今回の記事では、配当金生活のたっちゃんが、2020年4月10日に売買した銘柄たちをご紹介することにしたいと思います。今回は、2020年の11回目の売買となります。
2020年中に売買した銘柄は別のページでご紹介しています。興味のある方は、そちらも合わせてご覧いただければと思います。
目次
配当金生活のポートフォリオ こういうときに売買を行います
たっちゃんの配当金生活は基本的には長期投資をモットーとしていますので、日々の取引回数はあまり多くありません。それでも、下記の投資ルールに定めているようなポートフォリオのリバランスをする必要が生じた時と、優待変更・増減配などでどうしても売買したい銘柄がある時は売買しています。
また、配当金生活のポートフォリオは金融資産に一定額(約2.3億円)しか投資しないことにしており、金融資産の時価がある程度上昇することに利益を確定し、逆に金融資産の時価がある程度下落することにナンピンを行なっています。
2020年の2月までは、このルールのせいで投資成績が伸び悩んでしまっている・・と思っていたのですが、コロナショックを経て見ると、今まで積極的に利益確定してきたおかげで、損失が幾分和らいでいると考えることもできますね。
2020年4月10日の売買 配当金生活の功労者?PFFを全部売却
新型コロナウイルスの影響が続き、2020年4月の相場も引き続き超大荒れの展開となってしまっています。そんな中、今週2020年4月7日には、国内株式・リートを売却して、債券を購入するリバランスを行いました。
たっちゃんの投資ルールとしては、一度売買すると基本的には1週間様子見をすることにしているのですが、そんな中、2020年4月9日FRBが低い格付けの社債までも購入することを決断。これをきっかけに低格付けの社債に投資するハイ・イールド債ETFはもちろんのこと、投資適格社債に投資する[LQD]iシェアーズ iBoxx USD投資適格社債 ETFなども大暴騰となりました。
そういう相場にあって、昨日爆上げした商品の中に、正確には社債ではなく、私のポートフォリオ上では「海外株式」として分類している[PFF]iシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETFがありました。
こちらの商品は優先株式というちょっと珍しい商品に投資するETFで、平時であれば値動きはまったり・分配は高めと配当金生活のぴったりの商品だったんですよね。
しかしながら、保有銘柄が金融系に偏っていることから、◯◯危機で相場が荒れ狂うことに大きく下げてしまいます。今回の新型コロナウイルスショックでも、一時52週高値から40%近く下落する場面がありました。
その後、急激に投資口価格は切り返し、2020年4月10日時点では相場は落ち着いているのですが「ほとんど値上がりが期待できないのに、下げにだけはきっちり付き合う性格」を持つ[PFF]iシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETFとは、この機会にお別れしようと思い、昨日の爆上げの場面で全部売ってしまいました。
iシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETF[PFF]は、結局13%程度の売却損が出てしまいましたが、10年保有して元本の60%以上の分配金をゲットしたので、投資としては悪くなく、配当金生活向きの銘柄ではあったという結論づけはしておきたいと思います。
iシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETF[PFF]売却の代わりに買ったのは、米国高配当株式ETF四天王(下記参照)です。今後も4ETFは同じくらいの時価になるように、購入・売却し続けたいと思います。その他、PFのバランスを整えるために、少しだけ売買を行い、計10銘柄の売買となりました。
2020年4月10日に売買した10銘柄
- 売:[PFF]iシェアーズ優先株式ETF:1,475口 → 0口
- 売:[1555]上場インデックス豪州リート:3,800口 → 2,900口
- 買:[DVY]iシェアーズ好配当株式ETF:307口 → 430口
- 買:[HDV]iシェアーズ・コア米国高配当株ETF:400口 → 480口
- 買:[SPYD]SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF:587口 → 1,040口
- 買:[VYM]バンガード米国高配当株式ETF:300口 → 430口
- 買:[AGG]iシェアーズ・コア 米国総合債券ETF:692口 → 772口
- 買:[1677]上場インデックス先進国債券:0口 → 10口
- 買:[3612]ワールド:100株 新規銘柄
- 買:[4517]ビオフェルミン製薬:200株 新規銘柄
2020年4月10日に売買した10銘柄 銘柄紹介記事
新規銘柄および最近新規でPF入りした銘柄は、初回の配当金・分配金を受け取った時に記事を作成しますので、まだ個別の記事がありません。何卒ご了承ください。