新興プランテック[6379]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

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この記事では、石油化学系の各種プラントについてメンテナンス工事や、エンジニアリングサービスを行っている会社で、2013年3月期以降は最低でも1株=30円の普通配当を維持していることから、結果的に高配当株式水準をキープしている銘柄である[6379]新興プランテックのひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。




[6379]新興プランテック 事業内容の紹介

6379新興プランテックトップページ画像

上記の画像は[6379]新興プランテックのトップページから引用

石油化学系などの各種プラントの日常のメンテナンスと修繕工事などのエンジニアリングを主な業務内容としている[6379]新興プランテック。特に石油プラントと製油所関係の工事が柱となっています。基本的には『メンテナンス工事』『修繕工事』といった系統の工事は、新規開発に比べるとその需要が安定しているというのが私の考え方です。そのため、新規でプラントを開発するような会社よりは、[6379]新興プランテックのような会社に投資を行いたいですね。

[6379]新興プランテック 事業別の売上高の構成

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[6379]新興プランテック 工事種類別の売上高の構成

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[6379]新興プランテック ひとくちコメントとQ&A

新興プランテック[6379]のメインなっている顧客は、いわゆるエネルギー系の会社たちです。その中でも、JX系の仕事と東燃ゼネラル系の仕事が多いということなのですが、これを安定した受注先と捉えるか、特定の会社に頼る構図はちょっと不安だと考えるのは意見が分かれるところでしょうか。

読者代表
私は特定の会社に頼る構図はやはり不安に思えてなりません。
たっちゃん
確かに、そん考え方も一理はあると思います。ただ、[6379]新興プランテックの場合は、筆頭株主自体が[5020]JXホールディングスとなっているんですよね。筆頭株主の会社が自社の資本が入っている所を優先して工事を任せるというのは極自然な事だと思いますし、主な受注先の中でもJX系は安定なのではないかと思います。
読者代表
資本関係の事を思うと一見安定してそうですが、それでもJX自体の好不調に左右されるのでは?
たっちゃん
それについては、おっしゃるとおりです。としか言いようがありませんね。今期、2017年3月期は定期修理工事が想定以上となって業績が好調だったようですが、来期以降は製油所の統廃合を考えているらしく、将来的には上の方で『安定受注先』として述べていたはずのJX系のお仕事も減ってしまうのかもしれません。ただ、1株30円の配当を継続するには、多少業績が減速しても全然問題ないレベルなので、当面は気にしないこととしたいと思っています。
読者代表
配当性向の目標が40%以上に引き上げられましたね
たっちゃん
もともと、[6379]新興プランテックの配当性向の目標は30%以上となっていましたが、2017年3月期の事業報告書に、今後は40%以上の配当性向を目安とすると記載がされていました。実際は、30円の安定配当を継続する方が優先となっており、もともと5割前後以上の配当性向の年が多かったため、最低30円の安定配当傾向という方針は今後も大きくは変わらないのではないかと思います。なお、2018年3月期は業績好調のため39円配当で着地。2019年3月期も期首時点では32円配当の予想だったのですが、結局は業績上方修正で46円配当となりました。

[6379]新興プランテック たっちゃん独自レーティング

★★★★★(2019年6月28日現在)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[6379]新興プランテックの購入単価は717円となっています。2016年には含み損に転落してしまう場面もあった同社ですが、最近は持ち直してきておりレーティングも上昇していますね。

[6379]新興プランテック 過去1年間&10年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

2006年~2008年ごろの一時期の絶好調期を除くと、株価はヨコヨコ圏での推移を続けている[6379]新興プランテック。30円配当を下限とすることが予想されるものの、配当性向40%を厳密に適用し、2018年3月期は39円配当で着地し、2019年3月期は33円配当と忙しい配当推移となっている同社。株価もまあまあ忙しい値動きとなっていますね。

[6379]新興プランテック 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

新興プランテック[6379] 配当金受領日記と事業報告書のまとめ

2019.01.09
PER14.27倍
PBR1.24倍
ROE11.4%
予想配当利回り3.16%
最終データ更新日2019年6月28日
 EPS(円)配当金(円)期末配当利回り(%)
2020年3月期(予想)88.640-
2019年3月期77.7→103.8→113.032→42→464.07
2018年3月期64.8→75.6→96.330→394.08
2017年3月期102.742 特4.96
2016年3月期84.3303.50
2015年3月期65.0303.39
2014年3月期55.0303.75
2013年3月期63.8304.09
2012年3月期90.7253.55
名称各ネット証券のおすすめポイント
最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。