この記事ではジャスダック上場の銘柄で、パチンコ向けの広告代理店として有名で、かつ以前から一貫して高配当銘柄でもある[2411]ゲンダイエージェンシーのひとくちコメント並びに株価推移、事業内容、業績推移、配当金の推移をご紹介することにしたいと思います。
目次
[2411]ゲンダイエージェンシー 事業内容の紹介
パチンコ向けの広告をメインの事業とする[2411]ゲンダイエージェンシー。パチンコ業界自体が元気がどうかはさておき、パチンコに関する広告の分野の中では、国内でNo.1のシェアを誇っています。広告というと、総合系の広告代理店を思い浮かべる方が多いと思うのですが、同社のような特化型の広告代理店はパチンコのような特殊な業界においては強みを発揮すると思うんですよね。
[2411]ゲンダイエージェンシー 事業別の売上高の構成
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[2411]ゲンダイエージェンシー ひとくちコメントとQ&A
以前から必要悪系のパチンコ業界の中で、高収益・高配当の広告銘柄として注目していた[2411]ゲンダイエージェンシー。以前の同社の事業報告書によると、営業利益率10%以上、ROE30%以上を目標としていたのですが、業績の悪化した2018年3月期は営業利益率5%台、ROE9%台まで落ち込んでしまいました。その後、2020年3月期には黒字スレスレというところまで業績が悪化しています。
[2411]ゲンダイエージェンシー たっちゃん独自レーティング
★★☆☆☆(2020年8月11日時点)
このレーティングはたっちゃんの保有する全銘柄の中で概ね
- ★★★★★:含み損益上位20%まで
- ★★★★☆:含み損益上位40%まで
- ★★★☆☆:含み損益上位60%まで
- ★★☆☆☆:含み損益上位80%まで
- ★☆☆☆☆:含み損益下位20%
となるように計算したものです。たっちゃんの[2411]ゲンダイエージェンシーの購入単価は453円となっています。すでに売却してしまっている銘柄ですが、継続して保有していたとしても当然の★☆☆☆☆評価です。
[2411]ゲンダイエージェンシー 過去1年間&10年間の株価推移
残念ながら2017年3月期の以降の業績はそれまでに比べると減速してしまっている[2411]ゲンダイエージェンシー。最近の業績が伸び悩んでしまっているので、2013年以降は一進一退の株価推移となっています。最近のパチンコ業界だけを見ると、今後も厳しい予感がしますが、必ずしもパチンコだけにこだわらない経営姿勢であることから、どこかで挽回できるものと信じたいですね。
[2411]ゲンダイエージェンシー 1株あたり純利益・配当金の推移と主要指標
PER | 赤字予想 |
PBR | 0.78倍 |
ROE | 赤字予想 |
予想配当利回り | 7.38% |
最終データ更新日 | 2020年8月11日 |
EPS(円) | 配当金(円) | 期末配当利回り(%) | |
---|---|---|---|
2021年3月期(予想) | △43.2 | 20(?) | - |
2020年3月期 | 20.6→10.6→2.1 | 25 | 8.83 |
2019年3月期 | 34.6→28.9 | 25 | 5.30 |
2018年3月期 | 47.8→39.9→33.5 | 25 | 4.57 |
2017年3月期 | 54.5 | 25 | 4.03 |
2016年3月期 | 31.2 | 30 | 5.32 |
2015年3月期 | 51.1 | 30 | 4.32 |
2014年3月期 | 62.1 | 28 | 4.72 |
2013年3月期 | 62.4 | 27.5 | 4.55 |
2012年3月期 | 63.2 | 20 | 5.20 |
[2411]ゲンダイエージェンシー 過去の受け取り配当金 まとめ
保有株数 | 1株配当(円) | 今回の税引後配当金(円) | 税引後の累計配当金(円) | |
---|---|---|---|---|
2020年3月期 期末 | 600 | 13 | 6,606 | 38,112 |
2020年3月期 期末 | 600 | 12 | 6,098 | 31,506 |
2019年3月期 期末 | 600 | 13 | 6,606 | 25,408 |
2019年3月期 中間 | 600 | 12 | 6,098 | 18,802 |
2018年3月期 期末 | 600 | 13 | 6,606 | 12,704 |
2018年3月期 中間 | 600 | 12 | 6,098 | 6,098 |