この記事では、お茶製品や緑茶飲料の分野では国内最大手の会社である[2593]伊藤園の優先株式として東京証券取引所に上場している[25935]伊藤園第1種優先株式のひとくちコメント並びに株主優待、株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。
目次
[25935]伊藤園第1種優先株式 優先株式の紹介
優先株式 | 普通株式 | |
---|---|---|
銘柄コード | 25935 | 2593 |
議決権 | 基本的にはなし | あり |
配当 | 優先配当(普通配当の25%増し) | 普通配当 |
単元株 | 100株 | 100株 |
株主優待 | あり | あり |
国内株式としては珍しい優先株式の上場を行なっている[25935]伊藤園第1種優先株式。基本的に、優先株式というのは議決権がなく、配当金が普通株式に比べて多いというのが定番の特徴となっています。[25935]伊藤園第1種優先株式の場合も、上記でご紹介しているように議決権がなく、配当金が普通株式の25%増しとなっていますね。
また、国内の優先株らしい特徴の1つとしては普通株式でも優先株式でも優待の内容は変わらないという点です。この記事を執筆している2020年1月時点では、普通株式と優先株式の株価が倍以上違っていますので、利回り面を重視して投資するという方であれば、優先株式の一択ということになりますね。
[25935]伊藤園第1種優先株式 業種別の売り上げの内訳
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[25935]伊藤園第1種優先株式 ひとくちコメントとQ&A
その優待と、そこそこの配当利回りに期待してい保有している[25935]伊藤園第1種優先株式。2020年現在では株価が普通株式の半分程度なのに、配当水準は1.25倍もありますので、議決権にこだわらないという方であればお得感は実質倍以上ということになりますね。おそらく、個人投資家の多くの方は議決権はなくても良いと考えているのではないでしょうか?
[25935]伊藤園第1種優先株式 たっちゃん独自レーティング
★★☆☆☆(2020年1月19日現在)
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね
- ★★★★★:含み損益上位20%まで
- ★★★★☆:含み損益上位40%まで
- ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
- ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
- ★☆☆☆☆:含み損益下位20%
となるように計算したものです。たっちゃんの[25935]伊藤園第1種優先株式の購入単価は1,913円となっています。ポートフォリオに組み入れて以降、優先株式の方の株価はまったり推移であり、レーティングは★★☆☆☆となります。
[25935]伊藤園第1種優先株式 10年間の株価推移
ここでは[25935]伊藤園第1種優先株式の10年チャート(上)と[2593]伊藤園普通株式の10年チャート(下)をご紹介します。10年単位で見ると、2013年ごろまではそれほど大きな値動きの差ではなかったのですが、それ以降は普通株式と優先株式との差は広がる一方ですよね。こういう値動きの時、どちらを買いたくなるかというのは個々の性格があらわれそうですよね。
[25935]伊藤園第1種優先株式 株主優待制度(年1回4月)
優待内容1 | 自社製品(緑茶・ジュース等) |
100株以上 | 1,500円相当 |
1,000株以上 | 3,000円相当 |
優待内容2 | 自社通信販売製品割引 |
100株以上 | 30%オフ |
1,000株以上 | 50%オフ |
[25935]伊藤園第1種優先株式 2017年4月権利確定分 株主優待紹介日記
[2593]伊藤園 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 51.24倍 |
PBR | 4.75倍 |
ROE | 9.9% |
予想配当利回り(普通株) | 0.67% |
予想配当利回り(優先株) | 2.40% |
最終データ更新日 | 2020年5月5日 |
EPS(円) | 普通株配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
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2020年4月期(予想) | 117.1 | 40 | - |
2019年4月期 | 156.9→116.0 | 40 | 0.72 |
2018年4月期 | 161.4→99.8 | 40 | 0.96 |
2017年4月期 | 108.8 | 40 | 0.99 |
2016年4月期 | 67.4 | 40 | 1.19 |
2015年4月期 | 56.6 | 40 | 1.61 |
2014年4月期 | 95.8 | 39 | 1.78 |
2013年4月期 | 88.6 | 38 | 1.62 |