この記事は、浄水器、アルカリイオン整水器などを手がけている高配当株式で、地元・大阪銘柄としても贔屓にしている[6757]OSGコーポレーションの過去の受取配当金・事業報告書のまとめ記事です。2018年1月期以降の受取配当の報告、ならびに、過去の事業報告書で気になったネタを時系列でご紹介したいと思います。
なお、[6757]OSGコーポレーションの銘柄紹介は記事の長さの関係で別ページとしています。興味のある方は、合わせてご覧いただければと思います。
目次
[6757]OSGコーポレーション 過去の受け取り配当金 まとめ
保有株数 | 1株配当(円) | 今回の税引後配当金(円) | 税引後の累計配当金(円) | |
---|---|---|---|---|
2023年1月期 期末 | 230 | 40 | 7,792 | 45,988 |
2022年1月期 期末 | 230 | 40 | 7,792 | 38,196 |
2021年1月期 期末 | 230 | 35記 | 6,818 | 30,404 |
2020年1月期 期末 | 230(-100) | 35記 | 6,818 | 23,586 |
2019年1月期 期末 | 330 | 30 | 8,384 | 16,768 |
2018年1月期 期末 | 330 | 30 | 8,384 | 8,384 |
[6757]OSGコーポレーション 配当金受領報告と事業報告書
ジャスダック上場の小型株である[6757]OSGコーポレーション。私自身は配当金生活の初期の頃から投資を行っている会社なのですが、正直なところスクリーニングで同社のことが引っかかるまでは、同社のことを全く知りませんでした。
同社のような小型株にはありがちなことですが、毎日の出来高がかなり少ない傾向にありますので、成り行きで注文するととんでもない値段で約定してしまうかもしれない、ということには注意が必要ですね。100株や200株などの少ない株数であれば、比較的まともな値段で取引できると思うんですけどね。
[6757]OSGコーポレーション 2020年1月期 期末配当金
- 保有株数:230株
- 1株配当:35円
- 税引後受取配当金:6,818円
[6757]OSGコーポレーション 2019年1月期 期末配当金
- 保有株数:330株
- 1株配当:30円
- 税引後受取配当金:8,384円
[6757]OSGコーポレーション 中間決算までは良かったのに期末で大減速!?
さて、今回の[6757]OSGの期末決算からは、中間までまあまあ好調だったはずの業績が期末になって急に減速したことについて、ご紹介することにしたいと思います。
以上のような状況で推移した結果、当連結会計年度の売上高は6,466,199千円(同15.2%増)、営業利益 305,980千円(前年同期は279,570千円の営業損失)、経常利益は425,466千円(前年同期は263,334千円の経常損失)となりました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、中国経済の減速の影響を受け、現 地法人の収益が悪化したことにより、2016年に建設しました大型展示場「水蜜碼館」などへの投資137,615千円を 全額減損処理を行い特別損失として計上いたしましたので、90,362千円の当期純利益(前年同期は252,737千円の 親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。([6757]OSGコーポレーション IR資料から)
その主要な要因としては、上に挙げた上海の大型展示場「水蜜碼館」のなど中国事業での減損損失が挙げられます。「水蜜碼館」については、半年前の更新(下の段落で)同国での事業拡大に役立ってほしいものですなんて書いたのに、実はそのあとに全額減損処理がなされていたんですね。
それ自体は仕方ないことだとは思うのですが、その減損処理した「水蜜碼館」が、2019年1月期の期末報告書でよりによってここ現4カ年計画の取り組みの1番手に挙げられているんですよね。まあ、確かに過去に取り組んだことだとは思うのですが、減損処理するくらいの事業を1番手に挙げるのはどうなのかな?と思います。とはいえ、投資の失敗はよくあることなので、同社の配当政策が今のまま続く限りは、同社への投資をやめる理由とはなりませんけどね。
[6757]OSGコーポレーション 2019年1月期 中間期の事業報告書から
さて、今回の[6757]OSGコーポレーションの中間報告書からは、同社の2020年1月期を最終年度とする4カ年計画において取り組んだ内容の1つをご紹介したいと思います。
上記でご紹介しているのは、中国・上海にオープンした「水の展示場」ですね。広さは1,000平米程度ということなので、びっくりするほど広いわけではないのですが、自社の商品を宣伝するには十分な広さではないかと思います。中国で、お金に余裕がある人は「安全な水」にこだわりが強いのではないかと思います。同国での事業拡大に役立ってほしいものですね。
[6757]OSGコーポレーション 2018年1月期 期末配当金と事業報告書から
- 保有株数:330株
- 1株配当:30円
- 税引後受取配当金:8,384円
[6757]OSGコーポレーション 業務用商品 厨房名水アルカリ
今回は、[6757]OSGコーポレーションの事業報告書からではないのですが、同社の商材の1つである「厨房名水アルカリ」をご紹介したいと思います。この商品は、同社の産業用・業務用機器部門に属している商品ですね。私自身は料理に明るくないので、水が料理にもたらす影響はよくわかりませんが、お水が美味しい方が料理も美味しくなりそうだ、というのは直感的にはそう思いますよね。
ちなみに、こういう業務用の商品は通販では買えないというイメージがあったのですが、なぜか楽天でそのカードリッジを扱っているお店がありました。下のページによると、代えのカードリッジは16,700円くらいなんですね。どれくらいの期間持つかということは書いてありませんでしたが、交換頻度によっては意外に儲かるビジネスなのかもしれません。
[6757]OSGコーポレーション 銘柄解説ページ
[6757]OSGコーポレーション 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 15.66倍 |
PBR | 1.40倍 |
ROE | 9.4% |
予想配当利回り | 5.11% |
最終データ更新日 | 2023年5月2日 |
EPS(円) | 配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
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2022年1月期(予想) | 134.7 | 40 | - |
2021年1月期 | 70.6→115.5→125.1 | 35記 | 1.95 |
2020年1月期 | 60.2→62.3→56.4 | 35記 | 1.70 |
2019年1月期 | 45.5→64.4→18.5 | 30 | 4.06 |
2018年1月期 | 72.7→-51.1 | 30 | 3.46 |
2017年1月期 | 62.1 | 30 | 3.05 |
2016年1月期 | 54.1 | 25記 | 3.87 |
2015年1月期 | 34.4 | 18.2 | 3.51 |
2014年1月期 | 32.1 | 18.2 | 4.12 |
2013年1月期 | 34.5 | 18.2 | 4.75 |
2012年1月期 | 40.0 | 18.2 | 5.04 |