この記事では、石油化学系の各種プラントについてメンテナンス工事や、エンジニアリングサービスを行っている会社で、2013年3月期以降は最低でも1株=30円の普通配当を維持していることから、結果的に高配当株式水準をキープしている銘柄である[6379]新興プランテックのひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。
目次
[6379]新興プランテック 事業内容の紹介
石油化学系などの各種プラントの日常のメンテナンスと修繕工事などのエンジニアリングを主な業務内容としている[6379]新興プランテック。特に石油プラントと製油所関係の工事が柱となっています。基本的には『メンテナンス工事』『修繕工事』といった系統の工事は、新規開発に比べるとその需要が安定しているというのが私の考え方です。そのため、新規でプラントを開発するような会社よりは、[6379]新興プランテックのような会社に投資を行いたいですね。
[6379]新興プランテック 事業別の売上高の構成
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[6379]新興プランテック 工事種類別の売上高の構成
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[6379]新興プランテック ひとくちコメントとQ&A
新興プランテック[6379]のメインなっている顧客は、いわゆるエネルギー系の会社たちです。その中でも、JX系の仕事と東燃ゼネラル系の仕事が多いということなのですが、これを安定した受注先と捉えるか、特定の会社に頼る構図はちょっと不安だと考えるのは意見が分かれるところでしょうか。
[6379]新興プランテック たっちゃん独自レーティング
★★★★★(2019年6月28日現在)
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね
- ★★★★★:含み損益上位20%まで
- ★★★★☆:含み損益上位40%まで
- ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
- ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
- ★☆☆☆☆:含み損益下位20%
となるように計算したものです。たっちゃんの[6379]新興プランテックの購入単価は717円となっています。2016年には含み損に転落してしまう場面もあった同社ですが、最近は持ち直してきておりレーティングも上昇していますね。
[6379]新興プランテック 過去1年間&10年間の株価推移
2006年~2008年ごろの一時期の絶好調期を除くと、株価はヨコヨコ圏での推移を続けている[6379]新興プランテック。30円配当を下限とすることが予想されるものの、配当性向40%を厳密に適用し、2018年3月期は39円配当で着地し、2019年3月期は33円配当と忙しい配当推移となっている同社。株価もまあまあ忙しい値動きとなっていますね。
[6379]新興プランテック 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 14.27倍 |
PBR | 1.24倍 |
ROE | 11.4% |
予想配当利回り | 3.16% |
最終データ更新日 | 2019年6月28日 |
EPS(円) | 配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
---|---|---|---|
2020年3月期(予想) | 88.6 | 40 | - |
2019年3月期 | 77.7→103.8→113.0 | 32→42→46 | 4.07 |
2018年3月期 | 64.8→75.6→96.3 | 30→39 | 4.08 |
2017年3月期 | 102.7 | 42 特 | 4.96 |
2016年3月期 | 84.3 | 30 | 3.50 |
2015年3月期 | 65.0 | 30 | 3.39 |
2014年3月期 | 55.0 | 30 | 3.75 |
2013年3月期 | 63.8 | 30 | 4.09 |
2012年3月期 | 90.7 | 25 | 3.55 |