アルトリア・グループ[MO]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

MOアルトリアグループ銘柄紹介

この記事では、アメリカ国内ではNo.1のたばこメーカーであり、50年以上連続して増配記録を続けている高配当銘柄でもある[MO]アルトリア・グループのひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。




[MO]アルトリア・グループ 事業内容の紹介

MOアルトリア・グループトップページ画像

上記の画像は[MO]アルトリア・グループの公式ウェブサイトから引用

アルトリア・グループ[MO]は、米国内ではNo.1のタバコメーカーなのですが、国内ではその名前を聞いた事があるという方は少ないと思います。というのも、同社は米国外の事業をスピンオフした後の会社なので、基本的には米国内でしか事業を行っていないためなんですよね。

メインとするブランドがフィリップ・モリスなのに、昔スピンオフした米国外事業の会社が別に[PM]フィリップ・モリス・インターナショナルという会社として上場しているのは何ともややこしいですが、[MO]アルトリア・グループが米国内、[PM]フィリップ・モリス・インターナショナルが米国外と単純に覚えておけば良いのではないでしょうか。

[MO]アルトリア・グループ 主なたばこのブランド

  • マールボロ
  • ラーク
  • パーラメント
  • バージニア・スリム
  • ベーシック
  • その他米国フィリップ・モリスのサイトでは10銘柄紹介されています

[MO]アルトリア・グループ 地域別の売上高の構成

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[MO]アルトリア・グループ ひとくちコメントとQ&A

アルトリア・グループ[MO]は、米国No.1のたばこメーカーです。ただ、最近は世界的な健康志向の高まりによって従来のたばこ市場は、年平均で数%のペースで縮小するという意見があります。基本的には、たばこは価格設定が柔軟にできる商品だと思いますので、需要が縮小するとしてもある程度の利益を確保できるのではないかと考えています。

また、最近は電子タバコ・加熱式タバコなどの新しいタバコの需要が拡大してきていますよね。同社の範疇ではないのですが、国内ではフィリップ・モリス系のアイコスが席巻しているようですね。米国でもいずれこの系統のたばこが大ブレイクすることになるのでしょうか。

読者代表
[MO]アルトリア・グループはPFの初期の頃から保有しているそうですね
たっちゃん
その業績が景気の変動を受けにくいと思われる[MO]アルトリア・グループ。また、以前はパチンコやタバコなどの必要悪系の銘柄は、結果的に人気がなく高配当の傾向にあるのでは?という予想から、PFには元々この系統の銘柄を組み入れる傾向にありました。また、最近は超高配当状態が当たり前となってしまった同社も、2017年までの数年は株価絶好調であり、一時は配当利回りが3%前後にまで下落する場面がありました。今思うと、その時に一旦利益確定し、配当利回りが急上昇した今買い戻しするべきでしたね。
読者代表
[MO]アルトリア・グループは連続増配銘柄なのですね。
たっちゃん
[MO]アルトリア・グループは2019年現在で48年の連続増配企業となっています。もともと、配当性向80%程度を打ち出しているため、以前から配当性向が高い傾向にあり、今のペースの増配はちょっと危ういか?と思いつつも、実際は利益も着実に伸びているので結果的には堅実なペースでの増配となっていますね。今後も長期保有していると結果的に配当水準がめっちゃ高くなっていたという展開に期待したいところです。
読者代表
[PM]フィリップ・モリス・インターナショナルとの合併計画は破談になってしまいましたね。
たっちゃん
2019年秋にもともと1つの企業だった[MO]アルトリア・グループと、[PM]フィリップ・モリス・インターナショナルがまた合併する?という話題がありました。しかしながら、2019年10月時点ではこの合併は破談となってしまっていますね。その要因の1つとして、2019年10月3日の日本経済新聞に[MO]アルトリア・グループの出資している電子タバコのジュール・ラブズが米国の規制の影響を受けていることが挙げられていました。同社への出資は[MO]アルトリア・グループの懸念事項の1つとなってしまっていますね。




[MO]アルトリア・グループ たっちゃん独自レーティング

★★☆☆☆(2021年9月16日現在)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[MO]アルトリア・グループの購入単価は46.23$となっています。以前は50$台の購入単価でしたが、新型コロナウイルス相場で久しぶりに買い増し、購入単価が下がっています。

[MO]アルトリア・グループ 過去5年間の株価推移


※ 上記の株価チャートはヤフーファイナンスより

基本的には業績まったり・株価まったりという傾向に期待している[MO]アルトリア・グループ。同社のようなタバコ株は政策の影響を受けやすく、最近は世界各国でタバコ株受難の時が続いています。同社に限らずどこも超高配当株式化してしまっていますね。

2017年ごろの70$台の株価に再び戻ってくることはもうないような気がしますが、2020年ナンピン後の買値46.23$くらいは達成してほしいもの・・と思っていたら、2021年に入って久しぶりに50$をつける場面も見られていますね。

[MO]アルトリア・グループ 過去の受取配当金まとめ

 保有株数1株配当($)今回の税引後配当金($)今回の税引後配当金(円)税引後の累計配当金(円)
2023年10月2520.98188.4828,020399,208
2023年7月2520.94180.5425,554371,188
2023年4月2520.94181.4524,830345,634
2023年1月2520.94180.9423,957320,804
2022年10月2520.94180.8826,445296,847
2022年7月2520.90173.2723,780270,402
2022年4月2520.90173.4022,560246,622
2022年1月2520.90173.3822,193224,062
2021年10月2520.90173.3621,844201,869
2021年7月2520.86165.5318,237180,025
2021年4月2520.86165.5718,102161,788
2021年1月2520.86165.5817,030143,686
2020年10月2520.86165.3717,199126,656
2020年7月252(+110)0.84161.5517,143109,457
2020年4月1420.8491.109,77692,314
2020年1月1420.8491.1610,04582,538
2019年10月1420.8491.209,90572,493
2019年7月1420.8086.629,21762,588
2019年4月1420.8086.579,57253,371
2019年1月1420.8086.789,51243,799
2018年10月1420.8086.639,71834,287
2018年7月1420.7075.888,46124,569
2018年4月1420.7075.948,46716,108
2018年1月1420.6671.457,6417,641

[MO]アルトリア・グループ 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

PER11.45倍
PBR31.7倍
ROE262.1%
ベータ値0.66
予想配当利回り7.44%
最終データ更新日2021年9月16日
 EPS($)配当金($)期末配当利回り(%)
2020年12月期2.403.408.29
2019年12月期▲0.703.286.57
2018年12月期3.683.006.07
2017年12月期5.312.543.59
2016年12月期7.282.353.49
2015年12月期2.672.173.73
2014年12月期2.562.004.06
2013年12月期2.261.844.79
2012年12月期2.061.705.41
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最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。