールや書面などを印刷して納品という事業です。
同社の本社は東京の新宿にあるのですが、実は工場が東京都八王子の高尾にある会社なんですよね。同社の株主総会も高尾にある工場で行われるのです。
高尾というと、東京・中央快速線の終点となる電車が多いため「東京の果て」という印象をお持ちのかたが多いと思いますが、自分とすれば、商業施設と自然・住宅のバランスが取れたエリアで、八王子駅・立川駅などの超大都会(たっちゃん的に)にも電車ですぐ行ける絶妙の立地なのです。家族のしがらみがなければ、永住したいエリアの1つですね。
[3948]光ビジネスフォーム 事業別の売上高
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[3948]光ビジネスフォーム ひとくちコメントとQ&A
ビジネス関係の書類をメインに扱っている[3948]光ビジネスフォーム。最近は、ビジネスの世界でペーパーレス化が進んでおり、常識的に考えると同社のビジネスには逆風が吹いていると思うのですが、ひねくれ者のたっちゃんはそういう銘柄こそ、実は高配当株の宝庫だと考えています。
[3948]光ビジネスフォーム たっちゃん独自レーティング
★★★☆☆(2021年4月7日現在)
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね
- ★★★★★:含み損益上位20%まで
- ★★★★☆:含み損益上位40%まで
- ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
- ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
- ★☆☆☆☆:含み損益下位20%
となるように計算したものです。たっちゃんの[3948]光ビジネスフォームの購入単価は382円となっています。10年チャートで見ると、比較的株価の安いところで買えたと思っていたのですが、2020年3月以降の新型コロナ相場で一時含み損に転落。ただ、特別定額給付金特需もあって、株価は含み益水準に復帰しています。
[3948]光ビジネスフォーム 過去1年間&10年間の株価推移
最近の業績は良くも悪くもヨコヨコ傾向という[3948]光ビジネスフォーム。実は、2019年は消費税増税関係の案件などの特需もあったため、業績は絶好調だったのですが、株価の方はというとそこまでの良い反応はしませんでした。
配当の方は、業績が良かった2019年12月期は18→23円に増配。2020年12月期は期首の予想では18円配当に戻る予定でしたが、特別定額給付金特需で業績絶好調。結局18→23円に配当予想を上方修正しました。2021年12月期も今のところは18円予想となっています。
[3948]光ビジネスフォーム 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 6.19倍 |
PBR | 0.49倍 |
ROE | 15.1% |
予想配当利回り | 4.61% |
最終データ更新日 | 2023年4月4日 |
EPS(円) | 配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
---|---|---|---|
2023年12月期(予想) | 122.7 | 35 | - |
2022年12月期 | 60.9→221.0 | 18→50 | 5.77 |
2021年12月期 | 27.9→142.4 | 18→35 | 6.29 |
2020年12月期 | 27.7→61.3 | 18→23 | 5.12 |
2019年12月期 | 51.1 | 23 | 5.23 |
2018年12月期 | 23.4 | 18 | 4.79 |
2017年12月期 | -8.5 | 23記 | 4.38 |
2016年12月期 | 27.3 | 18 | 3.97 |
2015年12月期 | 27.9 | 18 | 3.95 |