三井物産[8031]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

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この記事では、天下の大手総合商社の一角であり、会社の名前自体はほとんどの方がご存知ではないかと思われる[8031]三井物産のひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。

以前の[8031]三井物産は配当性向25%~30%程度を目処としておりまして、業績が減速してしまえばその都度減配されていたように思います。その度に当ブログでは一喜一憂しておりましたが、この10年は2013年3月期、2017年3月期の2回しか減配が行われていません。今後もそう簡単には減配は行わないのかもしれませんね。




[8031]三井物産 事業内容の紹介

8031三井物産トップページ画像

上記の画像は[8031]三井物産のトップページから引用

国内5大総合商社の一角である[8031]三井物産。配当金生活のブログの方では、年間PV数ランキングでトップ10以内に入る事もあるほど、私の保有株の中では人気の高配当銘柄ですね。総合商社だけあって、その業務内容はなんでもという印象がありますが、その中でも三井物産はエネルギー系、資源系に強いとされています。それだけあって、他の総合商社に比べると資源価格やエネルギー価格に業績が左右されやすいという傾向がありますね。

[8031]三井物産 事業の利益の構成(2021年3月期実績)

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[8031]三井物産 ひとくちコメントとQ&A

総合商社の中では三井物産[8031]だけに限った話という訳ではないのですが、総合商社につきものなのは『減配』ですよね。2016年9月の中間報告書では『配当額の安定性・継続性』という表現が登場するようになり、以前に比べると減配には消極的になっているように思えるのですが、それでも2017年3月期は前の期の64円配当から55円配当に減配されてしまいました。

ただ、2018年3月期は業績が好調であったことから、配当水準は70円まで回復、2019年3月期も引き続き堅調であることから80円への増配となりました。なお、2023年3月期までは下限配当を80円に設定しています。ちなみに、実際の配当は2021年3月期に85円、2022年3月期(予想)は90円と下限を上回っていますね。

読者代表
最近の[8031]三井物産は最低配当ラインを設定しているんですね。
たっちゃん
そうですね。2023年3月期までの中期経営計画中は年間配当金1株あたり80円の最低ラインを設定しています。新型コロナウイルスの感染拡大による事業環境の変化の中でも80円の配当を維持してくれるというのはありがたいですね。こういう時はあっさり減配して、泣きながらナンピンというのも[8031]三井物産の株主ライフらしい気もするのですが、今やそういう時代でもないのでかもしれませんね。



[8031]三井物産 たっちゃん独自レーティング

★★★★★(2021年8月15日時点)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[8031]三井物産の購入単価は1,420円となっています。配当金生活の初期から保有し続けているこの銘柄。長らく鳴かず飛ばずの推移が続きましたが、2021年についに2,000円を突破。その後も好調な推移で保有銘柄の中で上位の成績に躍り出ました。

[8031]三井物産 過去1年間&10年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

2016年3月期は最終赤字に陥ってしまった[8031]三井物産でしたが、その年を除くと最近は業績推移は比較的堅調であると言えます。また、株価推移がイマイチというのも同社の欠点だったのですが、2022年3月期の業績好調予想を受けて、同社らしからぬ絶好調な推移となっています。

[8031]三井物産 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

PER8.97倍
PBR1.29倍
ROE18.9%
予想配当利回り2.78%
最終データ更新日2023年6月28日
 EPS(円)配当金(円)期末配当利回り(%)
2023年4月期(予想)600.8150-
2023年3月期502.4→649.2→721.8120→130→1403.40
2022年3月期390.8→445.0→561.690→95→1053.16
2021年3月期106.5→199.380→854.13
2020年3月期258.9→226.1805.32
2019年3月期238.370→804.66
2018年3月期178.1→237.760→703.84
2017年3月期167.0553.41
2016年3月期-46.5644.94
2015年3月期171.0643.97
2014年3月期192.2594.04
2013年3月期168.7433.27
2012年3月期238.1554.05

[8031]三井物産 過去の受け取り配当金 まとめ

 保有株数1株配当(円)今回の税引後配当金(円)税引後の累計配当金(円)
2023年3月期 期末4007525,406179,538
2023年3月期 中間4006522,019154,132
2022年3月期 期末4006020,325132,113
2022年3月期 中間4004515,244111,788
2021年3月期 期末4004515,24496,544
2021年3月期 中間4004013,55081,300
2020年3月期 期末4004013,55067,750
2020年3月期 中間4004013,55054,200
2019年3月期 期末4004013,55040,650
2019年3月期 中間4004013,55027,100
2018年3月期 期末4004013,55013,550
名称各ネット証券のおすすめポイント
最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。