この記事では、独立系のシステム会社で、高配当銘柄の[3817]SRAHDのひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。2022年3月期の配当水準は8年前の40円から120円と3倍を予定しており、株価がかなり上昇する中でもそれなりの配当利回りをキープしています。
目次
[3817]SRAHD 事業内容の紹介
SRAHD[3817]は、システムの開発と運用を請け負い、また販売も行っている会社です。国内の上場会社で大手のシステム会社は、バックに大手電機や商社などがついている会社が少なくないのですが、[3817]SRAHDはそういった企業のバックアップを受けていない独立系の会社ということになりますね。独立系の場合、安定した受注先は確保しにくいというイメージがあるのですが、逆に独立系が故に特定の企業のハードウェアなどにとらわれない自由な発想でシステムを構築できるという利点もあると思います。
[3817]SRAHD セグメント別の販売実績 構成(2020年3月期)
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[3817]SRAHD ひとくちコメントとQ&A
元々ネット通販の店長をしていたのに、今でもパソコンやITが苦手だと自負している私たっちゃん。こういうブログをやっているんだったら、十分にITに詳しいんじゃないの?とツッコミされる事もあるのですが、それはさておきSRAHD[3817]のようなシステム開発・保守事業は既に社会のインフラの一部となっていると思うのです。
さすがに、電気やガスと一緒とは言いませんけれども、大規模な企業を適切に運営するにはITシステムは欠かせないものだと思うんですよね。特に、同社の強みとする金融系のシステムではその傾向は強いのではないでしょうか。
[3817]SRAHD たっちゃん独自レーティング
★★★★★(2021年6月11日現在)
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね
- ★★★★★:含み損益上位20%まで
- ★★★★☆:含み損益上位40%まで
- ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
- ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
- ★☆☆☆☆:含み損益下位20%
となるように計算したものです。たっちゃんの[3817]SRAHDの購入単価は1,274円となっています。[3817]SRAHDはたっちゃんが現状保有している銘柄の中で成績上位争いですので、文句なしの★★★★★ということになりますね。ちなみに、もともとの購入単価は704円でしたが、2020年の久しぶりの買い増しで購入単価が一気に上昇しました。
[3817]SRAHD 過去1年間&10年間の株価推移
下のデータを見るとわかるように最近は増配傾向となっている[3817]SRAHD。2012年と比べると株価は前述の通り大きく上昇しています。10年チャートで見ると2018年1月ごろまでは右肩上がりとなっていますが、それ以降はやや調整しました。2018年3月期以降、業績が停滞し、配当も110円で停滞したので仕方ない調整かもしれません。なお、2021年3月期は久しぶりに110→120円への増配となりました。今後、久しぶりの4,000円台チャレンジもあり得るかもしれませんね。
[3817]SRAHD 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 11.16倍 |
PBR | 1.55倍 |
ROE | 15.0% |
予想配当利回り | 4.33% |
最終データ更新日 | 2023年6月14日 |
EPS(円) | 配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
---|---|---|---|
2024年3月期(予想) | 289.9 | 140 | - |
2023年3月期 | 267.5→352.2→71.1 | 130→140 | 4.80 |
2022年3月期 | 251.3→271.5→290.0 | 120→130 | 4.68 |
2021年3月期 | 255.3→249.1 | 110→120 | 4.43 |
2020年3月期 | 68.9→△49.7 | 110 | 5.15 |
2019年3月期 | 164.1 | 110 | 4.46 |
2018年3月期 | 168.1 | 110 記 | 3.60 |
2017年3月期 | 218.0 | 90 | 3.06 |
2016年3月期 | 38.4(特損あり) | 70 | 2.70 |
2015年3月期 | 136.3 | 55 | 3.32 |
2014年3月期 | 168.1 | 40 | 2.89 |
2013年3月期 | 128.0 | 45特 | 4.27 |
2012年3月期 | 91.2 | 40 | 4.15 |