今回の記事では、国内のお茶製品・緑茶飲料の業界ではNo.1の[25935]伊藤園第1種優先株式をご紹介します。
普通株式である[2593]伊藤園とは別の銘柄として上場している[25935]伊藤園第1種優先株式。その両銘柄の違いは下記の銘柄紹介ページをご覧いただくとしまして、
配当利回りが倍以上高い[25935]伊藤園第1種優先株式は、一見お得なように思えるのですが、同社の株主生活3年間を振り返ると、実は配当利回りの低い[2593]伊藤園に投資していた方がパフォーマンスが良かったんですよね。これから先はどうなるかわからないので、[2593]伊藤園の普通株の方が投資対象として良いとは言い切れないんですけどね。
目次
[25935]伊藤園第1種優先株式 2018年4月期以降の受取配当金
保有株数 | 1株配当(円) | 今回の税引後配当金(円) | 税引後の累計配当金(円) | |
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2020年4月期 中間 | 300 | 25 | 6,104 | 24,416 |
2019年4月期 期末 | 300 | 25 | 6,104 | 18,312 |
2019年4月期 中間 | 300 | 25 | 6,104 | 12,208 |
2018年4月期 期末 | 300 | 25 | 6,104 | 6,104 |
[25935]伊藤園第1種優先株式 2020年4月期中間配当金
- 保有株数:300株(3名義)
- 1株配当:25円
- 税引後受取配当金:6,104円
[25935]伊藤園第1種優先株式 お〜いお茶 濃い茶がリニューアルしました
さて、今回は[25935]伊藤園第1種優先株式の中間報告書から、同社のロングセラー商品の1つである伊藤園 お〜いお茶 濃い茶をご紹介することにしたいと思います。
もともと、普通の濃いお茶として販売されていた商品ですが、2015年4月から導入された「機能性表示食品」の制度を利用して「実は!体脂肪を減らす」という商品としてリニューアルされたものです。
この系統の制度としては「特定保健用食品(トクホ)」が有名ですよね。気になって調べてみると、トクホの方が審査がかなり厳しく、認可がされるまでにかなりの時間がかかるということなので、両方の制度を利用している同じような効能の食品が並んでいるのであれば、「特定保健用食品(トクホ)」の方を選んだ方が良いのではないかと思います。
とはいえ、一般的にはそこまでの区別ができている消費者はそこまで多くないものと思われます。ということで、「機能性表示食品」でも一般消費者に訴えかけるには十分ではないかと思いますね。
とはいえ、私自身は「機能性表示食品」と「特定保健用食品(トクホ)」の違いを知ってしまったので、今愛飲している「特定保健用食品(トクホ)」のサントリー伊右衛門特茶から乗り換えることはないと思います。
[25935]伊藤園第1種優先株式 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 51.24倍 |
PBR | 4.75倍 |
ROE | 9.9% |
予想配当利回り(普通株) | 0.67% |
予想配当利回り(優先株) | 2.40% |
最終データ更新日 | 2020年5月5日 |
EPS(円) | 普通株配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
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2020年4月期(予想) | 117.1 | 40 | - |
2019年4月期 | 156.9→116.0 | 40 | 0.72 |
2018年4月期 | 161.4→99.8 | 40 | 0.96 |
2017年4月期 | 108.8 | 40 | 0.99 |
2016年4月期 | 67.4 | 40 | 1.19 |
2015年4月期 | 56.6 | 40 | 1.61 |
2014年4月期 | 95.8 | 39 | 1.78 |
2013年4月期 | 88.6 | 38 | 1.62 |