オーデリック[6889]の事業内容・業績と株価と配当金の推移

6889オーデリックアイキャッチ画像

この記事ではジャスダック上場の銘柄で、住宅用照明器具、その中でも最近はLED照明の分野で業績を少しずつ伸ばしている会社であるものの、株価がそれほど伸びないため高配当株式水準をキープし続けている[6889]オーデリックのひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介したいと思います。

読者代表
[6889]オーデリックはたっちゃんさんのお気に入りの銘柄だったそうですが、上場廃止になってしまう見込みなんですね。
たっちゃん
そうですね。2020年2月4日の取引終了後に、株式非公開化を目指すMBOの実施が発表されました。3,000円前後で同社の株式を買っているので、6,150円をTOB価格とするMBOは喜ばしい限りなのですが、それでも地味銘柄の代表格として個人的に推してきた銘柄にもう投資できなくなると思うと、ちょっと残念ですね。




[6889]オーデリック 事業内容の紹介

6889オーデリックトップページ画像

上記の画像は[6889]オーデリックのトップページから引用

住宅用の照明の分野では国内大手となっている[6889]オーデリック。同社の得意とするLED照明は一時期な同社の業績の大躍進の立役者となったものの、最近は国内大手家電メーカーも参入して来ており、価格競争は激しくなっていますね。ただ、最近はデザイン性を強化した機種を追加するなどして、他社と差別化をはかっています。デザイン性を強化した機種の紹介は、事業報告書でも行われていますね。

[6889]オーデリック 参考商品:オシャレなブラケットライト

[6889]オーデリック 商品別の売上高の構成

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[6889]オーデリック ひとくちコメントとQ&A

LED照明の大ブレイクにより、2013年頃に一気に業績を伸ばし2年間で売上高4倍、配当も4倍という過去があった[6889]オーデリック。下記でご紹介している株価チャートを見ると、どこで業績がブレイクしたのか、非常に分かりやすいと思います。その後、他社も続々と参入して来たため急成長は止まり、同社も一発屋に終わってしまうのかと思いきや、業績は踏みとどまってた事から、2014年はじめにポートフォリオに組み入れました。

読者代表
[6889]オーデリックは最近増配を再開していますね。
たっちゃん
2012年3月期から2014年3月期にかけて、一気に配当水準を4倍に引き上げた同社。その後、業績は停滞気味だったので、一旦増配記録はストップしましたが、2016年3月期以降は増配を再開しています。今期、2020年3月期も170円から180円に増配がなされる見込みとなっていますね。
読者代表
こんなに安定した業績なのに一発屋とは失礼ではないですか?
たっちゃん
最初、同社の株式を購入した時は一発屋だと思っていたのは間違いない事です。そのため、最低単位の100株しか購入しなかったんですよね。ただ、その後の同社の業績の堅調さをみると、一発屋の判断は誤りだったように思います。最近はライバルが多いので、急成長はないと思いますが『LEDのオーデリック』というブランドはある程度は浸透しているんでしょうね。
読者代表
たっちゃんの家の照明も[6889]オーデリックなんですよね。
たっちゃん
以前は、自宅の照明のブランドまで気にする事はなかったのですが、せっかく株主になった訳なんですから新居を購入した時は全て[6889]オーデリックの照明で揃えました。細かく明るさや色合いを調整できるLED照明は、同社らしい高機能なものだと思いますね。




[6889]オーデリック たっちゃん独自レーティング

★★★☆☆(2020月2月5日現在)

独自レーティングの補足説明
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね

  1. ★★★★★:含み損益上位20%まで
  2. ★★★★☆:含み損益上位40%まで
  3. ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
  4. ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
  5. ★☆☆☆☆:含み損益下位20%

となるように計算したものです。たっちゃんの[6889]オーデリックの購入単価は2,957円となっています。LED照明の普及時のように、急成長するというイメージではなくなりましたが、なんとも私好みの堅実な銘柄となりました。業績推移が地味なので、株価の伸び方も地味ではありますが、保有している銘柄の中では平均的な★★★☆☆評価(MBO発表前)となります。

[6889]オーデリック 過去1年間&10年間の株価推移

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

※ チャートはヤフーファイナンスから引用

LED照明で先行し大ブレイクした[6889]オーデリック。株価推移も大ブレイク以前とそれ以降では全く別ものととらえてしまって良さそうですね。今後は、相場が盛り上がっていた2013年の5,770円を超えられるかが焦点となるかと思います。2017年の秋ごろにこの水準まで届こうかという勢いはありましたが、結局その時の天井は5,250円でした。惜しかったですね。

なお、2020年2月4日にTOB価格6,150円による経営陣のMBOが発表されたので、今後、上場廃止まではその水準近辺での株価推移が続くものと思います。

[6889]オーデリック 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標

オーデリック[6889] 配当金受領日記と事業報告書のまとめ

2018.12.08
PER7.65倍
PBR0.77倍
ROE10.5%
予想配当利回り4.17%
最終データ更新日2019年12月16日
 EPS(円)配当金(円)期末配当利回り(%)
2020年3月期(予想)564.4180-
2019年3月期581.0→549.61704.43
2018年3月期573.8→524.6→544.41503.39
2017年3月期578.61403.51
2016年3月期511.51303.71
2015年3月期445.51003.14
2014年3月期460.01003.62
2013年3月期254.4501.41
2012年3月期196.1252.23
名称各ネット証券のおすすめポイント
最終更新日2021年1月27日
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ABOUTこの記事をかいた人

起業して貯めた資金を元手に2009年から配当金と株主優待で生活をしています。国内外高配当株式と株主優待銘柄、各種ETFなどの保有銘柄の解説、株主優待の利用記録、その他マネー、マイレージ、クレジットカード、FXの関連情報をご紹介。