デューク・エナジー[DUK]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

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この記事では、米国大手電力株の一角であり、その配当利回りは概ね4%以上をキープしている連続増配中の高配当銘柄でもある[DUK]デューク・エナジーのひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。




[DUK]デューク・エナジー 事業内容の紹介

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上記の画像は[DUK]デューク・エナジーのトップページから引用

全米最大級の電力企業である[DUK]デューク・エナジー。米国大手の他の電力株と同様に、電力事業とガス事業を両方とも経営しています。電力事業の供給世帯数は700万世帯台であり、供給している人口は2,400万人に達していますね。ガス事業の方は、2016年10月にピードモントナチュラルガスを傘下に加え、顧客数は一気に3倍の160万程度に達しました。

また、同社は元々米国内だけではなく、南米エリアにも進出していたのですが、米国内の事業に資源を集中するため、2016年12月までにブラジル・ペルー・チリなどの事業は全て他社に売却しました。なお、長期的な方針として「脱炭素方針」を掲げており、2050年までには正味二酸化炭素排出量0を目指しています。そのための技術革新を成し遂げつつ、なんとか利益水準もキープしてほしいところですね。

[DUK]デューク・エナジー 地域別の売上高の構成

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[DUK]デューク・エナジー 事業別の売上高の構成

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[DUK]デューク・エナジー ひとくちコメントとQ&A

米国を代表する電力株の1つである[DUK]デューク・エナジー。最近は連続増配記録も継続中でありまして、さらに株価の上げの方もそれほどではないことから、安定して配当利回りは4%前後〜5%前後の水準をキープしています。国内の電力株でも配当利回りが4%程度の銘柄はあるにはあるのですが、きちんと増益増配の上で4%の米国電力株との比較だと、やはり米国電力株の方に投資したくなりますね。

読者代表
私はちゃんと海外にも展開した方が良いと思うのですが、[DUK]デューク・エナジーの米国集中の選択はどう思いますか?
たっちゃん
日本であれば未だ電力需要は堅調とはいえ、既に人口減少時代に入っており、いずれは電力需要が頭打ちになる事が確実ではないかと思います。そういう日本の電力株は海外に進出して行った方が良いと思います。ただ、アメリカの場合は、日本とは異なり今でも人口増加社会です。そう思うと、国内の事業だけに集中していても単純に人口の増加で需要の増加となるため、日本に比べると国内に留まる事は悪い事ではないと思いますね。




[DUK]デューク・エナジー たっちゃん独自レーティング

★★★★☆(2021年4月26日時点)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[DUK]デューク・エナジーの購入単価は73.32$となっています。下記でご紹介するように、[DUK]デューク・エナジーは電力株らしくまったりした株価推移ではあるものの、2020年には含み損に転落してしまい評価★☆☆☆☆にまで転落する場面もありました。最近は株価が回復。荒れ相場においても、相対的に踏みとどまっており★★★★☆に上昇しています。

[DUK]デューク・エナジー 過去5年間の株価推移


※ 上記の株価チャートはヤフーファイナンスより

上記にご紹介している[DUK]デューク・エナジーの過去5年間の株価推移を見てみると、上がったり・下がったりを繰り返すマイペースな推移となっています。代表的な株価指数との連動性を示すベータ値は非常に小さく、同社のような会社をポートフォリオに組み入れる事で、ポートフォリオ全体の値動きをまったりとしてくれる効果があります。

とはいえ、そんな同社も2020年3月の株価下落局面では、一時直近の高値から3割以上株価が下落する場面がありました。同社くらいの手堅い企業であれば、そんな急落局面は絶好の買い時と言えるのかもしれませんね。

[DUK]デューク・エナジー 過去の受取配当金のまとめ

 保有株数1株配当($)今回の税引後配当金($)今回の税引後配当金(円)税引後の累計配当金(円)
2023年9月1321.025103.2715,257264,748
2023年6月1321.005101.4614,405249,491
2023年3月1321.005101.2913,527235,086
2022年12月1321.005101.0513,766221,559
2022年9月1321.005101.2714,510207,793
2022年6月1320.98599.1013,204193,283
2022年3月1320.98599.2012,897180,079
2021年12月1320.98599.3511,822167,182
2021年9月1320.98599.3011,321155,360
2021年6月1320.96597.3610,787144,039
2021年3月1320.96597.2510,528133,252
2020年12月1320.96597.229,988122,724
2020年9月1320.96597.2210,199112,736
2020年6月1320.94595.1610,119102,537
2020年3月1320.94595.1910,33292,418
2019年12月1320.94595.2610,42082,086
2019年9月1320.94595.2310,29671,666
2019年6月1320.927593.4710,09561,370
2019年3月1320.927593.4310,46751,275
2018年12月1320.927593.3810,36640,808
2018年9月1320.927593.4310,55830,442
2018年6月1320.8989.649,99519,884
2018年3月1320.8989.659,8899,889

[DUK]デューク・エナジー 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

PER19.21倍
PBR1.66倍
ROE8.3%
ベータ値0.24
予想配当利回り3.87%
最終データ更新日2021年1月26日
 EPS($)配当金($)期末配当利回り(%)
2020年12月期1.723.824.17
2019年12月期5.063.754.11
2018年12月期3.763.644.26
2017年12月期4.363.494.25
2016年12月期3.123.364.33
2015年12月期4.063.244.54
2014年12月期2.663.153.77
2013年12月期3.753.094.48
2012年12月期3.063.034.75
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最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。